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【予防医学】カラダの強い子を目指せ!!子供の発達に必要な運動を5選

始めに

最近は自分のブログとの並行でなかなか執筆できてませんリハビリスです。
自分のサイトも現在稼働中です。

最近、私の娘が小学校に入学しまして、ふと、同級生を見ると、体の細い子や太い子 大きい子や小さい子様々います。
また、走る速度や、柔軟性など、十人十色です。

今回は子育て世代の親の方にも見てほしい内容です。いそがしくて遊んであげれてない私も反省ですが、この記事を読んで、わが子一緒に運動していただければ幸いです。

子供の発達に必要な運動を5選

いろいろ文献などの海外の見ているとありましたので紹介します。エビデンスが高いものをピックアップしました。

(最近は翻訳機能もあるので助かっています)

子供の発達に必要な運動のエビデンスが高い順に5つは以下の通りです。

  • 運動競技全般

  • 踏み台昇降運動

  • ジャンプすること

  • 走ること

  • ボールを投げること

以上になります。そうです。ほとんど基本的な事が大切なんですね。何か特別なことをしないといけないと思いきや。普段の遊びや体育での授業などですることが大切になります。

そして、親との遊びの中で、取り入れているかどうか?
あなたはどうでしょうか?
一つ一つ簡単に見ていきましょ。

運動競技全般

運動競技全般は、子供の身体的・精神的発達にとても有益であることが示されています。特に、有酸素運動は心肺機能の向上に効果的であり、筋肉・骨の発達にも大きく関わります。[1]

Telama, R., Yang, X., Viikari, J., Valimaki, I., Wanne, O., & Raitakari, O. (2005). Physical activity from childhood to adulthood: a 21-year tracking study. American Journal of Preventive Medicine, 28(3), 267-273.

結論、運動競技はいろいろな事しようってことです。競技一つに限りらず、子供の得意、不得意もあるでしょう。その子に合った競技をすることで、上記の論文でも言っている、筋肉や骨の成長につながります。

有酸素の代表例は水泳。 筋肉や骨の成長は、一例としてバスケなどもいいでしょうね。

なにかスポーツに興味を持たせるように親が、いろいろ機会を与える事も必要でしょう。

踏み台昇降運動

踏み台昇降運動は、骨密度の向上に効果的であることが示されています。[2]

MacKelvie, K. J., McKay, H. A., Khan, K. M., Crocker, P. R., & Tenenbaum, N. (2001). A school-based exercise intervention augments bone mineral accrual in early pubertal girls. Journal of Pediatrics, 139(4), 501-508.

親世代は懐かしいのではないでしょうか?
踏み台昇降は効果的であることは示されています。特に骨密度の向上には効果的であるとのことです。骨密度は以前にも投稿した骨粗鬆症のリスク軽減には必須です。

予防ははやり子供の時からってことですね。

自宅での階段昇降、普段スーパーやショッピングモールでもエスカレーターを使わずに階段を上ることってのは大切なんですね。子供と一緒に階段上ってショッピングするのいいかもしれません。

ジャンプ

ジャンプすることは、筋肉や骨の発達にとても効果的であり、バランス感覚や空間認識能力の向上にもつながります。[3]

Rimmer, J. H., & Braddock, D. (2002). Health promotion for individuals with disabilities: the need for a transitional model of care. In Disability and health (pp. 309-324). Springer, Boston, MA.

飛ぶこと。ジャンプする時には、下肢の力、上肢をうまく使って前へ飛んだり、跳ねたり、高く飛んだりします。飛ぶことで、着地時には床反力があしに伝わり、それに抵抗するために筋肉が作用します。

もっと効果的なのが、不整地でのジャンプ。

トランポリンなど使用することで、定まっていない地面にたいして、体が保とうとするため、バランス感覚がつきます。

トランポリンで高く飛ぶことで、飛んでる間の空間認知能力をたかめて、どのようにカラダをつかえばうまく着地できるかなどの能力が高くなりますので、とても有効的です。

トランポリンがない方は、一緒に縄跳びをしましょう。

親も親で、縄跳びは走るよりも消費カロリーは高いのですのでダイエットにも有効です。子供一緒にたのしみながら、ジャンプするのいいかもしれません。

走ること

走ることは、筋肉や骨の発達にとても効果的であり、心肺機能の向上にもつながります。また、走ることで、視覚・聴覚・触覚などの感覚が刺激され、神経系の発達が促進されます。[4]

Sallis, J. F., Prochaska, J. J., & Taylor, W. C. (2000). A review of correlates of physical activity of children and adolescents. Medicine and science in sports and exercise, 32(5), 963-975.

