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素敵な本📙素敵な夫婦

縁あって家族になったのならば
それで良かったと思える努力は🌿最後まで


津端英子さん、津端修一さん著の「キラリと、おしゃれ」の中で

「男の身勝手・50年の後始末に明け暮れました…」と言う一説があります。

ご周知の方も多勢いらっしゃる「津端ご夫妻」は
その手づくりのライフスタイルが、細やかで豊かで
全てが愛に満ちていると言われています。

私も何冊か書籍を拝読しましたが
お食事作りのレシピや、庭作り、日々の家族への心配りや
お住まいのレイアウトに至るまで
何から何までが、素敵であり、美しくあり
そして何より「夫婦互いに対する想い」が
比べようの無い深さと広さなのに敬服します。

津端英子さんは、お金の管理さえした事のないような良家のお嬢様で

結婚して初めて「家計管理」を任され

同時に「夫津端修一さんの破天荒なまでのモノサシ」に対しても

柔軟に対応する技量を、求められながら日々が過ぎて行きました。

でも不思議ですが
どんなに頁を進めても「我慢」している空気感は漂わず

逆に「とても楽しそう」な香りがして来ます。

「1日24時間、体はひとつ」私たちに与えられた条件は同じなのに
何故こんなに差がつくのでしょうか。

それは主婦である津端英子さんだけではなくて
仕事で飛び回る夫「津端修一さん」を見ても同じこと。

献身よりも、もっと軽やかで
慈愛よりも、生活感があり
とてもチャーミングです。

先を生きる先輩方の人生は
本当に「これからを生きるヒント」をもたらしてくれます。

夫婦の片方だけが努力しても、叶わない夢。

「夫婦仲良く、共に豊かに語り合い」は

夫婦それぞれが努力して叶うもの。

若い頃は互いを見つめ合っていても
歳を重ねたら、相手ではなく同じ方向を見ると
互いにストレスを感じる事が少ない…
と言いますが

もっと歳を重ねたならば
もう一度「互いを労りの目で見る」ことが
必要なのかも知れないと思います。

夫婦は、1番素敵でカッコいい姿を見て欲しい人。

だけど夫婦は
生きていて1番カッコ悪い姿を、見せるようになってしまう事も。

カッコ悪くても、互いにとってチャーミングであれば
夫婦生活は、豊かに長く続くのかも知れません。



追記
ギャラリーからお借りしたのは
「hoho」さんの作品です🥀ありがとうございました




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