見出し画像

進行性思考 その1


ワイズ社内研修で圧倒的に長い期間トレーニングとともに取り組んでいるのが「進行性思考」という研修です。今回はそのアウトプットです。
ワイズヒューマン@ニシムラです。

はじまり

遡ること6年前ほどでしょうか。社内で行う社員研修を組む際にこんなことを考えていました。
「頭の回転が早い」というのは備わっているものなのか、育つものなのか?それとも不意に超速になるのだろうか。

なぜならこんな場面ではガシガシ思考が回転するのに、この時は全然頭が回らない・・・と思うこともありましたし。新卒なんかを見ていると「全然発言しないな」「何も考えていないんじゃないか」と思う子が(失礼・・)実は頭の中ではいろんな事を考えていて、単純にアウトプットが苦手なんだと気付いた事もありました。
おそらく頭の回転の速さとは目に見えるものではないし、表に出さないと気付けないし、生まれつきに持っている素質ではなく育てられる資質のようなものなのではないかとふんわり考えていたのです。

きっかけ

そんな折、元報道ステーションのメインMCをされてた古舘さんがとあるインタビューで「ぼくはこれからも喋っていたい!だから未だに実況のトレーニングを欠かさないです」と仰ってました。
驚きでした。あんなにプロフェッショナルな方でさえ何かしらのトレーニングで自己成長を続けている。でも僕らは、大人になったとか、就職したとか、一定の役職についたなどなど、何かしらの到達点で自分を日々成長させるべき「トレーニング」を辞めてしまっていたような気がしたのです。

これはいけない。と気付き、私たちも目指すべき目標のため日々トレーニングをしなければと思いました。

何のスキルを高める?

次に、では何をトレーニングすべきなのかと考えました。
仕事の内容か?でもそれは人それぞれだし。部署や役回りによって異なるものではなくもっと基礎的なものがいい。勉強ができるとか何に対しての知識量が豊富だとかではなく、どんな場所でも重宝され必要とされるもの。当時の私が考えて考えて出したテーマが冒頭の”頭の回転”であり、いわゆる”思考”の進め方でした。

どんな場面でも状況でも場の空気を読み、本質を汲み取り、
最短距離だけでなく、関わる人心を掌握しつつ成果を上げるために行動できる人間は「往往にして頭の回転が早い」と思ったのです。

そんな人間同士で仕事ができれば、きっと企業組織としてももう一段レベルアップでき、自分ももっともっと成長していけるのではないか。そう考えて、企画立案して、今やワイズヒューマン社員のほとんどが受講するまでになった研修が完成しました。それが進行性思考です。

スクリーンショット 2021-07-13 16.02.01

考え方を言語化すると

進行性思考とは・・・情報をインプットすると同時に、自分に必要な情報を選別、精査したり、置き換えたり、即座にアウトプットできる言葉やイメージに変える考えの進め方。情報を同時進行で進める事で、思考の回転、それを踏まえた上での生産性を飛躍的に向上させる事が出来る思考のこと。

そして、その中身は大きく3つのスキルで構成されています。

■話の本質を掴むスキル
■くみ取るスキル
■伝えるスキル

これら3つのスキルをそれぞれに高めるためのトレーニングを実行し、総合力である進行性思考を鍛えようというのが研修の趣旨です。

進行性思考を高めるために

冒頭でご説明した通り、要はこの進行性思考を高めることによって社内社員の頭の回転を早めたり、違う角度物事で課題に向かったり、そんな意識改革を行いたかったので、その部分を高めるためのトレーニングを考え実行に移しました。

まず取り組んだのは毎朝の朝礼で感話のリレーを行うことでした。



書き始めてはみたものの・・・
長くなりますので続きものにしたいと思います!
ワイズヒューマン@ニシムラでした!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?