ふるさとワーキングホリデー滞在日記～れいな編～
はじめまして
こんにちは。お読みいただきありがとうございます。
ふるさとワーキングホリデーに参加した、れいなです。
ここでは、長野県大町市で過ごした2週間の生活をまとめています。
どうぞご覧ください。
－自己紹介－
れいな
・千葉県出身
・看護大学の4年生
・旅行、撮影（Canonユーザーです☺）、珈琲、おいしいごはん、読書が好き。
①参加のきっかけ
観光目的の旅行ではなく、旅がしたいと思ったことがきっかけです。
出会うはずのなかった人と出会いたい。温泉や自然など、その土地にしかないものを楽しみながら“暮らし”たい。
そう思い、インターネットで調べたところ、総務省の「ふるさとワーキングホリデー」のページにたどり着きました。その中で、千葉県からのアクセスの良さや仕事内容、大町市の自然の豊かさに惹かれ、参加を決めました。
②日記
9.11（月）：初日
東京都の池袋駅から、長野県の松本駅まで、高速バスで4時間強でした。（運賃は2400円でした。）
松本駅でお蕎麦を食べ、いざ信濃大町駅へ。（Suicaは使えません。）電車の車内で、乗務員の方が切符を「拝見」しに来る、都会ではありえない光景に、心が弾んだことを覚えています。
信濃大町駅で降りるはずが、間違えて1つ前の南大町駅で降りてしまいましたが、市役所の方の車で無事リバ邸北アルプスに到着。
管理人のえりさんに、温かく迎えていただきました。
その後、近所の飲食店で夕食を済まし、スーパーへ買い出しに。
夜は、シェアハウスの住民の方のお友達も加わって、おしゃべりを楽しみました。
9.12（火）～9.13（水）：仕事（10:00~15:00）
大町市から松本市まで車で移動し、ぎゅーぱんハウスのセルフカフェの営業をお手伝いしました。具体的には、店番と、インスタグラムの投稿の整理や文章の作成などです。
休憩時間には、松本市内にあるカフェを楽しみました。
スコーンがザクっとしていて美味しいです
ふるさとワーキングホリデーのメンバーである、関西出身のお2人直伝のたこ焼きです
お2人は、優しくて気遣いで、強くて明るい方々でした
星が綺麗でした
シェアハウスに帰った後、夜遅くまでみんなで語りました
9.14（木）：休日
松本市でレンタカーを借りて、塩尻（ぶどう狩り）→安曇野（大王わさび農場）→大町温泉郷（薬師の湯）→木崎湖を巡ってきました。
敷地内でランチもできます
澄んだ水が冷たくて気持ちいいです
9.15（金）：仕事（9:00~15:00）
シェアハウスのリビングで、インスタグラムの投稿に載せる文章の作成を行いました。
夜は、シェアハウスの住民の方と、近所のカフェでジビエのホットドッグを食べました。落ち着いた雰囲気で、ゆっくり話すことができました。
9.16（土）：休日
シェアハウスの住民の方が、大町市の商店街にある「森の休息」で週に一度お店を出しているので、そのお手伝いをしました。
インドネシア料理です
夜は、ふるさとワーキングホリデーの新しいメンバーと、シェアハウスの住民のみなさんで、カラオケへ。
歌が上手な方ばかりでびっくり！！ノリノリで歌いまくりました。
9.17（日）：休日
ふるさとワーキングホリデーの新しいメンバー（もう友達ですね）と、大町市の周遊バス“ぐるりん号”で、市立大町山岳博物館と安曇野ちひろ美術館に行ってきました。
2023年は、4月29日(土)、30日(日)、5月3日(水)〜7日(日)、7月15日(土)～10月15日(日)までの土日祝日のみの運行です。
バスのデザインも昭和レトロで可愛い
ニホンカモシカもいた
いわさきちひろさんの絵本画や油彩を、時代背景やちひろさんの人生に沿って見ることができます
カワイイ
人生No.1串揚げだった
9.18（月）：休日
管理人のえりさんと友達と私で、乗鞍へ。
えりさんが運転してくださりました。
小豆は種から作って炊いているそうです
今まで食べたあんこの中で一番美味しかった
奥にいるのがえりさんです
駐車場から山の中を15分くらい歩くので、歩きやすい靴で行くのがオススメです
手作りワッフルコーンに、アーモンドミルクの濃厚ジェラートがたっぷりと
