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「わかる人に聞く・とりあえずやってみる・楽しくやる」これで仕事は何とかなる。

みなさん、こんにちは!
芝園開発株式会社 広報デザイングループです。
本日は自治体の事業サポートを行う「公共サービスサポート事業部」の社員にお話しをうかがいました!

芝園開発はこんな仕事をしています。
https://www.sibazono.co.jp/

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総合自転車対策業務 『現場統括責任者』という仕事

わたしは、江戸川区の総合自転車対策業務の『現場統括責任者』(以下統括責任者)の仕事をしています。
総合自転車対策業務というと、複雑そうな仕事に聞こえますが、
・公営の駐輪場の運営管理
・自転車保管所の運営管理
・放置自転車の持ち主にマナーを呼び掛ける啓発指導
これらの業務をひとまとめにした仕事の呼び方です。

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わたしと一緒に働く仲間は地元にお住まいの方々です。
とりわけ高齢者の方が多く、江戸川区で受託した4つの現場(一之江駅・瑞江駅・平井駅・東大島駅)では、総勢150人の従事者さんがトレードマークである青いジャケットと帽子をかぶり、「放置自転車のないステキなまちをつくろう」と働いてくれています。

統括責任者は区役所や本社、関係者とのやりとりが非常に多いポジションです。スマートフォンが手放せません。
月間のスケジュールにそった現場への指示出し、自治体とのスケジュール調整や取り組みの報告、外部業者とのやり取りや、従事者からの突発的なお願いごとや現場で収めきれなかったクレームも、わたしの電話に集まってきます。
まさしく「常に電話が鳴っている」ような感覚です。

わたしが担当する現場は、総合自転車業務をおこなういくつかの現場の中でも「指定管理者制度」という制度のもとで業務が運営されています。

指定管理者制度とは?
公共施設のサービスの向上と管理経費の縮減のため、提案方式で採用された民間企業の資金とノウハウを活用する制度。

そのため、
・コストを抑えた効率の良い運営をする
・サービスの売上げを伸ばす
この二つのバランスの取れた運営計画のための調査や資料作り、そのほかにも従事者のシフトづくりや接遇研修等の準備もします。
作業時間の捻出は統括責任者にとっては課題のひとつです。
時間を確保するには、現場が安定して稼働してくれていることが第一。
だからこそ、「いい人に長く働いてもらう現場づくり」もわたしの重要な仕事だと思っています。

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わたしが大切にしているのは、人づくり・連携づくり・意識づくり。
まずは「周りを成長させられるひと」を見つけ出すこと。
そして、「統括責任者がいなくても従事者さん同士で連携できる体制」を作ることです。
芝園開発での働き方をていねいかつ徹底的に身に着けてもらった従事者さんに副責任者という立場をおまかせします。
そして、従事者さんには「わからないことがあったらこの人に聞く」「聞かれたらていねいに教えてあげる」という意識・姿勢でお仕事にとりくんでいただきます。
各現場の副責任者に任せるところは任せるのですが、任せっきりにはしません。現場に足を運んだら一人ひとり挨拶をして回り、みんなの顔を見て話をし、フォローが必要だと判断すれば副責任者にサポートをするように指示を出します。
仕組みづくりが従事者の働く意欲を形づくり、良いサービスとして地域住民に還元されていきます。

入社のきっかけ:家族のそばにいるために

前職では火力発電所工事の施工管理の仕事をしていました。
全国の火力発電所を飛び回り、工事が始まれば半年間は火力発電所近くに缶詰になるような生活をおくっていました。
転職のきっかけは、身の回りで様々な変化を経験したからです。その時に「もっと家族のそばにいたい」「社会貢献度の高い仕事に就きたい」と思って、家族のいる東京で働くことを決めて転職をしました。

「はじめは失敗するもの」と思って挑んだ

入社1か月で新規現場の立ち上げを任された時は、「どうしよう」と思いましたね。
ちょうど別の広域現場の立ち上げも重なった時期で、同期入社のメンバーや頼りだった先輩も、みんなそっちの応援に行ってしまったんです。
現場には、入社1カ月目のわたしと現場の従事者さんだけ。
二人三脚でやるしかないという状況だったのです。
肩書こそ「統括責任者」でしたが、自分にできることといえば研修で学んだ窓口業務くらいで、その現場全体がどうやって運営されてきたのかほとんど知識がない状態でした。
「これは人に聞くしかない。聞いて、教えてもらうところからだ……!」
と、ひたすら教えてもらうことに徹しました。
実は今もこのスタンスは変わっていません。
知っている人に教えてもらうのが一番です。
わからないことは「これ、どうやってやるんですか?」と聞いて、メモを取って、「ありがとうございます!」といいながら、自分も従事者と同じ業務をこなして体で覚えていきました。
教えられたり、教えたりする中でやっぱり古参の従事者さんには「何してるんだ!」と叱られましたし、「前の事業者のときはこうやってたんだ」って突っぱねられたこともありました。
まだ新型コロナウィルスが流行る前は、年度末に忘年会を開いてお互いに1年のがんばりを労う文化が芝園開発にはありました。
その時に、わたしを叱った古参の従事者さんに「僕、入社して2年目で~」とポロッと口にしたんです。そうしたら「じゃあ、あの時って入社してまだ3カ月目だったの?!いろいろ言っちゃってごめんね」って(笑)
大変でしたが、コミュニケーションをあきらめなかったことで、そのやりとりの中で「周りを成長させられるひと」を見つけることもできましたし、「こんな現場にしよう」という想いも持つことができました。

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入社の時から仕事へのスタンスは変わりません。
「わかる人に聞く・とりあえずやってみる・楽しくやる」で仕事はなんとかなるものです。
まずは、やってみましょう。


#オープン社内報 #社員紹介

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