皇の時代の羅針盤　その三十

月刊プレジデントイーグル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｖｏｌ,30 　1996,04,19

　人間心理の戦略を活かす　　　　　　　
　　　　　　経営者は会社を伸ばす｡！
　　　　　　
　集合離散、発展消滅は世の常です。世の理を知り、それを生かすことが大切であると思いますが、生かすための方法を知らなくては生かしようがありません。身近で分かりやすく、すぐにできることが必要です。

これには、具体性がなくてはなりません。具体的な事柄、方法です。現実的でなければ意味がありません。それは結果が出ることです。原因より結果が先なのです。

　ダスキンという会社があります。玄関マットで有名な会社です。この会社の理念は祈りだそうです。そして宗教こそ経営のエキスとして、それを生かし現在があるそうです。わたしも同感です。

商品に命を懸ければそれが宗教の始まりなのです。どこの会社もそこの社長の理念に惚れ、幸せになりたくて働いているのです。

私は、仕事柄多くの会社を知っています。そしてその会社がどのようにして大きくなったかも知っています。そしてそこには共通点があります。よい商品は勿論、欠かせないのが宗教性であり愛社精神です。

これは、大企業から小企業まで同じです。だから、社員は皆うちの会社と言います。

　人が集まればそこには、リーダーができます。これが、社長であり、師匠であっても不思議ではありません。

《弟子を持てる人になる》

　人が集まるところ必ずそこにはリーダーがいます。リーダーには、リーダーシップがなくては成りません。リーダー以上の存在の人が時にいます。これが俗に言う師匠です。そしてそこに集まる人は弟子なのです。

人として生まれて本当の意味で師匠と言われる人間に成れたら素晴らしいことです。先生は沢山いますが師匠は少ないのです。

師匠とは道を極めた人です。道とは人生です。日本では何にでも道を付けます。神道、仏教道、武道、料理道、野球道、経営道、茶道、花道、歌道、舞踊道、文武両道、まで色々あります。

その道の達人になると師匠と呼ばれ弟子がつくのです。また達人は、他を圧倒するだけの技と悟りをもっています。ただ知識があるのではなく、智慧があるのです。

さらに、絶対的に従えるだけの存在価値をもっています。これは理屈ではありません。人を映せる力です。凡人には分からないものが分かる人です。すべてを受け入れられ、すべてを生かすことができるのです。

また、そうしようと生きている人です。その人といると幸せな気分になり、元気が出て来て、楽しくなってしまう。そしていつも学ぶことができる。だから、弟子ができるのでしょう。

そして弟子を生かすことをいつも考えています。生かされる弟子は、さらに師匠を師匠として尊敬するのです。

　自分がすべての人は、いつも認めてもらいたいだけで、人を心から認めません。先程人を映せる人と言いましたが、自分も人もお互いに映し会っているのです。

どんなに自分を隠しても人には自分の姿が映っているのです。そしてこの映っている姿が共通しているのです。

　自分の嫌いな人は相手も自分のこと好いていないことが良くあります。これもお互い映し会っているものです。これが、個人と集団であっても同じなのです。

いい例が集団の中で協調性のない人がいたとします。誰も大人ですから文句を言う訳ではありませんが、皆同じように良くは思っていないのです。

そして、それが確認されたときから、その集団からはみ出して行くのです。そこに本人の気付きがあれば良いのですが、どうすることもできません。これが世の習いなのです。

そういう自分勝手な人間は、自分が正しいと思い込んでいるので始末に終えません。世の中の荒波に揉まれて初めて気付く事でしょう。一生気付かずに終わってしまう人もいるのかもしれません。

　ですから、自分がどう映っているかを知っていたら役立つと言えます。それには他人を見ないことです。他人を見ると、どうしても自分が見えなくなってしまうのです。

人を見ずに、その人の奥にある実態を見るようにすれば、自然に映し出せるようになって来ます。その人の本質を見ることができれば、相手の本質が鏡のように映ります。

ある人は、こわい人に見え、またある人は、優しい人に見えます。そして当人は自分の中にある本質を見られていると感じています。

すべての源が自分にあるということを知れば、お互いに何も感じない涼やかや気持ちになるのです。師匠と言われる人は相手を映しながら相手を涼やかや気持ちにさせてしまうのです。これが達人なのです。

　人生において、師匠に成れなくとも良き師匠に出会うことは大切です。良き師匠に出会い良き弟子であれば、必ずや師匠に並ぶ人に成れるのです。それが道なのです。

追記1

羅針盤はオリンピックの予想をほぼ保証した。
一つに日本人の活躍が予想されたこと。
二つめは、バスケとサッカーの予想でした。

その理由は、戦後の自虐史観から解き放たれてきたことでもある。

帰化人や二世が参加することによって、スピリチュアル（中正的）な
心理状態が効果を発揮していること。

新しい競技、古くからある競技において束縛のない自由な環境と
遊びという術のような技が出来てきている。

精進努力は世界中がやっていることで当然のことです。

これからは、メシアプロファイリングが自立した生き方と
羅針盤を手にする方法となるでしょう。

追伸2

戦後は、終わった、という話です。
戦争で敗戦を迎え、その処理は賠償金支払いです。
これは、すでに完了しています。国際条約で済です。
それから、東京制空権も条約期限が済んでいます。
それでも、米国は占領下と思っていますが、

ま、いいか！

追記3

メシアプロファイリングを手にすると、思考が高次元となり、
スピリチュアル（中正）になるため心理が見極められるようになる。

自然の浄化作用が判断できる。
例えば、環境破壊、災害、震災、水害、戦争、疫病などは、
自然の浄化作用であることがわかる。

人間個人にも、浄化作用はある。

スピリチュアルな高次の思考とは、抽象度が上がるので、
太極図のように、善も悪というような二元論が中庸となる。

親鸞聖人が唱えた、悪人悪からずという言葉が理解できる。
また、善人も悪人も死んで行く先に違いはないという事です。

それは、メシアプロファイリングを手にすることで、可能になります。

この世に、縦の序列は存在しない。という事実を見る目。

世界の民の幸せを作ることが目的である。

今目の前の人に100％の献身をすることである。

臨場感空間を抽象度を高い位置に持っていくこと。

例題
明治維新をメシアプロファイリングしてみると。
薩摩と萩藩（長州）の関係
龍馬と海援隊の資金元は？
明治天皇入れ替えは本当か？
山口県田布施町の出身とは？
勝海舟と龍馬の関係？
慶宗の江戸城明け渡しは？
靖国神社は官軍の戦死者の神社だった！

上記の真実を知るようになる。また、理解できる。

経済も読み解けるようになる。

学校教育についての真実とは、先生は学習指導要領に沿って
教えている。

〇△✖の三つがある。
〇だけ教えれば、殆どオッケーです。
△は参考程度教える。
✖はどうでもよい。

教科書にはこの三つがある割合で含まれている。
この学習指導要領がどう作られているのかは知られていない。

近隣窮乏化で、日本は潤っているという事を理解すること。
さらに、消費税還付という事も理解することです。

輸出企業は売り上げで利益を出し、還付金で太るから、
消費税を上げたがるのです。

九州へ台湾企業が進出してくるのは、台湾有事を避けたいためだろう。

国際連盟と国際連合の違いを知ることです。

日本が国際連盟を脱退した理由は、植民地支配と人種差別をなくす為だったのです。

国際連合は戦勝国連合だから日本は永久に常任理事国にはなれないことも、
知っておきましょう。