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2023 学校にいる大人の頭の中−1  校則

校則がある学校が多いが、校則が無い学校もある

校則のある学校について現状は、ほとんどの場合、理不尽なルールが化石となって何十年も止まっている。これはつまり大人たちが考えていない証拠。頭を使っていない。そしてそこから見えるのは、大人(教師や職員)の社会には縦社会と横社会があって、その大人自身も生きてきた校則社会に異論を唱えると奇人変人扱いされて職場に居にくくなるというのが本音。その結果変化しない校則が最近の社会問題としてニュースにもなっている。どんどん変革すべきだと思う。実は理不尽な校則を問題視している教師も一定数、間違いなくいる。教師のほんの一部はまともである。

理不尽な校則を見ると、むしろ生徒の人権を侵害している校則すらあり、今が何時代なのか疑いたくなるケースもある。理不尽な校則は、間違いなく大人が悪い。

そして、実感としてもう一つ感じていることがある。それはどんな理不尽な校則の元にも素敵な人(生徒)がいるということ。センスが良い。髪の長さが決まっていても、制服の長さが決まっていても、靴下が指定されていても、素敵な人がいる。これは校則のある学校経験者は異論を唱えないはず。一般社会と同じ。

一方、校則がない学校の生徒の多くは、一定の潜在ルールを求める。よって、面白いことにばらつきがそれほどなく、ある程度まとまったルールの中で生徒たちは生活する。社会と一緒で、個性はセンスがなければ一時的な流行で終わり、衰退していく。そしてまた新しいブームも起きるが、衰退する。良いものが残る。そして、校則がない学校のセンスは高いレベルで推移している。

結論はセンスが勝つ。センスが悪い大人のルールは即刻廃止すべき。

大人は頭を働かせ、子供のために動くべきだ。


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