走ることはすごくメリットがあります。
なぜ、視覚 聴覚 触覚までもが発達するのか?

それは、走ることで多くの刺激が脳に伝わるためです

走ることで、視覚刺激が増え、周囲の景色や物体を認識することができます。また、走ることで、体が振動したり、地面の振動が足底から感じられるため、身体の感覚が刺激されます。

さらに、走ることで、呼吸が早くなり、心臓が速く鼓動するため、酸素や栄養素が全身に行き渡り、細胞や組織の発達につながります。

これらの刺激が、脳の発達や学習能力を促進することが知られていますのでメリットだらけではあります。


お父さん方、一緒に鬼ごっこをしてあげましょう。
私も疲れてしまって、やめて~~と言ってしまいますが、子供発達には走ることはとても大切なことです。


ボールを投げること

ボールを投げることは、コミュニケーション能力や協調性の向上にもつながります。また、手や目の協調性の向上にも効果的であり、筋肉の発達にもつながります。[5]

Weiss, M. R., & Williams, L. (2004). The why of youth sport involvement: A developmental perspective on motivational processes. In Developmental sport and exercise psychology (pp. 79-114). Fitness Information Technology.

こちらも、理にかなっていて、
ボールを投げることで、子供たちは周りの人と協力して遊ぶことができます。

また、ボールを投げることは手や目の協調性の向上にもつながります。目からの情報を脳で処理して、それを運動をつかさどる部分で手に命令を伝えることができます。視覚的情報を運動情報とリンクさせる動作でもあります。

ボールをキャッチするために必要な筋肉が使われるため、筋肉の発達にもつながります。

だからキャッチボールやドッジボールなど親子でできるもの、大人数でやるものはすごく子供にはいい影響をあたえるんですね。

まとめ

以上の運動は、子供の発達にとても有益であることが示されています。ただし、運動には怪我のリスクがあるため、適切な方法で行うことが重要です。適切な方法で安全に運動をすることで、子供たちの成長と健康をサポートしましょう。

運動をするとき、あそぶ時に親がしっかりと、どのような効果があるのかを理解、勉強し、子供にわかりやすく説明することで、子供の発達にいい影響を与えます。

スポーツなども無理にエビデンスのない事ばかり、根性論でやっても意味はありません。しっかりと子供のために何ができるのかを考えて、私たち
親は子供と接する必要があります。

今子供との時間がゲームだけだというあなた。
是非、一緒に運動をしてみてはいかがでしょうか?



【参考文献】

  1. Telama, R., Yang, X., Viikari, J., Valimaki, I., Wanne, O., & Raitakari, O. (2005). Physical activity from childhood to adulthood: a 21-year tracking study. American Journal of Preventive Medicine, 28(3), 267-273.

  2. MacKelvie, K. J., McKay, H. A., Khan, K. M., Crocker, P. R., & Tenenbaum, N. (2001). A school-based exercise intervention augments bone mineral accrual in early pubertal girls. Journal of Pediatrics, 139(4), 501-508.

  3. Rimmer, J. H., & Braddock, D. (2002). Health promotion for individuals with disabilities: the need for a transitional model of care. In Disability and health (pp. 309-324). Springer, Boston, MA.

  4. Sallis, J. F., Prochaska, J. J., & Taylor, W. C. (2000). A review of correlates of physical activity of children and adolescents. Medicine and science in sports and exercise, 32(5), 963-975.

  5. Weiss, M. R., & Williams, L. (2004). The why of youth sport involvement: A developmental perspective on motivational processes. In Developmental sport and exercise psychology (pp. 79-114). Fitness Information Technology.


あとがき

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