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缶コーヒーのロゴはかっこいい? 【ロゴを見よう】ロゴのおはなし

はい、ロゴデザイナー(@logodesignr_z)です。
実際はロゴ以外もデザインしています。

今回はちょっとレクリエーション。副業の話ではないんですが、ロゴをつくる上では役立つかもしれない雑談です。


「缶コーヒーの商品ロゴはかっこいいものが多い」ってお話をしたいと思います。


缶コーヒー飲まれる方いらっしゃいますよね。

でも最近はコンビニコーヒーなんかも安くて美味しいから、缶コーヒーの売り上げ下がってそうですね。

ぼくも缶コーヒーの利用率は下がってしまいました。

特にコロナで出かけたり不要不急の買い物など減って、もっぱら家でネスカフェバリスタです。


それでも根強い人気の缶コーヒー。実は缶コーヒーの商品ロゴはかっこいいものが多いんです。気づいてましたか?


では缶コーヒーのロゴを抜粋して紹介したいと思います。

まずはそうですね、ジョージアからいきましょう。

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世界は誰かの仕事でできている!カッコいいですね。

缶コーヒーのターゲットである男性ビジネス層にバッチリなキャッチコピーもいいです。

ロゴのお話006テロップ-06

シンプルなテキストロゴですが「O」が湯気になっています。

コーヒー関連では、こういった表現は多く使われています。
カフェなどのロゴも湯気をよく用いていますね。

ただ湯気が温泉マークみたいなのではなく、巧みにゆらいだフォルムが素晴らしいです。

ただあまり見ないのですが、マークのある商品もあるんですよ。
あんまりピンとこないですよね。

ロゴのお話006テロップ-08


ヨーロピアンブレンドにロゴマークがあり、「なんだこれ?」ってかんじなんです。悪くはないかもしれませんが、かっこいいものばかりのコーヒーロゴの中では、ちょっと異質かもしれません。


では次は定番BOSS。こいつはいいですよねー。

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昔からボスジャンの戦略がはまって認知度が高いです。昔の映画にでてきそうなダンディなおじさんがモチーフのロゴですね。

ちょっとイメージ古いかもしれませんがコーヒーに合ってます。純喫茶のマスター風ってとこでしょうか。

ロゴのお話006テロップ-11

このデザインだからアパレルで使っても着れちゃうんですね。

テキストはいたって普通のローマン体。日本語フォントでいうところの明朝体みたいなやつです。

ロゴのお話006テロップ-12

この普通さがおじさんロゴを邪魔しないんですね。


さてお次はFIREです。

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実は個人的には一番好きかもしれません。

炎がモチーフですが、いわゆる「ファイヤーパターン」みたく細かな流線型ではなく絶妙に粗いラインなんですよ。
でも雑じゃなくて洗練されたラインになってます。

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好きですねファイア。改めて見てもかっこいい。

でも味だとファーストチョイスにはなりません。ロゴ好きですけど飲みません。すみません、KIRINさん。

ペットボトルなんですけど、ワンデーブラックって種類があります。これシルバー背景に黒い炎のロゴなんですけど、すっごいかっこいいです。

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かっこいいですけど、ファイアは飲むためには選びませんね。ホントすみません、KIRINさん。

さて次はダイドーブレンド。これも嫌いじゃないですねー。

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フラッグって言っていいんでしょうか、ペナントですかね。

旗っぽいモチーフの中にテキストを表示したものです。

テキストはやっぱりシンプルです。旗デザインを邪魔しません。

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その代わり緑オレンジ茶色の3色で旗が斜めにずば!っと「ダイドーだぞ!」って主張しています。


次はワンダ
ワンダは常に長方形の額みたいなフレームの中にテキストがあって、右下にコーヒー豆があしらわれています。

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これもシンプルで良いです。

ロゴのお話006テロップ-24

ワンダもラインナップがありますけど、枠が決まっちゃってるので各商品のデザインが決まりやすそうですね。


では次、ポッカコーヒー

日本の缶コーヒーの歴史としては一番古いらしいですね。昔風イケメンがついてるアレです。

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テキストロゴは今風で他社と変わりません。でも昔は時代を感じるものでした。

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イケメンの顔も少しずつ今風に変わってきてるようです。

ロゴのお話006テロップ-27

初期型は横の髪がクルンってなってました。日本の缶コーヒー界の古豪って感じですね。

さて色々あげてきましたがこの辺にしておきます。もちろん国内の缶コーヒーだけでももっとありますし、タリーズとか洋物もあります。

もっともっと挙げられるですが、一旦これで区切ります。


さてここまで挙げて言えることは、缶コーヒーのテキストロゴはみんな「シンプル」で「野暮ったさがない」ってとこです。

言ってみれば可もなく不可もなくみたいなとこもありますが、おっさんの顔だったり、他のデザインを邪魔しないようにしてるんですね。

それに商品のバリエーションがものすごく多いのが、缶コーヒーの特徴です。

商品のイメージカラーがガラッと変わったり、他の要素と組み合わせることになったときにデザイン同士が邪魔しないようにってのもあるんでしょうね。

ヨーロピアンブレンドとか極みとか雰囲気の違うラインナップが色々ありますから。

全然要素の違うものが予定もしてなかった新商品とうまくやっていかなきゃいけませんので、そんな理由からも強い主張のないすっきりしたかっこよさが、缶コーヒーのロゴにはあるのです。


改めて振り返ると、缶コーヒーの商品ロゴ面白かったです。


今後もこのアカウントでは、初心者副業ロゴデザイナーに向けた記事を発信していきます。随時更新していきますが、すでにYouTubeでは多くの情報を掲載しています。

https://www.youtube.com/channel/UCzR93Q57kTOO0a0G59QUssQ

同内容のものは、noteより先にYouTubeへの動画掲載がされます。早く情報が欲しい方はYouTubeのご確認をお願いいたします。

noteはアーカイブ的な役割となりますので、ご了承お願いいたします。(※作り直すので動画より洗練された内容になることがしばしばあります)

では今後とも「ロゴのおはなし」をよろしくお願いいたします。

さあロゴつくろ。



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