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「良い景気」が子どもたちの未来を創る。ログラスのSREが追求する攻めと守りのチャレンジ

ログラスプロダクトチームでは『Loglass Tech Blog Sprint』というテックブログを運営しているほか、多くのエンジニアが強固な開発カルチャーの魅力を発信しています。
#Loglass Engineer Highlightでは、エンジニア個人の魅力にフォーカスし、入社背景や未来への想いについて深堀りしていきます。


この記事では、クラウド基盤チームでSREとして活躍する高野さんに、事業成長スピードの早い環境で「攻め」と「守り」の両軸で追求していくSREの醍醐味や、BtoBSaaSならではの役割の面白さとチャレンジについてお話いただきました。

株式会社ログラス SRE 高野(@gainings )
開発本部 Enabling & Platform部 クラウド基盤チーム
2019年より新卒でDMM.comに入社。 
SRE部を経てオンプレからのデータ移行やMLOps、アドサーバーの運用改善などを広く経験。後に207株式会社へ入社しAWSを主としたインフラとバックエンド実装を担当。
2024年1月よりログラスに入社し、現在はクラウド基盤チームに従事。

ー高野さんは、新卒でDMMに入社し、SREとしてキャリアをスタートされたそうですね。DMM時代に印象に残ったプロジェクトやエピソードはありますか?

僕が入社した2019年は、ちょうど新卒研修の内容が大きく刷新された年でした。
そこではエンジニアの基礎部分から、一通りのアプリ開発、データ分析など、さまざまなことを学ばせていただきました。その中に「AWS研修」というものがあり、クラウドという領域の面白さを初めて知った記憶があります。そこからはAWSをメインに仕事をして現在に至りますが、確実にDMMのこの研修でクラウド領域に出会ったことが、ターニングポイントになっています。

ーログラスへの転職のきっかけや、なぜ、BtoB SaaSを選ばれたのか教えていただけますか。

高野:もともとは転職を検討している際に、知り合いだった芳田さんからお声がけいただいたことがきっかけです。

最初、経営企画のドメインについてはあまり知識がなかったのですが、ログラスの話を聞いていくうちに、経営企画はどの会社でも必要で、企業経営に大きな影響を与えるのだと知りました。また、日本企業の業績がよくなることは社会にインパクトを与えることでもあるので、経営企画は企業だけでなく、社会を支える重要な役割であると感じました。そして、ログラスのプロダクトはそういった領域を支えられる、意義があるものであるという点に共感しました。

また、選考の中で、自分の人生を振り返る「モチベーショングラフ」というものがあるのですが、そのステップで自分の価値観を言語化し、その価値観がログラスであっていると認識できたということも大きかったです。特に、自分自身だけを満たすのではなく、周りをサポートする喜びというものを再認識しましたし、そういった部分がログラスでも求められるのだとわかり、この環境でやっていきたいという想いが強くなりました。

ー価値観を再認識した中で、ログラスのミッションに共感されたのですね。

高野:はい。実は少し前に姪が産まれたのですが、「子どもたちが大きくなった時に自分たちは何を残せるだろう?」と改めて思ったんです。子供たちにやりたいことを我慢せず、のびのびと育っていってほしい。そのためには家族だけでなく、日本全体がきちんと潤って、子供たちが安心して過ごせる受け皿がある状態でないといけないなと。そういった体験もあり、ログラスの「良い景気をつくろう。」というミッションに強く共感しました。

ー入社前後で、会社に対するイメージの変化はありましたか?

高野:入社して改めて感じたのは、とにかくパッションがある会社だということです。
全社で採用を推進するカルチャーもそうですが、「事業に対して」「プロダクトに対して」ログラスは皆が一体感を持ってコミットする姿がありますね。

たとえば、エンジニアがセールスの商談動画を見たり、逆にビジネスサイドからエンジニアに機能開発のリクエストが頻繁に行われていたりと、ユーザーに価値を提供することに対して、全員が真剣に向き合っていることが、良いところだと思います。

ログラスのSREの役割とチャレンジ

ー「SRE」というポジションの役割、強みや面白さを教えてください。

高野:私は現在、クラウドインフラを主に担当しています。
就職前のアルバイト時代はバックエンドを経験していましたが、その際はインフラがどう動いているのかまでは分かりませんでした。SREとしてインフラ構築を経験したことで、今はユーザーに対してより安定したサービスを提供するためにインフラを含めアプリケーションをどう実装するのが良いのかということを、より深く理解できるようになりました
SREは縁の下の力持ちのように見られがちですが、実際はユーザーに直接インパクトを与えられるおもしろさがあると思います。

ーBtoBSaaSであるログラスのSREならではのチャレンジはありますか?

高野:ベンチャーのインフラの領域の場合、IaCがうまくいっていなかったり、監視が無いという課題がよく上がります。一方ログラスの場合は、そういった課題は無いけれど他のチャレンジが沢山あり、特にCI/CDの最適化やセキュリティ面、コスト管理など、泥臭くもありつつ重要な課題に集中できるという環境ということが、キャリア的にも身になると思っています。

また、事業成長のスピードが早い中で、経営に関する重要なデータを扱っているため、責任は重大ですが、やりがいがあります。今後事業拡大していく中でも、「伸びていくサービスを安全に伸ばしていく」という守りの部分もしっかり担っていきたいですね。

ー現在のSREチームについて教えてください。

高野:現在は、エンジニアリングマネージャーの勝丸さんと私の2人体制で、AWSの管理やCI/CD周りの改善を行っています。リモートワークを取り入れつつ、コミュニケーションを密にしてフラットな関係性を築いています。タスクがいろいろある中でも、事業のことを第一に、優先順位を判断しながらチームで協力して業務に取り組んでいます。

セキュリティ対策の改善や、ライブラリのアップデート、脆弱性へのクイックな対応など、伸び続けていく事業拡大にしっかり対応していく必要性を感じており、チームの連携は1つの要です。一人の英雄がいるというよりも、あくまでも「チームであること」を大切にしたいと思っています。

ー「チーム」を大切にされているんですね。これまでの具体的なエピソードがあれば、教えてください。

先日完了した、レポート集計改善のプロジェクトでは、アプリケーション基盤チームとインフラチームで連携してプロジェクトを推進しました。別のデータベースにリアルタイムかつセキュアにデータを移す必要があり、アプリケーション基盤チームと協力してデータパイプラインを構築したのですが、職能を越境して改善できたところが、まさにチーム連携したエピソードで、とても良かったと思っています。

また、SREチームは、部署を超えて問い合わせをいただいてコミュニケーションすることも多いため、エンジニアとそうでない職種ということ問わず、受け手の捉え方を想像するようにはしています。

事業成長のスピードが早い環境で、SREチームを創りあげる面白いフェーズ

高野:まずは、私自身これほど事業成長のスピードの早い環境にいたことは初めてです。

開発組織が急激に成長しており、その中でログラスのSREチームを創りあげていく泥臭くも面白いフェーズであると思っています。
まだまだベンチャーで属人性が高い領域が残っているのですが、これをチームで解決していく仕組みを作っていけたら、よりチームとして一段ステップアップになるのではと感じています。

また、私個人としては、SREといっても、まだクラウドインフラエンジニアの側面が強いですが、今後はパフォーマンスを高める「攻め」と、安定的にサービスを稼働させるための「守り」の両軸を追求しながら、SREとして成長していきたいと思います。


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