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太陽からのラブレター|小暑のうた

『天の川』

ぶつかることで失うものがある
けれど、
ぶつかって始めて見えるものもある

異質なものが相対し、
せめぎ合えば合うほどに輪郭は解かれ、
混沌という新たな線のゆりかごが生まれる

今までお互いを囲ってきた線と線は
やがて混じりあって
一本の道となる

どうやったらぶつからないのか
どうやってぶつかったらよいのか

その問いの答えは
同じところへ続くもの

その問いの本質は
全く違わないのだ

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