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ひともしごろのごほうび⑨


 
日が暮れる頃、家に帰った時、ドアをあけると神様が「おかえり」と笑顔で出迎えてくださっています。 あなたと共に過ごすため、お酒と旬の食材を使った一皿、そしてお菓子を用意して、待っていてくださっていたとしたら… 

今日1日を終えて帰ってきたあなたを、今日はどの神様が出迎えてくださるのでしょうか?
 さぁ、「ただいま」と言って、ドアを開けてみてください。




「やぁ、おかえり。今帰ったところなんだね。
さぁ、食事の準備をしたんだが。
一緒に食べようか。」



9柱様目は、ヤソキネ様です。

今回は面白いエピソードがあって、ヤソキネ様にお願いさせていただく、という流れがありました。


夏に突然、父の知り合いから日本酒をいただきました。


日本酒だったので、ふと「『ひともしごろのごほうび』の方で、どなたか神様が人づてにくださったのかな?」と感じました。
ですが、『久保田』と『賀茂泉  生』、どちらもイメージを感じられずにいました。
なので、お友達に聞いてみることにして、写真を撮ってLINEで送りました。
すると、そのお友達が「ヤソキネ様のお顔が浮かんだ」と返事をくれて。
(ありがとうございました♡)
ヤソキネ様にお願いしました。

今回も神様にメッセージをいただいて、写真の下に添えさせていただいました。
ヤソキネ様、ありがとうございました。



では、お料理から。
ヤソキネ様を感じた時に、山の幸の『きのこ』のイメージがきたので。
舞茸、椎茸、しめじ、えのき茸を炒めて。
あごだしと天然塩、お醤油で味付けをして。
お豆腐の上に置いてみました。
そして、かつおぶしとはじかみの粒をトッピングしました。

いろいろなきのこと出汁の風味。
粒でトッピングしているはじかみの食感とさわやかな香り。
豊かな山の秋を感じれる1品になりました。



大地の恵みがたっぷりつまったお豆腐は、絹ごし豆腐を使いました。どっしりと落ち着いたところもありながら、繊細さもお持ちな雰囲気も感じるので、『絹ごし』を使いました。



次にお菓子です。
栗の渋皮煮です。
お料理と同じく、ヤソキネ様から秋の実りを感じたので、どっしりとした大きな栗を使ってみました。
鬼皮をむいて、水と重曹でゆっくり丁寧に煮ながら、渋抜きをして。
渋抜きが終わったあと、最近かっこよさと強さや個性を感じる『洗双糖(種子島産)』を使って、栗をたきました。


渋さの抜けたやわらかい食感の皮と。
さらにやわらかくしっとりしていて、やさしい甘味のする実が、ヤソキネ様の雰囲気を感じさせてくれるような感じがしました。


もう少し煮るとさらにおいしくなりますが、
今回はこの色で。



次にお酒です。
冒頭でご紹介した『久保田 百壽』です。
しっかりとした辛口でありながら、呑んだ後はスッキリするような日本酒です。
(↑個人的に感じたことです 。)

ラベルの文字の書体や、ラベルの紙質や色もふくめて、お友達がシェアしてくださったおかげで、ヤソキネ様を感じることができました。
ありがとうございました♡

使用した盃。盃の表情からヤソキネ様を感じたので、使ってみました。


新潟県長岡市の朝日酒造さんの『久保田  百壽』。


今回の『ひともしごろのごほうび』、いかがだったでしょうか? 
私は、秋の恵みを感じられて、とても楽しかったです。
 ヤソキネ様、ありがとうございました。


 さて、次の神様はどなたでしょうか?




ありがとうございます☺️これからも自分が感じたことを楽しく表現し続けていきたいと思います。