剣道、知っていますか?③
【月島光のLet's簡単剣道】
こんにちは!
明けましておめでとうございます🥰🎍✨
山ノ手第一中学剣道部3年の月島光です。
今年は剣道に熱を入れて物事を考えていきたいという漆さんの意向や考えもあり、私もこの記事で少しでも発信していければと思い、今日も記事を書きました。
今日は前回の記事から、剣道の試合の雰囲気やルール、そして団体戦や個人戦のことについて触れていきたいと思っています。
でも、その前にまずは剣道の審判とはどういう存在かを説明したいと思います。剣道は審判員の宣告と旗の表示で試合が成り立ちます。それが以下☟の表記です。
☆1 試合を開始するとき「始め」両旗は体側。試合を再開するとき「始め」同上。図1
☆2 試合を中止するとき「止め」両旗は真上に上げる。図2
☆3 有効打突を認めたとき「面、小手、胴、突きあり」旗を体側斜め上方に上げる。図3
☆4 有効打突を認めないとき 両旗を前下で左右に振る。図4
☆5 棄権をするとき。両旗を前下で交差させ停止する(審判も角度から1本かどうかを見落とす時もあります)図5
☆6 勝敗が決したとき「勝負あり」図6
☆7 勝敗が決しないとき「引き分け」図7
☆8 審判員が合議をするとき「合議」反則かどうかの話し合い、というとらえ方でもOKです。図8
☆9 反則の時です。図9
☆10 つば(鍔)競り合いがこうちゃく(膠着)したとき。図10
はい。もうこれだけで、いっぱいいっぱいですよね💦
そして☟が全国中学生剣道大会での様子です。動画で見ていただくとイメージしやすいのではないでしょうか。
※株式会社剣道より動画参照
5~6分程度なので見やすいと思います。凄いですよね💦全国大会決勝となれば女子中学生でもハイレベルな戦いで、私も憧れちゃうなぁ✨
さて、個人戦はその名の通り個人の力でトーナメント方式で優勝を争う形式となりますが、剣道には団体戦というものがあります。
団体戦の試合に出る順番は1番目、2番目という呼び方をするのではなく、☝の図のように先鋒(1番手)、次鋒(2番手)、中堅(3番手)、副将(4番手)、大将(5番手)という呼び方をします。
動画でもあるように、試合時間は各大会によって違いはありますが、3~4分、あるいは5分の大会もあります。順番に試合を行っていき、個人戦と違い、時間内に決着がつかない場合は延長戦はなく、引き分けになる場合がほとんどです。
そして☟がスコア表の例になります。
※動画のチームや名前とは関係ありません。
面が「メ」、小手が「コ」、胴が「ド」、突きが「ツ」と表記します。引き分けの場合は大きく✖表示をし、反則の表記は▲と表記します(反則▲は2回すると相手方に1本となります)☟の図も参照にして見てください。
☆2の図は、こちらはBチームに先鋒はいないので、Bチームは4人チームでの出場になりますね。この場合は無条件でAチームの先鋒が2本勝ちになります。引き分けと反則の表記は次鋒戦を見ていただければわかると思います。
団体戦の勝敗は、5人が試合を終えたあと。
① 勝者の多いチーム(引き分けの無い場合は3勝以上したチーム)が勝利となります。
② 勝者が同数の場合は、技の取得本数の多いほうが勝利となります。
③ 勝者と取得本数が同数の場合は、各チーム代表者を決めて試合をする代表決定戦で、1本先に取得したほうが勝者となります。
なので、☆1の図はAチームの勝利。☆2の図は5人目の大将戦が終わって、互いの勝者と本数が同じなので代表戦となり、決着がつくまで何度も延長戦を行います。団体戦の代表戦(出場選手は、だいたい監督が選びます)ともなれば、一瞬一瞬のすべてから目が離せません💦
少し長くなってしまいましたが、団体戦のルールは以上です。団体戦の選手配置も重要な戦術になってきますが、それは中級クラスの話になってしまいますので、今日はあくまで基本的なお話だけにしておきますね💛
ともあれ、文章を読むよりも動画をご覧になったほうが、剣道の雰囲気はわかるかと思います。是非、観てみてくださいლ(╹◡╹ლ)
それではまた次の機会でお会いしましょう!
月島光でした☆彡
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