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星 空 ☆ デ ィ ス テ ィ ネ ー シ ョ ン

若干、アニソンな話。
前回のサビ色タイトルは ROUND TABLE のメンバー、北川勝利さんの作品タイトルへのオマージュであります。画像とは全く関係がなかったけど .psd 保存している最中に思い浮かんでしまったのですから仕方ありません。

ボクは北川さんを天才作曲家だと思っています。

アートやデザイン、写真などでよく使われる「見せ方を知っている」という表現と似ていると思うのですが、北川さんの場合は「聴かせ方を知っている」などではなく「鳥肌の立たせ方を知っている」くらいに思えるのです。
感動させる方法のことですが、音楽に於いてはこの鳥肌というのが結構大事なことらしい。数年前、ネットでもちょっと話題になってたけど、最近になってまた同じような記事を見かけました。何やら普通の人々は50%、ミュージシャンは90%の割合で音楽を聴いて鳥肌が立つんだそうです。まぁ、HSPじゃないけど感度が良すぎても不自由することの方が多かったりするんですけどね、はっきり言って。

それにしても、音楽の感動ってのはホントに強烈だと思います。聴き慣れている曲だってタイミングによっては泣いちゃったりしますから。これが美術系ではそうはなりません。ボクは知り合いクリエイターの中でも感動屋さんな方だけど、鳥肌が立ったり泣きそうになったりした経験なんてほとんどありません。若い頃に美術館で観た、シーレとかルーベンスの絵画ぐらい...。
もし可能なら、美しいビジュアルにも敏感に反応して鳥肌が立つような人間になりたいとは思います。だけどそんな人間ってこの世に存在するんでしょうか? そうは言っても、普段から自分の作品に感動していないクリエイターでは、まったく仕事にならないんでしょうけどね〜。

かつて、北川さんが作られた ROUND TABLE featuring Nino の楽曲、夏待ち には散々感動させられました。いま聴いても当時と変わらずに名曲だと感じますが、近年になって作られた 鈴木みのり さんの楽曲、 Crosswalk もその完成度に近いのかもしれません。その間12年ほどの歳月が流れましたが、北川さんの才能は今でもまったく尽きることがないようです。
ボクも同じく年齢を重ねてきたけど、新たに聴くサウンドや新たに観るビジュアルを前にして、その感動を抑えることができない間はクリエイターが続けられるのだろうと思っています。

希望的観測かもしれない、それでもまだ頑張りたいんだよなぁ。
でわでわ 。

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