見出し画像

vol.16 一生使える見やすい資料のデザイン入門

おはようございます!

最近、パソコンのトラブルと悪戦苦闘しています。ITリテラシーの低さを痛感し、勉強しなくてはと感じているShunです。

先日、私がフォローしているタチサラさんがおススメの本を紹介している記事を読みました。

タチサラさんは日頃からとても学びや気付きのある情報を発信されています。そんなタチサラさんがデザインの本について紹介されているの見て、最近デザインを勉強し始めた私は「これだ!!」と思い手に取りました。

結果、ものすごい分かりやすくて、日々の仕事にもすぐに活かすことができることが沢山詰まっている良い本でした!


◆本書のメッセージ

この本には資料を見やすくするための様々なデザインのコツが書かれています。

そのデザインのコツを実践する前に理解しなくてはいけない、見やすい資料とは何なのか?

これが、本書の重要なメッセージで以下3つに集約されています。

・資料は文字を読ませない = 「視覚で伝える」
・文字の数は最小限に抑え、写真・図・グラフを活用
・情報はシンプル、簡潔、統一感をもって表現する

◆大切な5つのこと

見やすい資料の前提を理解頂いた次は、どんなところに気を付けなくてはいけないのかです。

資料作成の際には、以下5つの内容を意識してください!

・文字はシンプルに!
・行間は「ゆとり」、改行は「言葉のかたまり」を意識
・配置は、「グルーピング」と「余白」が命
・配色は、「少なく」そして「ルールをもって」が鉄則
・キーワードやメッセージの強調はマスト

この5つを意識して作成するだけで洗練され、今までより視覚的に見やすい資料が作成できるようになるはずです!

◆明日から使えるテクニック

本書では「視覚」という観点から、相手に伝わりやすくするための様々なコツが紹介されています。

沢山有る中でも私が今日からやってみようと思った内容をxxつ紹介します。

1) 1スライド = 1メッセージ

これは以前別のデザインの記事でも紹介しました。

兎に角、情報が沢山詰め込まれると、どの情報が重要なのか聞き手側は探しづらくなってしまいます。

1つのスライドには、伝えたいメッセージ(目的)は1つだけに絞って掲載しましょう。これにより、自身が伝えたいことが明確になる文字が大きくなり聞き手に伝わりやすくなるというメリットがあります。

2)短く、シンプルにするには「言い切り」と「体言止め」

スライド内の文章は極力短く、シンプルにします。

これを実践する為には、

言い回しはせずに言い切る。
名刺や代名詞などの体言止めで終える。

この2つを取り入れると文章がギュギュと短くなります。

3)文字の装飾は「太字」、「下線」、「大小」、「色変更」

重要な項目を伝えるときに文字や文章を装飾します。

然し、これも見た目にこだわりやりすぎると逆効果。

太字にする、
大きくする、
下線を引く、
色を変える、

この4つだけで強調は十分に可能です。

4)和文は「メイリオ」、欧文は「Segoe UI」のフォントを使用

日本語と英語のサイズ差が少ない方が文章がキレイに見えます。

本書の中では、

和文 = メイリオ
欧文 = Segoe UI

この組み合わせがとても良いと言っています。

5)タイトルのフォントは「創英角ゴシック」

タイトルはそのスライドのメッセージを伝える大切なモノ。

兎に角、相手の目に視覚的に伝える表現が必要となるため、他のフォントと比べても「抜群に太い」創英角ゴシックがおススメ。

6)読む文字は「明朝体」

紙の資料など読ませる資料は、「明朝体」がベスト。

明朝体は、横が細く・縦が太いのが特徴です。
長い文章で読む際にはすらすらと読みやすい

7)縦配置は順序関係、横配置は並列・比較関係

複数の要素を並べて表現するときは、

縦: 順序関係
横: 並列・比較関係

例えば、PCやI-padの操作手順をそれぞれ説明するとき、

PCとI-padは横に並べて記載し、操作方法はそれぞれ縦に順序立てて記載します。

意外と順序を横に書いていること有りますね!

8)ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを決める

ベースカラー: 背景と文字色
メインカラー: 見出し、ボックス、強調させた箇所
アクセントカラー: メインカラーとの区別や特に注目を集めたい箇所

この3つのテーマカラーを決めて、基本それのみを使用する。

この3つの黄金比率は、7 : 2.5 : 0.5

9)基本は太字のみで強調、長文のみ下線を使う

テキストの強調は「太字」と「下線」でほぼ事足りる!

10)数字は大きく、単位は小さく

ビジネスにおいて、数字はモノゴトを説明する大切な要素です。

その数字をきちんと相手に伝えるためにも、「数字は大きくする」ことを意識する。

これは後ろにくる単位を小さくすることで数字がより際立つということでもあります。

◆まとめ

資料作成を行う上での大切な考え方やコツを紹介しましたが、自身が過去経験した見やすい資料や理解しやすかったプレゼンを思い出すと良いです。

相手の立場に立って考えることが重要。

自身が聞き手側に立った時にどんな資料が見やすいと感じるか?

これを意識することが最も重要な事だと思います!


最後までお読み頂きありがとうございます!

Shun


出典: 一生使える見やすい資料のデザイン入門
著者: 森重 湧太






最後まで読んで頂きありがとうございます!! 少しでも読んで頂いた内容が何かの足しになれば嬉しいです。これからも宜しくお願いします!