人生とは | 94歳の祖父と話して感じたこと

実家で94歳の祖父と話して感じたことのメモ。

同じことを何度も言ったり、耳が遠くなってかなりの声量が必要だけど、伝われば色んなことを話してくれる。
いつもみんなに感謝してる可愛いおじいちゃん、大好き。
長生きしてほしい!

【仕事について】
・色々な場所に出張行ったことが、仕事の良い思い出

→(私の感想)出張っていう割と大変なことも、人生レベルでは、それこそが良い思い出になる。楽なことを求めてしまうけど、たまに緊張感のあることも、有り難く受け入れるようにしたいと思った。

【戦時中について】
・おじいちゃんは15〜18歳頃?で、軍事用のエンジン工場で働いていた。
・20歳以上の男性は徴兵される。おじいちゃんのお兄さんは20歳を超えていたので徴兵され、戦争で亡くなった。遺骨は帰ってこない。
・終戦の日、負けたアナウンスがあり、その昼に工場が閉鎖になった。帰る電車も動いていなくて、歩いて帰った。
・工場の人たちは終戦を知って、仕事もなくなりこれからどうなるのか、というような困惑した反応だった。
・おじいちゃんは戦後、高校大学に行くことにした。その後就職した。

→(感想)おじいちゃんがたまたま成人してしない年だったから、自分が存在できているかもと思った。
当たり前だけど、平和な社会に感謝して生きたいし、今世界で起こっている戦争も終わることを祈りたい。

【おじいちゃんの今の様子について】
おじいちゃんは最近新しいことを覚えづらくなっている。
そんなおじいちゃんが良く言うことは、
「いつも○○してくれてありがたい」「お礼をしないとな」「すごい、こんなもの食べたことない(絶対あるときも笑)」。

→超高齢になり、脳の機能が低下するのは仕方のないこと。その時に、周囲への感謝や喜びの感情ばかりが出てくることに、家族みんな感動している。
私がおばあちゃんになったら、あんな人格になりたい人物No. 1です。

足腰が弱くなってきて、介護問題とか色々あると思うけど、
おじいちゃんとこうやって話せるのが幸せ🥰

おわり

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