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あなたに合ったキッチンスタイルはどれ?おすすめのキッチンスタイル5選!

こんにちは!LIXIL住宅研究所 note編集部です。

とうとつですが皆さんは料理が好きですか?私は実家暮らしのため、頻繁に料理をすることはないのですが、たまにご飯をつくったりお菓子を作ったりしています(手が凝ったものは作りませんが…)今回はその料理に欠かせない空間である「キッチン」について、皆さんにご紹介します!
自分の理想のキッチンを見つけたり、これから家を買おう、キッチンをリフォームしようと思っている方の参考になればと思っていますので、ぜひ最後までご覧ください。

嫌いな家事と好きな家事。どちらも1位に選ばれたのは「料理」?!

LIXIL住宅研究所で独自に調査した「夫婦の家事調査〜あなたの嫌いな家事〜」で1位に選ばれたのは「料理」でした。また料理を作る以外にも、「献立を考える」「食器洗い」の二つも嫌いな家事のベスト6位以内に入っており、料理に関係する家事が嫌いな割合は全体の約38%となりました。

料理はけっこう手間がかかるので嫌いな方の比率が高かったのかなと思います。一方、「料理」は好きな家事の1位にもなっています。料理を毎日のノルマとして取り組むのか!楽しみとして取り組むのか!で分かれるのかもしれません。

キッチンスタイルは、キッチンの形状・キッチンを置く位置で何通りも!

キッチンスタイルは、キッチンの形状・キッチンを置く位置など、組み合わせによって、何通りもあります。どんな種類があるかご紹介します。

▶キッチンの形状

  • I型:コンロ・作業台・シンクが一列に並んでいるキッチン

  • Ⅱ型:コンロとシンクが別々の島に分かれているキッチン

  • L型:形状がL型でシンクとコンロが対角になっているキッチン

▶キッチンの置く位置

  • 壁付けキッチン:調理中は壁に向いて作業するため、料理に専念できます

  • 対面キッチン・キッチンカウンター:腰壁(腰あたりまでの高さの壁)やキッチン上に吊戸棚をつけてあり、ダイニングやリビングとの間を適度に仕切って料理ができます

  • オープン対面キッチン(ペニンシュラ型/アイランド型):オープンスタイルなので、ダイニングやリビングと一体感のある空間をつくれます

好みのキッチンスタイルはどれ?キッチンスタイル5選!

キッチンでの過ごし方や使い方によっておススメのキッチンスタイルがありますので、今回は5つのキッチンスタイルについて、メリット・デメリットの両方をご紹介します。

①壁付けI型キッチン

壁付けI型キッチンは独立している(3方向壁に囲まれている)ことが多く、リビングやダイニングと分かれているため、料理をすることに専念したい、作っている時のにおいや音が部屋中に広がるのが嫌だ、と考える方におススメのキッチンです。デメリットとしてリビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションをとることが難しいので、料理しているときに孤立することがあります。

②ペニンシュラL型キッチン

「ペニンシュラ」とは英語で「半島」の意味で、キッチンの一部が壁についているスタイルのことを表します。ペニシュラL型キッチンは、1面は壁についており、もう一面は対面式になっている形です。L型キッチンはシンクとコンロの動線が短くすみI型などに比べて効率が良いことが特長です。デメリットとしては、キッチンのスペースを広く確保することが必要になる場合もあり、キッチン空間の広さについて事前によく考える必要があります。

③対面ペニンシュラI型キッチン

対面式なので、リビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションがとりやすく、また多くがキッチンとダイニングやリビングの間に腰壁をつけるため、料理をしている手元を隠すことができます。また腰壁にダイニングテーブルを設置することにより、完成した料理をスムーズに食卓に並べることもできます。デメリットとしては、リビングやダイニングと完全に仕切れていないので、多少臭いなどが部屋に広がってしまうことがあります。

④アイランド型オープン対面キッチン

「アイランド型」は一切壁に囲まれておらず、キッチンが独立して部屋に設置されるスタイルです。今までおススメしてきたキッチンの中で一番、リビングやダイニングにいる家族とコミュニケーションがとりやすいスタイルです。また壁がないことで、LDKの大きさを広く感じることができますし、配膳や食器の後片づけを効率よく行うことができます。

デメリットとしては、オープンなので部屋中に料理の臭いが広がりやすく、またリビングやダイニングからキッチンでの様子が他のスタイルより良く見えるため、手元を見せたくない場合は腰壁のある対面ペニンシュラI型キッチンを採用するといいですね。

⑤オープン対面Ⅱ型キッチン

シンクとコンロが2つの島に分かれていることが特長です。シンクで作業して、後ろを振りかえればすぐにコンロで作業ができるのでL型キッチン同様家事動線が効率的に行え、オープン対面キッチンなので食事の配膳も効率的に行えます。またコンロ側とシンク側両方に収納スペースを確保できるので収納量が多いこともメリットの1つかと思います。

デメリットとしては部屋中に臭いが広がりやすいことです。またシンクとコンロの間の通路スペースを狭くしてしまうと作業しにくいことがありますので、通路のスペースは2人が通れる距離(約900mm)ほど確保することをおススメします。

番外編_囲むキッチン

壁付けI型キッチンは独立していることが多いとお話ししましたが、独立せずリビングやダイニングと同じ空間に設置することもできます。アイフルホームでは壁付けI型キッチンの後ろにL型にダイニングテーブルを設けることで、料理後の配膳・後片付けを効率的に行えたり、子どもがいる家庭ではダイニングにいる子どもたちとコミュニケーションをとりながら料理をしたり、大きなダイニングテーブルで他の作業をすることなどもできます。

作り付けのダイニングテーブルの下に収納を設けることで収納量も充実することができます。デメリットとしては、オープンなキッチンの形状なので臭いは部屋中に広がりやすくなります。

さいごに

今回はキッチンのおススメの5つのスタイルを紹介しましたが、皆さんお気に入りのキッチンスタイルは見つかりましたか?今回は一例として5つのキッチンスタイルを紹介させていただきました。今回紹介した5つを参考に皆さんのお家の間取りや広さ、理想のキッチンスタイルに合わせてカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。

今回の内容がこれから家を建てようとしている皆さんやキッチンのリフォームを考えている皆さんの少しでもお役に立っていれば嬉しいです!他にも「こんな内容が知りたい!/見たい!」などありましたら、コメントなどで教えてください♪最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!