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【20代向け】メンタルKeepの秘訣

どうもアラフォーサラリーマンの喪黒です!
相変わらず暑さが続く中、台風発生と色々大変さもありますが、残りの夏休みは体調に気をつけて、ガッツリと楽しみましょう!

さて本日のお題ですが、「メンタルKeepの秘訣」ということで、
・私が20代で感じたこと
・アラフォーとなった今思うこと
・どうやって厳しい環境を乗り越えたか
こんな観点で投稿していきます!

まず私の20代前半ですが、某大手IT会社で毎日のようにパワハラを受ける日々を送っておりました!当時、東海支社に所属していた私ですが、配属された部署は会社全体でワースト2位の部署。

朝は1時間前に出社。
昼飯は食べれない。
残業すれば怒られるし、定時で帰れば馬鹿にされる。

朝は出社早々に怒鳴り散らされ、
毎朝の朝礼は3分間スピーチ。(当番制)

毎日、当番の証である犬のぬいぐるみが順繰りと回ってくる。

部の構成は、部長・課長2人。
50代3人、40代5人、30代4人、20代4人、ざっとこんな感じです☝️

部長は鬼部長。
課長はヤクザ課長、もう一人は無言慶応BOY課長。

50代は主任・係長止まりの3人。
当然大手なので3人の給与は高い。残業代は課長未満のため付与される。しかし残業をしていると鬼部長がやってくる。

「お〜暇そうな給料泥棒が3匹もいるじゃね〜かぁ〜、お前らは給料が高くて、会社のお荷物なんだから、さっさと帰れや〜」

全員凍りつく。
50代先輩の机には、朝礼である証のぬいぐるみが置いてある。本日の朝礼は済んでいる。

翌朝の朝礼当番という証だ。
翌日、その先輩はいつもと同じように出社する。
23歳の俺には不安が走る。

その先輩の顔色は真っ白だ…

朝礼30分前を迎えると、その先輩はトイレに行き、戻ってこない。

どうやら吐いてしまったようだ。
すると部長は俺を名指しで朝礼に指名する。

心の中「嘘でしょ?笑」
まあ仕方ない。

アドリブで済ませる。

朝礼が終わると課長が怒鳴り散らす。
「誰だよ、アドリブで意味のわからない案件報告をしてるアホは、あぁ゛ぁん?」

俺のことです。笑

課員全員が会議室に招集され、
もう一度俺の前で朝礼をしろ。
大声でテンポ良く、事実を話せ。

わかりました。

えぇー、現状〇〇株式会社へタブレット600台の提案をしておりー、えぇーキーマンは、〇〇部長であり、現在10月末受注に向け・・・

やり直し!そんなゴミみたいな案件を報告すんな。

わかりました。
(これを4回やりました笑)

毎日26時まで仕事をし、翌朝は6時半に出社する。
こんな日々を2年続けた。
とある日の朝、なぜか起き上がれない。会社に行かないとやばい!と思いつつも体が一切動かない。

普段なら6時半、遅くとも7時には出社していた俺であるが、定時ギリギリの8時半になんとか辿り着く。当然うちのメンバーは全員席に着き、無言で仕事をしている。急いで席に着き、朝礼が始まる。

今日は俺の番ではない。
安心だ。
と思った俺が甘かった。

他のメンバーが朝礼当番を済ませる。
すると課長が「お前はこの案件についてどう思ってんだ?何かアドバイスはあるのか?」と急に質問をする。

しまった。
自分の番じゃないと思い、何も考えていなかった。

「あっえぇーと、いや頑張って進めてください!応援してます!」

はーい、お前ら聞いたか?
自分の番じゃないから余裕ぶっこいてギリギリに会社に来て、上の空。こんな営業いらねぇーんだよ。さっさと辞めちまえ。

さらに俺は追い込まれる。
このように一度標的にされた俺は、毎日のように怒られる。何をしても怒られる。笑

でも俺はなぜか我慢できた。
そして妙な勝気な気持ちがあった。

高校の部活を思い出せば、あまり差はない。
そしていざとなったらタイマンでも張って、ぶん殴ってやろうとか、俺のが喧嘩だったら負けない、とか謎の気持ちと、とにかく負けたくない気持ち。

まあ今は我慢だ。
こんな感覚でしばらく過ごし、どこかで絶対に見返してやる。

と言い聞かせた。

今の時代、100%パワハラだと思う。
でも、なぜかそいつらのことを嫌いにはなれなかった。

その理由は、圧倒的に彼らは営業能力が高く、努力もしている背景を知っている。言い方は良くないが、言っていることは正しい。(全て正論だった)

