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勉強はほどほどに〈ロゴデザイン副業チャレンジャーへ〉

ロゴデザイン副業の先生(@logodesigner_z)です。
さあロゴつくろ。という決まり文句でyoutubeなどで情報発信をしています。

この「さあロゴつくろ」はどうやって生まれたかも記憶にないくらいですが、思いのほか芯を食った言葉だなと自負しています。
「勉強はほどほどに」とタイトルにさせていただきましたが、どのジャンルの挑戦でも同じように思いますが、実際にやってみるまでの時間が長すぎる人がいます。いや、ほとんどの人はそんなタイプ。

ロゴデザインに関して言えば「最初に何から始めるんだろうか」などの調査から始まり、細かなテクニックや裏技みたいなものまで調べてみたり、情報収集を頑張る人が多いのですが、「やーれーよ!」とサッカー系インフルエンサーのウンパルンパが叫ぶように言いたい。「情報収集なんてそこそこに」まずはデザインをする。ロゴをつくってみることが重要です。

今回はそんな話をしていきます。


なぜ勉強すっとばして「すぐ」制作なのか


ロゴデザイン副業でビギナーがチャレンジして収入を得るまでのロードマップを2023年版でnoteにしました。

そこでも少々触れましたが、勉強はそこそこに「すぐ」クラウドソーシングにチャレンジしてくださいとお伝えしています。ちなみにこの「勉強」はチュートリアル的なロゴ制作も含みます。実際にロゴをつくっても「クラウドソーシングチャレンジ」には及びません。

もちろん情報収集や勉強が意味のないものだと言うことはありません。少しくらいしていただくのは、不安を取り除くなどに役立ちます。やったらダメなんて思わないです。ただ1日の時間は24時間。これは増えることはありません。であれば効率よく使いたいもの。ですよね。

その観点から「すぐ」にクラウドソーシングにチャレンジする必要があるのです。ですが「ただただ先の段階に進める」ということが目的なのではありません。

情報収集や座学の中では身につかないものが得られるから、そのようにお勧めしています。それは何か。

それは「デザインの真髄」です。


デザインの真髄


さて前項で「デザインの真髄」について言及しました。それは何なんでしょうか。

ここまでの話をまとめると、その「デザインの真髄」は情報収集や座学では得られないものである、そういうわけです。だから「すぐ」クラウドソーシングにチャレンジしていただきたいのです。

大人の学びは、学校教育に「付き合う必要がない」ですから、一足飛びに目的に向かえばいいわけです。効率良く進みたいと思うもの。

ではその「デザインの真髄」とはなんぞやってことですが、それは他人の意図を実現することです。

デザインには意図があります。「信頼感のある印象を持ちたい」「良い商品だと思われ購入を促したい」「高級感をまといたい」「気を引きたい」などなど、人の数だけ意図があると思います。

その「他人の意図」に合わせたデザインをつくることがデザインの真髄です。どれだけ「どこで使うか予定もないテクニック」をいくつ覚えても、「誰も求めていないロゴ」を多くつくろうとも、他人の要望でまとめ上げたデザイン経験には遠く及ばないものです。

他人の意図は「自分の脳内」にはないことでばかりで構成されています。思いもしなかった、意識したことなかったなんてことも多くあります。そんなものを一旦自分の中で咀嚼して、デザインにまとめあげるわけです。デザインのテクニックや裏技で乗り越えるには少々ジャンルの違う問題解決が必要であること、ご想像いただけるのではないかと思います。

この経験を積むために「すぐ」クラウドソーシングにチャレンジいただきたいのです。


永遠のテーマ「どっちがいいのか」


世の中にはずっと論争されているものがあります。「持ち家vs賃貸」だったり、「質vs量」だったりと色々ありますね。これについての答えはここにはありませんが、「どのクラウドソーシングサイトがいいのか」というものについては、ここで答えを示そうと思います。

まずは日本には2大クラウドソーシングがあって、ランサーズとクラウドワークスの2つになります。近年はCMなどでもよく目にするココナラもあります。基本的にこの3つを気にしておけば良いかと思います。

もちろんこれ以外にもチャレンジして良いと思いますが、まずは経験を積むことを優先しましょう。

まずはビギナーの仕事の取り方として絶対的に有効なものが「コンペ」です。ひとつの案件を大勢のデザイナーで取り合うタイプで、応募して採用されたら収益を得られます。基本的にこれしかビギナーの始めの一歩はないと考えていただいて良いです。

そしてこのコンペがないのが「ココナラ」です。というわけで、ココナラは候補から外れます。すると自然に2大クラウドソーシングの対決になるわけですが、単刀直入に答えを出してしまいます。クラウドワークスです。

理由ですが価格にあります。

依頼者は採用者に対価を支払うわけですが、コンペでデザインを応募する際の規約に「ランサーズ」は最低2万5千円という制限を設けています。
「クラウドワークス」にはこれがありません。

多くもらえるならランサーズがいいなあ、って考えるのは当然です。当然ですので敵が多くなります。その敵の中には能力の高いデザイナーやベテランデザイナーも多くいるのです。

もちろん彼らに勝つつもりで挑むのも良い手段ですが、まずは彼らがいない戦場で勝つ経験を積みましょう。彼らのいない戦場は素人の巣窟です。ここで勝てる力量をつける。その修行の場としてクラウドワークスのコンペを利用しましょう。

だから勉強なんかそこそこに「すぐ」に挑戦して良いのです。ここが修行の場です。力をつけていくのはここです。

またコンペの特性上、採用されるまではほとんど依頼者との接点はありません。まれに質問をされたり、修正についての問い合わせや指示があったりしますが、力がつくまではそれもありません。

ということは「全くのど素人」でも誰にも迷惑をかけずに修行をさせてもらえるんです。依頼者の要望を拾い上げて、デザインとしてまとめ上げる練習を繰り返せます。ありがたやコンペ。

修行をしてたら、ある日それが採用された。これが次の段階に進む合図です。

というわけで、コンペは「修行の場」として割り切るべきです。ウダウダ勉強をする時間を省いたのですから、それくらいは割り切れると思います。

なので収入を得るのは少し我慢。でも力がつけば自ずと収入になるかもしれない。それがコンペです。


まとめ


さてタイトルの回収ですが、勉強をそこそにしておく理由がご理解いただけたでしょうか。

実際に他人の要望を形にしないと効率の良いデザインの勉強とは言えない。だからウダウダと情報収集していても、求められてないデザインを制作しても成長は遅い。

それを解消できるのが「コンペ」で、修行の場として活用することが最適。まずは採用を目指すのではなく、制作経験を積む。100案件くらいはやってみて良いかと思います。

もちろん上手くいけば早めに収入を得られることもありますが、まあそこは焦らずにいきましょう。

一番の目的は修行ですから。

それともうひとつ、していただきたい経験があります。「納品」です。
この納品は割と気を遣うものなので、実際にクライアントワーク(お客さんと1対1でやりとり)をする前に経験しておくと、後々安心できます。

これらを踏まえてぜひ、効率の良い修行をしていただけたらと思います。
ロゴデザインは「カタチアソビ」です。
楽しみましょう。


さあ、ロゴつくろ。


ロゴデザイン副業の先生ケイ

ロゴデザインについての発信から副業指南
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