見出し画像

【配信視聴感想】ブルーノート東京 RON CARTER GOLDEN STRIKER TRIO

コロナ禍で私にとってラッキーと思った出来事の1つにエンタメの有料配信がある。


夜公演のみの場合、終電が早い地域に住んでいる者にとって、最後まで楽しめない場合があるので、諦めることが多い。
音楽だと必ずアンコールがあるので、時間が読めない。
近くの宿に泊まればいいのだけど、そうしてまで行きたいかと考えるとそこまででもないかと思ってしまったり。
そもそも行こうかどうしようか迷っている公演だったり。

そういった公演を配信してくれることによって、興味だけで終わっていた公演に触れることができるようになった。

更に、アーカイブあり配信をしてくれるのはとてもありがたい。

歌舞伎以外でもなるべく1等やS席で観たい私にとって、金銭的にもありがたいことだ。


ブルーノート東京もその1つ。

公演時間を見ても、終わって走って駅まで行って電車に飛び乗り……………
公演直後はどっぷり余韻に浸ってしまう私には無理だ。
興味がある公演は多数あるから泊まってる場合じゃない。

配信してくれてありがとう。

今回は「RON CARTER GOLDEN STRIKER TRIO 」の配信を試聴。

ベース:Ron Carter
ピアノ:Donald Vega
ギター:Russell Malone

ロン カーターさんの名前は聞いたことあるし、コンピレーションアルバムにも収録されているだろうけれど、個人のアルバムを購入したりして聴いたことはなかった。

なので、曲のセットリストがよく分からず、ほとんど初めて聴いた曲だった。
英語が分からないとダメだなぁと海外旅行以来久しぶりに感じた。

けれど、めちゃめちゃ最高のステージだった!!
ブルーノート自体が録音機器を高音質のものにしているのか、ベースの音がバッチリ鮮明に聴こえてきて、更にソニーのスマホでイヤホンをして聴いたので、最高のサウンドが脳内に流れた。

なんて心地良いベースの響きなんだろう。
そしてギターとピアノが情熱もありつつ、優しく奏でてる。
そんなふうに感じた。

ベースとギターとピアノって最高の組み合わせだなと思った。
選曲も爽やかで好きなテイストの曲ばかりで、とても心地良い時間だった。
時に食器の音が聴こえるのも心地いい。

CDを買おうと思った。
ジャズはCDがいい。手元に残しておきたい。

学生の頃、HMVでポップやジャケットでジャズやボサノバのCDを買っていた。
ポイントカードのゴールドカード目指してせっせと買ったこともあった。懐かしい。

舞台やライブ、コンサートは劇場や舞台で生まれる空気感や人の発する思いや雰囲気が大事だと思うので、本当は生で観たり聴いたりするのが1番なのはよく分かるし、できれば全部行きたい。
けれど、上記のようなことがあるので、配信してくれるのは、ものすごくありがたいことなのである。
今まで、私よりも会場に行けない人もいて、配信によって新たに楽しむことができてるかもしれない。

だんだん緩和されていくなかでも、できれば配信を続けて欲しいと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?