ある日を境にこのような指導が気にならなくなった。

じゃあ一体なんで俺は鬱病にならず会社を続けられることができたのか。について説明していく。

ちなみに俺の部署では、50代が2人、俺の一個下の若手が鬱病になりリタイヤしている。最後は悲惨だった。今でも忘れない。

重要な事

無駄なストレスを自分に与えない。

きっと皆んなは、そんなの自分じゃなくて相手のせいだと思っているはず。もちろんそれもある。しかし無駄なストレスを感じない考え方(思考)が重要だ。

その無駄なストレスとは何か、の定義をまず解説していく。あくまで俺の中での話であるが…

ストレスとは心のダメージ。要はゲームで言うとHP(ヒットポイント/体力ゲージ)みたいなものだと思っている。

※相手の攻撃方法で自分の受けるダメージが異なると思っている。

当時、俺が一番ダメージを受けた攻撃は、徹夜で作った提案資料を朝6時半に、課長の手により破られ、ゴミ箱へ投げ捨てられたことだ。

そして自分なりに頑張ったと思い、褒めてもらえるかもしれない、などの期待もあった。それが朝の1秒で消え去った瞬間は、涙が出そうな悔しい気持ちだった。

これはダメージ大だった。つまり強攻撃を受けた。

次に強攻撃だと思えるのは、100人ほどの全体会議中に怒鳴り散らされることだ。だがこれは意外と自分の中で一線を越えると中攻撃か弱攻撃と感じだし、徐々に慣れてくる。(人によって違うと思う)

このような強攻撃を喰らうと体力ゲージはかなり減ってしまう。(下図赤枠参照)

体力ゲージ

じゃあこの大打撃を受けた後にどうメンタルを保つのか、これが重要だ。

それが先ほど言った無駄なストレスを感じないことだ。
ゲージを見てわかるように一日に2回の強攻撃を受けるとバタンキューしてしまう。

無駄なストレスを受けてしまう人というのは、朝の初期状態から黄色ゲージスタートしている。その状態から強攻撃を1回受けた時点でバタンキューだ・・・。

母ちゃんに怒られた時のことを思い出して欲しい。
きっと母ちゃんに怒られた時、大したストレスを感じずに、かわすスキルを駆使しメンタルを保ってたはずだ(要は聞き流す行為だ)

部屋の片付けしなさーい!
 はーい!
 今やるー!
 帰ってからやるー!
 終わったよー!(終わってない)

なんでやらないの!
 ごめーん。また明日やるー
 すまんすまん、忘れてた。

人間というのは、自分が怒られて当然の事象が発生すると、本来は傷を負わない。それは怒られると分かっているからだ。

自分の中でどのシーンが”よりショックを受けるか”考えてみよう。
↓・面倒なので宿題をサボり、翌日先生に怒られた。
↓・宿題の存在を忘れており、翌日先生に怒られた。
↓・テキトーにやり、翌日先生に怒られた。
↓・やったが、見落としがあり翌日先生に怒られた。
↓・99点だったが、翌日先生に怒られた。

先生に怒られるという現象は変わらない。
でもどうだろう。
丹念込めて行った○○を否定されることは、人間としてとてもダメージを喰らう。

怒られると分かっていて怒られるのは、当たり前だ。宿題をやれと言われ、やっていなければ、当然怒られる。

考えて欲しい。
怒られて当然の行いをしたが、怒られることに対して、ストレスに感じる。これは矛盾していると思わないか?

そして想像していない攻撃が、やはり大ダメージとなる。(経験上)

スポーツで言えば、
・今日は悪いプレーだった→当然怒られるだろう
・自分の中で上手くできた→怒られるとダメージを喰らう
 (そしてダメージが残る)

この言葉を覚えて欲しい。

GAP is Damageが大ダメージ

ギャップは自分の中でダメージを喰らう。
幼い頃に両親に怒られた記憶を辿ると、GAP is Damageが印象に残っているはずだ。(悪さをして怒られた記憶は、NotDamageなはずだ)

友人のケースも思い出してみよう。
・仲が悪い友人に言われた暴言はNotDamage
・親友だと思った友人に言われた陰口は心に傷を負う。
(まさにGAP is Damage)

恋愛もそうだ。
浮気を明らかにしていそうな彼氏に浮気をされるより、誠実で絶対に浮気をしないと思って付き合っていた彼氏に浮気をされると立ち直れない。

つまり怒られると分かっていて、怒られたことに関しては、そもそもダメージを追ってはいけないということだ。

明日までに完成してこいと言われた資料が完成していなければ、明日は怒られる。当たり前だろう。そこでどうやったら怒られないか?などとくだらないことを考えるからストレスが自分に掛かってしまう。そして朝から腹痛を引き起こす。

明日までに完成してこいと言われた資料が完成していないなら、堂々と会社へ行け。そして堂々と自分から朝イチに頭を下げろ。(どうせ怒られるならそれで良い)

