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人間関係構築術。8「ピンチはチャンスなわけがない」

こんばんは…
これを書いてる現在時刻は21:15。
なかなか今日の仕事はハードでございました。
毎日毎日、大なり小なりヤマはあるもんでね。
みなさんそうですよね。苦労してんのは自分だけじゃないって思うこと、または思い込むことで救われる。セルフコントロール大事。

さてさていつもは昼に書くnoteですが、なかなか大きなヤマだったので(実はまだ5合目だったりする…明日は登頂できるか?)執筆に取り掛かれませんでした。

無論ストックはゼロ、さて今日の人間関係構築術はどないしまひょ、と思っていたら今日の仕事の一件で標題を思いついた次第。
そう。

ピンチはピンチ。

追い込まれたら心臓バクバク、冷や汗タラタラ。
諸般の事情でどんな案件かは明かすことはできないのですが、どんな仕事であれ、自分の想定外のイレギュラーが起きた時は体と心が悲鳴をあげてしまうものですよね。
今日のは、兆しはあったものの随分とダメージ喰らいました。
で。
ふと思ったわけです。

「ピンチはチャンス」
ってお題目を。

明治維新直後の某るろうになら、
「けれど拙者はそんな甘っちょろい戯言の方が好きでござるよ」
とか吐かすんでしょうけど、実際「ピンチはチャンス」なんて言っている余裕はない。
なんとか問題解決の糸口を探して、周りと合意形成の場を設けて事に当たらなければ…
そんな風に、なんとか手探りながらも、前に進もうとする。
上役の意見も伺いつつ、一応の落とし所を見つけてそこへ向かう。
おぼろげなゴールへの道順を確認し、障害を取り払っておく。装備品の点検も。
全体の青写真が描けたところで解散し、気心の知れた仲間と愚痴混じりの一服。

それで、雪に降られながら帰る道中、天啓を得ました。

「ピンチはピンチ。その渦中で、人間の真価が問われる」

全てがアンダーコントロールの場合、自分のスキルを遺憾なく発揮して事に当たれます。キャリアにもよりますが、精神状態が安定していれば容易いことも多いはず。この時は、自分の実力以上のものは出ないことが多いです。だってそんな主人公パワーが必要になるようなトラブルじゃないんだから。

しかし、自分の手持ちの武器では太刀打ちできるかどうかわからない、どデカい案件の場合は話が違います。自分の中の主人公パワーよ目覚めろ!そして願わくばこのヤマを乗り越える力を!…そんな風に思います。
思いますが、祈ったってなんの役にも立たないことを、現実世界に生きる僕らは十分承知しているわけで。
だから必死で、がむしゃらに、なりふり構わず、ぶつかっていく。
その過程で自分を俯瞰してみてください。

ギスギスしたムードを、差し入れと言葉がけで和ませたり
ピンチの渦中、後輩にケーススタディのいい機会だと励ましたり
普段あまりコミュニケートしない相手に思いをぶちまけてみたり
上役の意見とは食い違っても、やんわりと自己主張してみたり

…などなど。
普段はそんなことあんまりしないのに、というような事。


ピンチの時こそ、普段とは違う自分がそこにいるはず。
ピンチはピンチだけど、新たな自分を目撃するチャンス。

追い詰められた鼠の中には、天敵の猫を凌駕するものも出てきます。
それはあなたも同じかも知れません。

ではではこの辺で。良い夢を。

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