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慢性的な肩こり・腰痛は身体の使い方が悪いから!?
整体に来られる方の多くは、慢性的な腰痛、慢性的な肩こり・首コリが悪化して辛いので何とかしたいという人です。
もちろん、その他にも様々な不調で来られます。
でも、圧倒的に多いのは肩こり、首コリ、腰痛です。
これから話す事は、あくまで長年整体と体操の指導をしてきての見解です。
医学的、科学的なものではありません。
でも、多くの方が肩こりや腰痛を改善するために参考となると思います。
慢性的なコリや痛みは同じ姿勢での作業が多く、ずっとその部位の筋肉が緊張状態になり、血流が悪くなり、固まったままになる。
そして、その部位の不調を知らせるため(体のSOS)に「痛み」として現れるという感じですね。
【冷える】→【固まる】→【痛くなる】
上記の後半部分です。
でも、同じ作業(例えばデスクワーク)を同じ時間していても痛くなる人、痛くならない人と差が出ます。
この差は!?
体質? 筋肉量? 姿勢? 食習慣? 生活習慣?…
もちろんどれも関係があると思います。
でも、今回は身体の使い方の悪さ(姿勢の悪さ)に注目して話していきます。
「身体の使い方の悪さ」≒「姿勢の悪さ」です。
ここでの「姿勢」の良さ、悪さは見た目じゃなく正しく身体が使えている姿勢かです。
多くの人が勘違いしている部分です。専門家もです。だから、見た目の指標が重視されてしまう…
例えば、踝、股関節、肩、耳の位置が一直線になるようにとかです。
確かに、正しい姿勢をとった時に、一直線になる。
でも、一直線にしているから、正しい姿勢か!?というと必ずしも正しい姿勢ではないという事です。
「見た目だけ整えた正しく見える姿勢」と「真の正しい姿勢」では、身体の使い方、使っている筋肉が異なっている。
真の正しい姿勢とは、ヒトの構造に沿った理想的な姿勢です。
まずは、骨格に沿って立つ、座るを行い、その骨格を支えるように最低限の筋肉を使う。
構造に沿っているので、身体の何処か一部に負担がかかることはありませんし、筋肉も姿勢維持のために最小限しか使わないので疲れません。
そうなんです。正しい姿勢は疲れない!正しい姿勢が疲れるのは、正しくないんですね。
正しい姿勢なら凝りにくい!
では、正しい姿勢はどう作る!?
これが難しい…
腰痛、肩こりを施術で楽にしてあげられても、整体では正しい姿勢に戻すことは難しい、というか、ほぼ出来ないに等しいと思う。
じゃあどうする?
エクササイズ(体操)しかないです。
正しい身体の使い方を学習させるエクササイズです。筋トレや体幹トレーニングやストレッチではありません。
まあ、体幹トレーニングは一部有効ですが、体幹を鍛える前に、体幹を使えるようにすることが先です。
そして、身体の使い方を学習するエクササイズで、身体の使い方を正せば自然と正しい姿勢が取れるようになる。
正しい身体の使い方を学習するエクササイズについては、長くなるので、また次回以降でお話しします。
今日のまとめ
慢性的な肩こり・首こり・腰痛の方の多くは身体の使い方が悪い。
凝りにくく、疲れにくく、痛みにくくするには、身体の構造(骨格)に沿った姿勢づくり(正しい体の使い方)をすればよい。
正しい体の使い方はエクササイズをする必要がある。
という事でした。
整体師なのに、施術ではなく、健康体づくりには「正しい体の使い方」の学習を強調です(笑)
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