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自分を支えるもの

人生を歩く先に
頼もしい先輩たちがいてくれると
すごく力になる

ドラマSATCと漫画ハッピーマニア
女の私はこれが頼もしい先輩たち

私は長女で姉や兄がいないし
小さい頃団地に住んでいた時から
年上のお姉さんやお兄さんに
遊んでもらったり教えてもらったり
そちらの方が好きだった

ハッピーマニアは今
「後ハッピーマニア」として
連載されている

出会ったのは高校生の頃だった
たしか友達にすすめられて
何気なく読み始めたんだと思う

面白くて面白くて
机の下に漫画を隠しながら
笑いをこらえながら
授業中に読んでいたことを
今でも覚えている

とにかく男に振り回されるシゲタに
冷静な突っ込みを入れつつ
いつも助けてくれるふくちゃん

シゲタが結婚したのは
自分を振り回さない
むしろ自分に振り回されてる男タカハシ

でもずっと違和感があった
自分が求めているのはこの人生じゃない
すごく楽だけど
この人じゃないと

後ハッピーマニアでは
アラフィフになった主人公たちの話

変わらずハプニングや
予想外の展開が巻き起こり
どの年代になっても
悩み迷いジタバタしている

自分と向き合わざるを得ない

高校生の息子が
「アラサー、アラフォーになっても
人生ってそんな感じなの?絶望しかないんだけど」
と言うシーンがある

「残念ながらそうだね」

振り返るとそうだ

落ち着いていると思う瞬間なんて
人生で一瞬しかない

幸せ
と感じる時間など
もっと少ないかもしれないから
それがわかってるから噛みしめる
幸せな瞬間を

高校生の頃見ていた主人公たちの
その時の年齢は自分もとうに超えて
主人公たちは先の人生を生きている

先輩たちが相変わらず頑張ってる
その姿を見ていると
自分の先の人生を
イメージすることができる


SATCも最近続編が
ユーネクストに登場した

キャリーたちは55歳になり
私の15年先の人生を生きている

そこまで女性が生きて
幸せな希望はあるのだろうか
そう考えながら見ていたら
やはり一筋縄ではいかない

パートナー
健康
友情
色んなものを失う

喪失体験を重ねていく中で
円熟した日々を味わっているようだった

女性として現代を生きるということ

ゼクシーのCMで
「結婚しなくても幸せになれるこの時代に
私はあなたと結婚したいのです」
という言葉がある

結婚してもいいしなくてもいい
出産してもしなくてもいい

どんな生き方もその人の自由

かっこつけてるかもしれないけど
人生のどんなことからも逃げたくない
いつも希望をもって生きていたい
どんなことも肯定したい

自分なりに向き合って話し合っても
解決できないことはある

完璧な人間なんていない

でもダサい大人の女性にはなりたくないと思う
それは身なりとか見た目とかではなくて
内面の方

ドラマSATCの最後にキャリーが言う
「人を愛するために自分を愛する」

まさにそうだ

自分を愛していきたい
自分を認めていきたい

勝手にしていればいいじゃない
という話ではあるけど
「古くなっても最高」な女性

優しいだけじゃなくて
時にシビアに見る視点も

自分の人生を穏やかに生きる権利がある
だから意見がある時は
正々堂々きちんと行動できる女性
芯の強さとしたたかさと冷静さ
時には折れてしまう弱さを認められる強さを

そうできて初めて
周りを見ることができる

これからも成熟してきたい
成長していきたい

興味を持って世界を見たい
希望をもって世界を見たい

40歳
ハタチから20年
人生を振り返ったっても
いい年ごろですよね(笑)

きっと希望はあるって思いたい
その場所が日本でも日本じゃなくても
人生が続く限り

これからを生きる若者にも
そう思ってもらえるような
成熟した大人の女性を目指して


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