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たくさんの課題発見につなげたい~大阪市役所で「伝わる」アクリルパネルを展示してきました~

こんにちは、オープンコラボレーションハブ「LODGE」です。

LODGEでは自治体DXサポートの一環で、株式会社アイシンが提供する課題解決プロダクト、「伝わる」アクリルパネルを各自治体にご紹介しています。

「伝わる」アクリルパネルは、会話内容がリアルタイムで字幕表示される、透明のアクリルパネルです。なめらかな表示スピード、話した言葉がクリアに表示される正確性(特に漢字変換)が素晴らしく、耳の不自由な方とのコミュニケーションや、聞こえづらい・伝えづらいシーンの課題を円滑にします。


このすごさは、やはり自分で体験してみないと伝わらない!

……ということで、より多くの方に体験していただくため、ヤフー本社ビル17階の「LODGE」にも展示をしています。6月に初めて展示して以来、引き続き社員にも大変好評で、当初の期間を延長して展示させていただいています。(アイシンさん、本当にありがとうございます!)

そんな折、12月6日~8日の3日間、大阪市役所一階ホールにてパネルを展示する貴重な機会をいただきました。

ディスプレイの光源の影響で写真にはこのような色に映りますが、
実際は透明パネルに白文字がクリアに投影されています

大阪市福祉局の皆さんが準備~体験までご協力くださり、大阪市役所の職員の方、市民の方など、非常にたくさんの方に体験していただくことができました!

さまざまな課の方が体験くださいました


梅田のヤフー大阪オフィスからも社員が駆けつけてくれました。

とても嬉しいことに、大阪市役所からの案内を見て、市内の区役所勤務の方が見学にお越しくださいました。具体的な質問に加え、来年の区長提案に盛り込みたい!ともおっしゃってくださいました。

たくさんの方に驚いていただきました

体験された方々が、年齢性別問わず、一様に「これはすごいですね!」「とても滑らかに表示されてびっくり」など驚きながら、笑顔でお話されているのが大変印象的でした。

「自分の活舌が悪いんだと思います……」と言って照れながら何度もトライする方、大阪弁がちゃんと字幕表示されるか頑張る方、大阪市の区名を読み上げてみる方、なかには「ぺんぱいなっぽーあっぽーぺん!」を連呼してみる方も(なぜか2名いらっしゃいました!)

特に、一階ホールで体験後、職務エリアに戻って「あまりにすごいので、別の人も呼んできちゃいました」と同僚を連れてきてくださった方とのお話はとても印象的でした。自治体ならではの業務の課題や「こんなシーンで使えたら便利」というお話をたくさん教えていただきました。

体験後には簡単なアンケートに答えていただきました。

このほか自由回答で「早口でも読み取ってくれるとありがたい」「ヘルプデスクがあると安心して導入できそう」といった要望や、なかには「アクリルパネル越しだと会話がしづらいので、飲食店にあってほしい」など、たくさんのコメントをいただきました。

私たちの気づいていない「課題発見」を目指して

「伝わる」アクリルパネルはアイシンさんからご紹介いただいて、あまりの精度とスピードにまず自分たちが驚き、「たくさんの方に知っていただきたい! 必ず多くの課題解決につながるはず」と思ったことから始まったご縁でした。今回このようにたくさんの方に驚く体験をご提供できて嬉しかったです。

「伝わる」アクリルパネルは文字起こしアプリ「YYProbe」をインストールした端末(iPhone、iPadなど)をパネルに接続していますが、iPhoneなどの端末単体だけでも使えるほか、パソコンの画面やテレビ、大型スクリーンなどに接続して使うこともできます。

先日、耳の不自由な方とオンラインミーティングをしたときの事例。
(一人で文字起こしのテストをしているところです)
資料と文字起こしを同時に画面共有しながら、スムーズに打ち合わせできました。

また、「同じ会議に入室する」機能を使えば、遠く離れている人同士でも会話内容の文字起こしを手元の画面で確認することができます。さらに、外国語の同時翻訳機能や画像表示機能など、様々な機能もあります。

こういった多彩な機能が、いまメインでご紹介している自治体や病院窓口のほか、私たちがまだ知らない課題解決にダイレクトにつながるのではないか?と考えています。

引き続き、実際に体験していただく機会を提供しながら、より多くの課題発見につなげ、課題解決事例を増やしていきたいと考えています。

LODGEで見学が可能です

LINEヤフー本社ビル17階「LODGE」にて常時展示しております。自治体や企業の方で導入をご検討の方は、メールにてお問合せください! 
ml-info-lodge@lycorp.co.jp