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転職記㉗(抑えられない不満)

9月に入って、少し涼しい日もありましたが、猛暑日が続き、朝目が覚めても体がしんどいと思う日が増えました。

8月から不満に蓋をして意識高く働いていましたが、とあることをきっかけにやはり蓋をできない不満があることに気づきました。今回はそのことについてまとめてみたいと思います。

1.昇格

不満に蓋をして、ある意味仙人の域に達したような気持ちで8月は乗り切りました。そして9月に昇格することになりました。

正確には、避けていたマネジメント職を引き受けたことになります。
私は経理財務担当ですが、併せてIPO関連の窓口業務も私の仕事になっていました。そんなこともあり、いろいろとマナジメント要素が増えていくことが昇格の理由であると言われました。

後から思ったのは、前回の記事の1on1ミーティングとこの昇格の打診はつながっていたのかと思います。上司ではなく別の役員から意識づけをされたような気がしています。

2.お給料の話

昇格の打診から約1ヶ月後、大きな仕事が一段落したタイミングで、直属の上司から給料についての説明がありました。
私は昇格に伴い、給料が上がると期待していましたが、結果金額は変わらずでした。
その理由は、給料体系の中に「調整給」というものがあり、いままで「調整給」分高くお給料が支払われていたけれど、その分が昇格による昇給と相殺され、結果合計額は変わらずということでした。

責任は増える。でもお給料は上がらない。
なんだかまた良いように使われているという不満が沸き上がってきてしまったのでした。

3.給料体系について

前職は大企業ということもあり、給料テーブルが決まっていて、役職に応じて給料が決まっていました。
今の会社は給料テーブルはありますが、転職時の希望年収や前職の給料がベースになっています。
業種によって給料の高低があるので、給料が高い会社から転職してきた人は、今の会社の給与テーブルの金額と、本人の希望年収や前職の給料との差額を「調整給」という形で支給されることになります。
この「調整給」は、入社後昇格をしていくことで相殺され、「調整給」がゼロになった状態で昇格して初めて昇給することになります。

ですので、私は今回昇格しましたが、自分の役職より下の人でも軽くお給料が高い人が多くいらっしゃいます。。
そして今回解消できた調整給は約3分の1、今後調整給がなくなるまで昇格するには、評価のタイミングを踏まえると相当先になります。

この現実に絶望してしまいました。。
「給料ではない、ここでしか経験できない仕事がある」と思えたら良いのですが、やはりここは不満に蓋をできませんでした。

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