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【あがり症】人に話せば楽になる

あがり症の方のための、
人前で話す練習会(あがっていいとも!)を
主催しているロン毛です。


今回のテーマは、
「人に話せば楽になる」です。


先日、
改善のキッカケは仲間とつながったこと
という記事を投稿しました。


そこでも書きましたが、
自分の“あがり症”について話し、
人に聞いてもらうことは、いいことです。


今回は、“なぜいいことなのか?”について、
実体験をもとに書きたいと思います。

私の実体験エピソード


私は、職場の異動をキッカケに、
2019年から
人前で話す練習会に通いだしました。


通いだした初期の頃は、
それこそ、「あがり症」という言葉を
口にするのも恐怖するような酷い状態、、、


とはいえ、この練習会は
私のような悩みをもつ方が来られる場所です。
(失敗の許される安全な場所でもある)


そういったこともあり、
自分の言えそうな範囲で、
あがり症について話していくようにしました。


慣れないうちは、かなり強い不安の中、
話したと記憶しています。


人に話すことで、恐怖心が薄れてくる


練習会で、自分のあがり症について話し、
同じ悩みをもつ人に聞いてもらいます。


そうすることで、

「自分のあがり症は、
 実は、人に言ってもいいことやったんや」


「今まで、特別なことだと思っていたけど、
 そうじゃないんや」

と、実感することができました。


この、”実感する”ことが大切。


なんせ、疑いようのない“リアル”ですからね。


そして、これを日を変えて何度もやってみる。


なぜそうしたかというと、
自分の発した言葉は、自分が一番聞いていて、

話せば、話すほど、
「人に言ってもいいこと」だと、
自分に刷り込めると思ったから。



では、その結果どうなったか?



あがり症について話すことへの
抵抗感が徐々に減り、慣れてきました。


さらには、話せば話すほど、
思い出すのも嫌だった、あがり症に関する記憶が、
少しずつ無害化していくのを感じました。

(ある意味、記憶・思考に対しての
 エクスポージャー(暴露)だと思います)



だだ、私の人生を変えたトラウマ体験
会議室パニック事件)については、
なかなか人前で話すことが出来なかった。


その体験が、
あまりにも禍々(まがまが)しくて、
何年も記憶にフタをしていましたね。


結局、その体験を練習会で話せたのは、
そこに通い出してから約3年後になります。


裏返せば、3年後に人前で発表できた時が、
トラウマが成仏した瞬間のように感じています。

(これについては、
 また別記事で書きたいと思います)


“コントロール感”や”自信”を取り戻す


人前で、自分のあがり症について話せたことが、

“自分自身のコントロール感覚”や、
“自信”の回復につながりました。



どういうことかというと、

あがり症の方にとって、
あがり症であることは、
絶対に他者に知られてはならないこと。


だから、人前で冷静を装ったり、
人前で話す場面を避けたり、
あがり症だとバレないような行動をとる。


つまりは、あがり症に
自分の行動を操られている状態
です。


でも、そうではなくて、
自分の意思で、あがり症であることを話していく。


少し、表現を少し変えると、
あがり症に操られていた状態からの脱却。


話すことによって、自分自身の
コントロール感覚をよみがえらせる。


ちなみに、コントロール感覚があるとは、
自分の人生の舵取りが出来ているのと同じ。


自分で選択し、行動できていることに、
自信が持てますし、

そのことは、
自分を肯定することにもつながります。


仲間とつながることと、その注意点


私の経験を振り返っても、

自分の”あがり症”について
語れば語るほど症状は改善していきました。

(ただし、年単位の時間はかかった)


ということで、一人で悩んでおられる方は、
まずは仲間とつながってみてはどうでしょうか?



最後に、一つ注意喚起しておきます。


“仲間とつながる”と言っても、
一回数万円もするような
ぼったくりセミナーへ行ってはいけません。

以前投稿しましたが、
 私は過去に、そういったセミナーを
 受講したことがあります。

 そこでは、あがり症改善の本質ではない
 発声法・呼吸法等の練習をさせられ、
 お金をドブに捨てた経験があります



仲間とつながることのできる場所は、
割と安価で開催されていると思います。



是非、そういった、場所を選んでくださいね!


告知


あがり症・社交不安障害の方の
スピーチ練習会をやっています。


(開催予定日)
・7/14 オンライン
・7/28 オンライン


ご興味があれば、
下のリンクより応募して下さいね!


私の体験談が
皆さんのあがり症改善の
お役に立てれば幸いです。

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