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経験の少ないエンジニアのための給与交渉術②

前回の記事

前回は必要な勉強をして努力を価値に変えるという話でしたが、
今回は戦略的なお話しをしていきます。

結論、ステップアップ交渉がおススメ

1回目は今の会社でできる限り上げる
2回目は、1回目で上がった給与を使って転職でさらに上げる

前提

こんな話があります。
・給与交渉をして給与が上がる
・給与に納得がいかず3か月後にもう一度給与交渉する
・さらに上げてもらったにも関わらず半年後に転職する

こんな常識外れなのはどこの誰でしょう。
はい、あんぱんです。


何故こんなことが出来たのか

自分で書いていて面白い見出しになってしまいましたが
自分なりに戦略がありました。

給与交渉するためにやったこと
 1.交渉材料にするために派遣に登録する
 2.自分の経験をフル活用して自分が時給いくらになるか聞きまくる
 3.その中で一番高かった「時給2200円」をサンプルに決める
 4.「2200円×160時間=約35万円」という方程式を勝手に用意する
 5.その方程式を武器にこれぐらい貰えてもよいはずだと押しまくる
 6.結果そのくらいになる

雇用形態が異なるので時給計算の方が高くなるのは当然なんですが、
細かいことは気にせず「同じ仕事なのにウチはどうしてくれないんだ」って感じで粘ってOKを貰いました。


まずこれで1回目の交渉クリアです。
もしかすると2~3年分早く給与UPすることが出来ました。

次に、すぐ転職します。

1回目の給与交渉は、あくまで2回目の転職時に給与交渉するための材料でしかありません。給料が上がったからといって現状に満足せずに、上げられるチャンスは全て漏れなく使いましょう。

何故転職するかというと、ベンチャーSES企業の多くは人が欲しいため
「現職の給料以上を保証します!」なんて企業が非常に多いです。

つまり転職するなら
できるだけ現職で給与を上げ切ってからのほうが断然お得なんです。

パターンA:現職で給与を上げなかった場合
現職の年収300万
転職時「今が300万なんですね。それでは360万でどうでしょう?」
300万⇒360万 60万UPで転職成功!

パターンB:現職で給与を上げてから転職した場合
現職の年収300万⇒400万にUP
転職時「今の年収が400万なんですね。それでは450万でどうでしょう?」
300万⇒450万 150万UPで転職成功!


自分の体験、経験で得たものを使ってさらに良い体験、経験をしていきましょう。ちなみにこの方法は経験が浅いエンジニアほど使えると思います。

経験が浅いと技術力に限界がありますが、
400万~500万ならこのようにアイデアだけで可能です。

会社や転職はあくまで「手段」です!
大切なのはそれを「どう使うか」
他にもアイデアがたくさんあるのでいつか記事にしたいと思います!

まとめ

前回は技術力のお話しをしましたが、要は「使いどころ」です。
運用⇒構築にステップアップしたいなら、営業さんと交渉する時や案件の面談をする時に、「構築できそう」と思わせれらるだけの技術力があればいいんです。実務で必要なことは実務で覚えましょう。

そして今回は短期間で給与UPする戦略(あまり一般的でない)について
お話ししていきました。
どちらもあんぱん自身が成功させたことなので、どなたかの参考になれば幸いです。

またお会いしましょう!

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