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【映画レポ】SEOBOK/ソボク

こんにちは。
昨日最終面接を終えたみなとゆうです。
今回は映画レポートをお届けします。


韓ドラ大好きでコン・ユペンの妹、同じく韓ドラ好きでパク・ボゴムペンの母に、韓ドラは花郎しか見たことないけどアクション映画好きの私が便乗。数量限定のフォトカード目当てに、公開初日に鑑賞してきました。 

2021.7.16 『SEOBOK/ソボク(原題:서복)』
韓国 2021年
監督 イ・ヨンジュ
出演 コン・ユ、パク・ボゴムほか
上映時間 114分
配給 CJエンターテインメント

〈ストーリー〉
余命宣告を受けた元情報局エージェント・ギホン(コン・ユ)。死を目前にし明日の生を渇望する彼に、 国家の極秘プロジェクトで誕生した人類初のクローン・ソボク(パク・ボゴム)を護衛する任務が舞い込む。だが、任務早々に襲撃を受け、なんとか逃げ抜くもギホンとソボクは2人だけになってしまう。 危機的な状況の中、2人は衝突を繰り返すも、徐々に心を通わせていく― しかし、人類の救いにも、災いにもなり得るソボクを手に入れようと、闇の組織の追跡は更に激しくなっていく―
(映画『SEOBOK/ソボク』オフィシャルサイトより)


まず、アクションが盛りだくさん。接近戦というよりは、圧倒的に銃撃戦祭り。もうバンバン撃ちまくって爆発しまくって、人間も車もコンビニも、果ては船から地面まで、清々しいほどにぶち壊しのオンパレード。


アクションとか戦争もの好きなくせして、でかい音は苦手だから、くるのはわかるけどビビり倒す我。
「あーくるぞくるぞくるぞくr(ドカーン!)ビクッ」みたいなのが軽く20回くらい。いやもっとか。
1本の映画で一体何人死んだんだ…

撃ち合い爆破カーチェイス、なんでもござれな無法地帯ながら、途中ほろりとさせるところも。ネタバレになりそうなので詳しくは説明できないが、なんせパク・ポゴムさん演じるソボクの可愛さたるや…!母性本能くすぐられっぱなしだった。

見よ、この純真無垢な瞳を。子犬か。

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ソボクの年齢は10歳。生まれてから1度も研究所を出たことがないので、初めて見る外の世界に興味津々。コン・ユさん演じるミン・ギホンと街を歩きながら、ふらふらと好奇心のままにどこかへ行ってしまう。
さらに、移送中の服が襲われたせいでボロボロになり、悪目立ちするからと、代わりにギホンが買ってくれた服を、珍しげに、それでいて愛おしげにナデナデする。いや、ただただ可愛い。うん。
そして謎にちょっとセンスある。

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初めて食べるカップラーメン。最初は箸も使えず、「?」でいっぱいだったものの、口に入れるとよほど気に入ったのか、その後4杯も平らげてギホンをビビらせる。

途中なかなかにエグいシーンが多々あったり、こいつ結局誰?みたいな奴がいたりしたものの、物語の軸がしっかりしていて見やすかった。
そしてコン・ユさんまじカッケェ。

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SFやファンタジーは、設定に無理がありすぎてちょっとな…というものが多いので、変なところでリアリストなせいか今までほぼ見てこなかった(〇リー・〇ッターを一切見ずに育ってきたレベル)。
そんな私でも割とすんなり見れたので、SFアクションと謳われているがそこそこ現実的な設定なんだろう。

ソボクは作られた時の副作用で、重力と圧力のコントロールという特殊能力を持っている。見えない力に操られる人や物を、精巧に表現したすべての役者陣、製作陣のこだわりは敬服に値する。
特にクライマックスは、この力が人間の闇を表しているとも感じられる描き方だった。

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ちょっとわかりにくいが、こんな感じで、ざっと100人くらいからマシンガンで銃撃を受けても、ただ立っているだけで全部弾いてしまうのだ。むしろこれくらいは当たり前で、コンクリートの地面をバキバキにしたり、建物ごと爆発させたり。すげぇとしか言いようがない。


あと個人的に涙腺崩壊ポイントが2回くらいあった。しっかり泣いた。笑


死にゆく者と、死なない者。
明日がない2人の、命を懸けた特別な旅を、是非劇場で。

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