
これを読めば分かる!ロイダッツとは?
「ロイダッツチャリティショップ プロジェクト」の目指すものや想いを綴り、多くの人にチャリティショップを知ってもらうため、本日よりnoteをスタートします!
「ロイダッツ」という言葉を初めて聞く方も多いかと思います。
今回の初投稿では「ロイダッツってなに?」にお答えできるよう、基本的な情報をお伝えし、その全体像を知っていただければ嬉しいです。
▲こども店長が仕分け・値付け・販売を担当(2019年11月)
1. 概要
山崎亮とstudio-Lは、社会貢献型のショッピングを体験できるアートプロジェクトとして「チャリティショップ」に取り組んでいます。チャリティショップの名前は「Loiduts(ロイダッツ)」。studio-Lを右から順番に並べ替えて「Loiduts」としました。
▲studio-L
2005年設立。地域の課題を地域の住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントに関するプロジェクトを多く担う。
このチャリティショップは、国際芸術祭「東京ビエンナーレ2020/2021」におけるアートプロジェクトのひとつで、2020年〜2021年の間に東京都千代田区・台東区内で期間限定のショップをオープンし、それまでにみなさんから寄付していただいたものを販売する予定です。
チャリティショップの売上のうち、75%を社会貢献のために活動する団体へ寄付し、25%を修繕・アップサイクル備品費などの運営費に充てさせていただきます。今年2020年は、がんに影響を受ける全ての人を支援している「特定非営利活動法人マギーズ東京」へ寄付することを予定しています。
このチャリティショップを実施することで①ごみの排出量の削減を目指し、②日本人の2人に1人が経験するがんに影響を受ける人の支援に取り組む団体を応援していきます。
2. 特徴
ロイダッツチャリティショップの特徴は、コミュニティデザインの手法を用いたチャリティショップであることです。
コミュニティデザインとは、“地域が持つ課題を、地域に住む人たち自身が解決するためにデザインの力を使って支援すること”。
プロジェクトに共感してくれた人たちと対話を繰り返し、ボランティアとして一緒に活動したり、様々な関わり合いと人とのつながりが生まれるようなチャリティショップ=自分のいらないものが、誰かにとって素敵なものになるお店を開きたいと思っています!
例えば寄付された物品の「仕分けをし」、「値段をつけて」、「陳列して」、「販売する」。売れ残った寄付品を「クリエイティブなアップサイクルによって新たな商品を生み出す」。その工程ひとつひとつをどうやって進めていくか、ロイダッツにかかわるみんなと一緒に考えていきます。
欧米のチャリティショップでは、さまざまな状況によって就職が難しい人に対する就労支援の場や語学を習得したい留学生を支援する場として機能することも多いといいます。値段が安く購入できることから、低所得者などの経済的支援にもつながるでしょう。国内では、日本の文化に触れたい外国人との文化交流の場としても活用されることが期待されます。こうした一連のサイクルを通じて環境問題に貢献することができるプロジェクトなのです。
3. ミッション
今回のチャリティショップにおけるミッションは3つです。
① コミュニティデザインの手法を使い、チャリティショップ文化を広める
プロジェクトに共感してくださる方々と対話を繰り返し、一緒に活動しながら、様々な関わり合いと、人とのつながりが生まれるようなチャリティショップ文化を日本に広げたいと考えています。
② 自分がやりたいことと、誰かのためになることをつなぐ
チャリティショップへの関わり方は様々。不用品を寄付するだけでなく、店の運営(寄付品の仕分け、販売、アップサイクルなど)に関わるなど、あなたのやってみたい気持ちや行動と、誰かのためになることをつなぎます。
③ その地域の「人」や「物語」を描き出し、社会貢献を体験できる場をつくる
チャリティショップに集まってくるものは場所によって、地域性があらわれます。国内外から訪れる観光客にとって、その国・地域の特性があらわれた商品が並ぶチャリティショップは魅力的に映るはずです。ファッションを通じて、東京の「ひと」や「物語」を描き出し、買い物をすることで社会貢献を体験できるチャリティショップをつくります。
▲草加魂と書かれたTシャツを着るニューヨーカー
4. あなたも参加してみませんか?
このプロジェクトに共感し一緒に活動してくださる方や、活動に賛同し応援してくださる企業・団体を広く募集しています。
お気軽にご連絡ください。よろしくお願いいたします。
【お問い合わせ】
loiduts-project@studio-l.org
ロイダッツチャリティショップ 担当・渡邊
5. まとめ
▶コミュニティデザインの手法を用いたチャリティショップである。
▶実施により、①ごみを削減し、②がん患者やその家族の支援したい。
▶販売する品物の寄付・仕分け・リメイク・販売など、一連の工程を共感してくださる方々と行う市民参加型プロジェクト。
▶ミッションは①チャリティショップの文化を広める、②自分がやりたいことと、誰かのためになることをつなぐ、③地域の「人」や「物語」を描き出し、社会貢献を体験できる場をつくること。
次回以降、ここでお伝えした内容について、それぞれの詳細をお話していきたいと思います!
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