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Kickstarterで世界に発信

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世界のクラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」を使って世界発信する方法やノウハウなどを紹介します。
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Kickstarterの本質

Kickstarterの本質

Kickstarterの本質はクラウドファンディングなので、資金を集めることでしょ。と考えるのが、資金集めは正解なのですが、実は正解ではありません。

本質を理解しないでKickstarterに挑戦して、成功して、多額の資金を手に入れて、大きな信用を失ってしまう人が結構います。

Kickstarterは物作りが基本です。それがフィジカルなのかデジタルなのかに関わらずです。バッカーと呼ばれる支援者

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Kickstarter(キックスターター)の落とし穴。5:量産の罠

Kickstarter(キックスターター)の落とし穴。5:量産の罠

成功してしまったキャンペーンで一番恐ろしい落とし穴は「量産」でコストが安くなることです。この罠にかかって、2度とKickstarterの世界に戻って来れなくなった人も沢山いると思います。

具体的に話します。例えば500人のバッカーから200万円のファンドが獲得できたとします。リワードの製作数は500個+αで大丈夫ですが、見積もりを取ると500個の製作費が1個3000円×500個=150万円だった

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Kickstarter(キックスターター)の落とし穴。4:ストレッチゴール

Kickstarter(キックスターター)の落とし穴。4:ストレッチゴール

ストレッチゴールは基本ゴールを達成した後の、次のゴール目標ですね。

前回取り上げたアーリーバードも同じですが、Kickstarterのプロジェクトシステムとして決められたものではありません。クリエーターが自分のプロジェクトの大成功を目指すために各自が独自に設定しているバッカー向けファンド金額アップのためのインセンティブです。

なので、その内容も様々です。言い換えればクリエーターの頭の使いどころ

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Kickstarter(キックスターター)の落とし穴。3:アーリーバード

Kickstarter(キックスターター)の落とし穴。3:アーリーバード

アーリーバードは日本語では早割(早期割引)などと使われています。ようは「早く支援するとお得があります!」というお得リワードです。

これは必要かといと、必用なんです。なぜならキャンペーンはより早い段階でよろ多くの人からバック(支援)されると、キャンペーンがより認知されて、結果として支援額も増えるからです。バッカーは最終日の50人よりも初日の50人の方が何十倍も価値があります。

ほとんど多くのクリ

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Kickstarter(キックスターター)の落とし穴。2:過大な目標銀額の設定。

Kickstarter(キックスターター)の落とし穴。2:過大な目標銀額の設定。

2年ぶりの投稿なので、肩慣らし投稿です。

日本からもKickstarterに挑戦できるようになって3年が経ちました。それまでは日本人のクリエーターが日本からプロジェクトを立ち上げることができませんでした。まだ日が浅いせいもあって、日本からのプロジェクトはまだ少ないのですが、講談社さんが米国本社のKickstarterとタイアップしてKickstarterNAVI

https://kicksta

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