9.19（火）～9.20（水）：仕事（10:00~15:00）
先週に引き続き、ぎゅーぱんハウスのセルフカフェの営業のお手伝いをしました。
地下にもフロアがあります
噂通りの「アトラクション」でしたね…
珈琲をゆっくり淹れる時間は心を落ち着かせてくれます
ブラウニーは、大町市にある「菓子ト珈琲Pinto」
特に、塩チョコサブレとチャイラテがたまらない美味しさです
えりさん主催のサルサダンス練習会にも参加しました。
私はへたっぴだったけど、こういう世界があることを知れて良かったです。
体幹鍛えられそう。
9.21（木）：休日兼仕事
午前中は映画を見たり本を読んだりして、夜は就業先の社長主催で開かれた鍋会に参加しました。
人の性格を4つのタイプに分類したとき、それぞれにどのような特徴があるのかを考察したり、かかわりの中で生じる齟齬とその理由について分析したりしました。長年の疑問だった「なぜ私はリーダーに向いていないのか」について、1つの答えを見つけることができました。
9.22（金）：休日兼仕事
鍋会と同じメンバーで、ボードゲーム（カタン）をしました。私は初めてのボードゲームでしたが、想像以上に面白かったです。えりさんがおっしゃっていた通り、はじめの布陣が重要ですね…！！
夜は、シェアハウスの住民の方繋がりで出会った友達と、大町市にある「ビストロカフェ ミルフィーユ」で夕ごはん。
まだ出会って間もないけれど、不思議と安心感がある、素敵なお友達です。
また会いに来るね。
甘さの中に凛とした酸味があって、言葉にならないくらい美味しかった
シャーベット単体で通販してほしいくらいです
－感じたこと・考えたこと－
信濃大町駅の周辺には、24時間営業のコンビニや21時まで開いているスーパーがあるため、買い物にはとても便利でした。なのに、車を10分走らせれば温泉があり、山々に囲まれ、澄んだ空気や美味しい水と共に暮らすことができます。安曇野や松本にも近く、「あのお店の○○が美味しい！」と言われるような、こだわりの一品を味わうのも楽しみでした。
最近、ある友人が「どこにいても自分の暮らしをすることはできる」と言っていました。
「自分の暮らしをすること」において、忘れてはならないのは、「自分自身を整えること」だと思います。なぜなら、どこに行っても、誰と何をしていても、自分だけはそのまま付いてくる（付いてきてしまう）からです。
私は今まで、「自分自身を整える」なんて私には似合わないと感じていました。自我や自分を大切にすることと、自己肯定感、協調性、社会性などといったものがごちゃごちゃに絡まって、失敗することも多かったから、とりあえず無害な存在でありたいと思っていました。
でも、そんなに難しいことではないのかもしれません。
朝早く起きたら、新鮮な空気をたっぷりと吸い込む。夜、ギターの音色に心を震わせる。
掃除当番はしっかりとこなし、余裕があったら、共有のタオルを洗ったり率先してお皿洗いをしたり。
お腹がすいていなかったら無理に食べなくていいし、嫌なことがあったら信頼できる人に話してみればいい。
そうやって、毎日、自分に生じたズレを微調整していく。
自分のためにしか生きられていないと感じても、「今は、そういう時期だ」と信じて努力し続けてみようと思います。
そしていつか、「自分のため」と「誰かのため」の循環を作ることが目標です。
↓ 以前読んで参考にしたnoteです。
2週間ありがとうございました。
大町市で過ごしたことで、「この要素は“自分の暮らし”をするのに必要だな…」という気づきをいくつか得ることができました。
出会ったみなさんがそれぞれ自分を持っていて、お互いの境界線を保っていたのも私にとっては心地よかったです。
ありがとうございました☺
ふるさとワーキングホリデー制度
リバ邸北アルプスのある長野県大町市では移住定住促進活動の一環として、ふるさとワーキングホリデー制度を行っています。
リバ邸北アルプスを運営しているイイココ・インキュベーション合同会社でもふるさとワーキングホリデーの受け入れをしており、今年で3年目を迎えます！
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