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I et.al.
2021年5月31日 13:41
雨と光の間隙に 皐月しずかに去りてなお海風に春の 未練あり。鳥の呟き彼方此方に 木々の翠を駆け巡り山風に揺れる 木漏れ日のかげ。風のあなたの 遥かな丘へ白昼夢のごと 胸をひらいて。
2021年5月28日 13:22
もうすぐnoteを始めて一年。むかし作った短歌を今、見てもらいたいなと思いました。まだまだ下手ですが、丁寧に日常を観察して、想像して、言葉を尽くすことができればと思います。常温のミルクティー捨つシンクには春いちめんの人の群生蝶は翅と胴体と翅に分たれて道の端ゆく黒き葬列生きることは上を向くこと雛鳥の眼あたたかき曇天を指す ご感想・選評などなんでもお待ちしています。見ていただいてあり
2021年5月24日 14:20
海辺で、山際で、異国で、雲間に虹を探すのは至極当たり前のことだとおもう。君のちいさな手は歩きながらも常に虹を描き、その奔放な軌道に光が収斂する。それは一瞬のことだったけれど、ぼくに一種の啓示をもたらす。人間はたくさんの光に編まれた虹だったのかもしれない。色とりどりの塩基対の織りなす、光の錯視。魅力的な極彩色のカーブとして人間として形象をなしている、君。 僕が探している虹は果たして過去に見たも