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発達障害の「診断」って必要なの?

こんにちは。
私たち『みうひで夫婦』は、

大人の発達障害で生きづらさを抱えている方の
人生が好転する方法をお伝えしています。


SNSで発信をしていると、

「私も診断を受けた方がいいのでしょうか?」
「どこで診断されますか?」

などの質問をたくさんいただきます。


私たちの個人的な意見としては
『ケースバイケース』です。

曖昧な答えですみません。


理由を書きます。

発達障害とは、病気ではなく
脳の特性です。

普通の人よりも
できる能力に凸凹があり、

それが環境との相性が悪ければ
(困りごとがたくさん起きると)
「障害」となるし、

凸凹が困りごととして出ている状態


困りごとがなければ
ただの「特性」

凸凹が守る「力」で出ていない状態


特性を活かせれば「才能」となります。

凹の部分は守られ、凸の部分が活きてる状態


つまり、
環境と(本人や周りの)捉え方によるのです。

この発達障害の診断は
診断基準(DSM-5やICD-10)に当てはまるかどうか、の他に
当事者の実際の困り加減によって総合的に判断されるので、

本人や周りの人が困ってなければ
特性に当てはまっていても診断はされません。
(これにも様々な考え方があるとは思います)

お医者さんとしても診断は
難しいところではないのかな、と思っています。


なぜなら、

無理に社会に合わせ、疲弊していた人にとっては
診断されることで、
心が救われることもあるでしょう
し、

診断されることで、職を失うこともあります。
(カミングアウトすることで、その職場に居づらくなり退職という事例も)


お子さんの場合は、
診断されることで、
その子の能力に合わせた適切な教育ができたり

「頑張りが足りない」「さぼっている」などの
誤解が起きなくなります。


その一方で
ものすごく他の能力は高いのに、

欠けた部分が普通学級では対応しきれないということで
特別学級になり

「自分はみんなと同じではない」
などの強い劣等感を抱いて心の不調をきたす可能性
もあります。
(このあたりは周りの接し方やフォロー体制にもよるかと)


実際、様々なお声をいただいて、

診断を受けるのがいいのか悪いのか、

私たちは
ケースバイケースだなと思いました。


繰り返しになりますが、

発達障害とは、病気ではなく
脳の特性です。

診断があるないに関わらず、

その特性が「障害」とならないような
【環境設定】が大事になってくるのではないでしょうか?

・自分の特性に合った仕事につく
・ミスがおきないような工夫を自分でも考えて実行してみる
・感情的にならないような新しい捉え方(認知)を取り入れる
・周りの人の理解、協力を得る


いろんなアプローチで、
発達「障害」を「特性」に変え、
「才能」として活かしていく。


私たちはこのような考えで、
これからも発信していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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※診断は発達障害を扱っている
心療内科や精神科、メンタルクリニックなどで
受けられます。
ただ、検査はしているけど「確定診断はしていない」
というところもあるので、
ご自身でお問合せいただくことをおすすめします。

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