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良い反芻思考と悪い反芻思考

わたし自身、以前はこういう思考を繰り返してきました。忌まわしい過去の記憶をグルグル回すことでさらにダメージを受けるというのは頭で理解できても、気持ちのコントロールができなかったのです。

いま思えば、ちゃんと自分と向き合えてなかった。向き合うつもりでも、無意識(潜在意識)に避けてたのでしょう。

さらに言えば、無意識にそれぞれの相手に対して、見返りを期待していたのだと。

そうやって人に期待ばかりして自己成長のための時間を作らなかった。(そのような発想もなかった)その貴重な時間を、わたしは過去の記憶を引きずることで浪費してたと思うと、機会損失を招くのは当たり前だなと納得できます。
(その時期ならではの機会を自ら放棄したということ)

そもそも人は「自分が一番かわいい」もの。
自分中心すぎる損得勘定もそうだし、そこまででなくても、相手に対するすべての行いは半分自分を満たすため。
それがわかったとき、ずっとモヤモヤしたものが浄化しました。
(ようやく、そんなもんだと割り切れた)

忌まわしい記憶をフル回転させる反芻思考はこれでなくした。でも、この反芻思考をいまは良い意味で巡らせてます。

それは、リフレクションのこと。
自分の行いに失敗があれば、落ち込むのではなく原因を分析。その原因には何か背景があるはずと想像を広げ、すぐに背景を探り(情報を取りに行く)対策を立てるというもの。
(悪い意味では、ブルーディングと言う)

これは自然となれたわけではなく、行動量を増やしたためです。自己成長を惜しまない環境に移ったこと・運動の習慣化・不要なモノを減らして冷静になりやすい空間を作ったことなど、とにかく行動で自然治癒力というものを高めた。よって、心身ともに健康を取り戻し、維持しています。

結局何が言いたいのか・・生活に支障をきたす心の闇を取り除くには、セルフケアが重要であるということ。考えるのも大事ですが、それ以上に行動すること。これが自分への信頼を高めて、人間関係・生活・そして人生の質を決定づける理由になる。わたしはそう考えています。

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