こんな感じで謝れ。
スンマセン!終わってません。
大至急完成させます。
と言うこと。
(ポイントは”堂々と謝る”こと)

堂々と謝るイメージ

間違った謝りかたは以下に出しておく。
悲壮感漂う吉岡風の謝罪は、ダメだ。

ダメな謝罪イメージ

ちなみにここでは触れないが、お客様に対して謝るときは、吉岡風を使え。(どっかで教える)

怒られると分かっているのに、怒られる行為にダメージを負ってしまう。これが黄色ゲージスタートの朝一だ。社会人とは(サラリーマンとは)、このようにして自分のメンタル状況や体力ゲージを上手に保つことが必要だ。

そして重要なことがある。
怒られたことに凹む人と、そうでない人の特徴がある。

怒られたことに凹む人
・怒られたことを引きずり消極的になる。
・顧客<上司 目線の仕事になる。
・常に怒られるか怒られないかで仕事をする。
・社内も社外も上手くいかない。

そうでない人(堂々と謝れる人)
・急いでできてないことに対して慌てる。
・仕事に集中できる。
・良い意味で周りが見えなくなる。
・没頭できる。
・次回は謝ることなく資料を作ろうと思える。

後の動作に支障が出るか、後の動作に生きるのか、これが重要だ。

一旦まとめると
怒られることが確定している状況の時は、割り切ること!
(悩むくらいなら前日に終わらせろ!)
精一杯やって怒られたならそこはショックでも仕方ない。

こんな程度で自分のメンタルは完結させて欲しい。上級者は、これを繰り返すことによって、全てを未然に防ぐことができている。

じゃあ上級者ってなーに?
先を見据えてる。
だから怒られない。
怒られてもその反省を必ず生かす。

なんでも一緒だと思う。
楽して上級者にはなれない。

怒られたくないなら、やれ!
やってないなら怒られろ!気にするな。

これだけでもだいぶ自分のメンタルをコントロールできるはず。ただしこれだけをやっていては成長しない。だからこそ反省し、徐々に自分の体力ゲージやスキルを上げていけ!こんな感じだ(笑)

もう一つだけメンタルを保つのに大切な話がある。今日はこれだけ伝えたら終了とする。

人には好きな人と嫌いな人が存在する。

好きな人に嫌われるとショックを受ける。
嫌いな人に嫌われようがショックは受けない。

そんなの当たり前だと思うだろう。

厄介なことに、メンタルを崩してしまう大半の人は、その対象の相手を意外と嫌いになれない。そしてプライベートと違うのは、嫌いな人とも付き合っていかなくてはならない。

大体、入社1年目の初回、上司や先輩は優しくしてくれる。この時点でゾーンに持ち込まれてしまう。

初回の優しさは、表面的な優しさだと思って良い。

また思い出して欲しい。
中学や高校の入学時に良い奴だと仮定したものの、すげぇ嫌な奴だった経験。まさに一緒だ。

大体最初は皆んな良い奴。
でも毎日過ごせば、どんな奴かわかってくる。

もちろん初回に見抜けるスペックを自分が持っていたり、相手が飾らず初回からそのまま、なーんてケースもあるが、それは稀だ。

どうせこいつも大した奴じゃない。
常にこんなスタンスで仕事をするべきだ。
7~8割は、大体的中する。

でも本当に良い奴も絶対にその会社にいる。
それを時間を掛けて探し出せば良い。
急いで仲良くしようとか、あえてコミュニケーションを取ろうとか、あまり考えるべきではないと俺は思っている。(無理はするなと言う意味)

あえて仲良くする、しようとする。
これもまたストレスの一種。
あえて仲良くする、しようとすると、相手の反応が悪いと更にストレスを受ける。

要は、最初は全員敵だと思え。
言い過ぎかもしれないが、メンタルを崩しやすい人からすれば、そっちのが絶対に楽だ。何度も言うが、その中でも自分に合う奴、良い奴、仕事の波長が合う奴、趣味が合う奴、毎日(週5日も)会っていればどこかで出会う。

そしたらそいつを大切にすれば良い。

これくらい安易な気持ちで仕事をして欲しい。
どれだけ怒鳴られても、実は5年後めちゃくちゃ良い奴だった、なーんてことも稀にある。でもその前にギブアップしてしまえば、悪いイメージのまま終わり、自分はコミュニケーションスキルが無いダメな奴だ。。。などとネガティブになる。

今20代の頃を思い返せば、良い経験だった。あの時のパワハラ上司がいなければ、もっとナヨナヨした人生を送っていたのか?とも思える。

今日はお約束通り、これで以上とするが、まだまだ伝えたいことはある。(どこかで書くので、是非見て頂きたい)

以上、今日はメンタルの話でした〜
ほな!


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