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2021年

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記事一覧

#81 Sentimental Journey

 課題。責任。期限。友人関係。なんだっていい。それらから解放されるためには旅行が丁度いいんじゃないかなと思う。
 高1の頃、色々重なって学校生活でストレスが凄かった。その時は夏休みに祖父母の家に行くのをその“旅行”代わりにしていた。その時、いとこの子供と遊んでるのわが何より楽しくて一瞬でストレスから解放された。

 最近、高1以来のストレスを感じている。せっかく大学生になったし、行けるなら一人旅行

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#82 電柱理論

 大学受験真っ只中の僕は、毎週土曜深夜にオードリーのオールナイトニッポンを聴くことを糧にしていました。土曜の11:20に塾の授業が終わり、終電でうちに帰り、飯食って風呂入って寝支度済ませて24:50にこたつに入り、ラジオの待機をする。当時の僕には、週一本“電柱”ができただけでもモチベーションが変わった。
 最近は見聴きする番組が増えた。毎日何かしら楽しみな番組があって、もはや“電柱”だらけになった

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#83 えんとつ町のプペル

#83 えんとつ町のプペル

この映画をご覧になるご予定がある方は読むのをお控え下さい。

 キングコング西野亮廣さんの絵本が原作の映画「えんとつ町のプペル」を観てきました。「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(TFM)」に西野さんがゲストで出演なさった回を聴いて以降、観てみたかった映画です。公開から1週間程経ってしまいましたが昨日やっと見ることができました。

概要 このお話はどんな話かざっくりと紹介すると、『えんとつの煙で

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#84 集合写真

#84 集合写真

 6月のある日。東京で一人暮らしをするために実家を出た時、家族で写真を撮った。
 9月のある日。後期の授業が始まるので夏休みの帰省を終え自宅に帰る時、家族で写真を撮った。
 そして今日。明日1/5から授業が再開するので冬休みの帰省を終え自宅に帰ってきたが、そういう今日も家族で写真を撮った。

 「家族で写真を撮る」なんてイベントがあるのは家族で旅行に行った時、それとお盆や年末年始に訪れた祖父母の家

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#85 使ってないアカウント

#85 使ってないアカウント

 僕はオードリーの若林さんをはじめとした芸能人の方々の投稿を見るためだけのインスタのアカウントを持っている。そこで不意に思い出したのだが、インスタのアカウントを作った時、同時にFacebookのアカウントも作った気がする。(Facebookのアカウントがないとインスタのアカウントは作れないと勝手に思ってたんですけど実際のところはどうなんですかね。)Facebookのアプリは相当前に削除してしまった

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#86 辞めるタイミング

 自粛期間を経てYouTubeを始めた芸能人も多いです。中には毎日投稿している方もいます。観るものが多くてこちらとしては楽しいですが、芸能人の方が永遠にこれを続けるというのは無理な話です。終わらせる日がいつかくると思いますがその時どうやって終わらせるのかが気になって仕方ありません。
 YouTuberの水溜りボンドが毎日投稿を2020年いっぱいで終わらせました。当人もなかなか盛大に盛り上げて終わら

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#87 『嘘』

#87 『嘘』

 僕は今バイトをしているわけでもなければ彼女がいるわけではないので、一日まるまる空いている日というのがざらにあります。なので、友達の誘いを断りにくいです。なんとなく気分が乗らなかったり、家でダラダラしたかったり。僕は用事がないのに誘いを断ることに罪悪感があります。
 ある日、友達が「明日どっか昼飯食いに行こうぜ」とLINEをしてきました。小学校からの友達からの誘いかつ1日暇だったので承諾しました。

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#88 心惹かれたとあるラジオCM

 僕はTFMでお昼にやっているとある帯番組を聴いています。番組開始から3ヶ月ほど経ちましたが、その中で出会ったある広告がとても印象に残っています。

もしその小説に出会わなかったら
少女はショパンが嫌いだったかもしれない。

もしその本に出会わなかったら
少年はホームランを打てなかったかもしれない。

もしその歌に出会わなかったら
旅人は月に行くことを諦めていたかもしれない。

もしこのラジオに出

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#89 「止まない雨はない」とは

 僕はこの言葉をどう捉えれたらいいのかわからない。
単なる励ましの言葉として捉えるには少々複雑に思えるからだ。

 「止まない雨はない」と励まされた時の受け取り方は大まかに2つあると思う。
一つ目は『雨も耐えてればいつか止むから耐えろ』の‘止まる’スタイル(雨が止むのを待つ)。
二つ目は『雨は止めさせれられないことはないからやってみろ』の‘進む’スタイル(雨を止ませる)。

 こうやって考える前は

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#90 成人式(追記あり)

#90 成人式(追記あり)

 僕は2002(H14).1.14生まれなので、二十歳になる年の成人の日は2022.1.10(月)になります。
昨今の状況ではありますので、一年後ではありますが開催できると断言はできません。

 なんでしょうか、高校を卒業するまでは自分は成人式を楽しめる側の人間だと思っていました。
数年ぶりに会っても当時と同じように会話ができるくらいの仲の友達がいる、と。
ただ、成人式を楽しむのに最も必要な要素は

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#91 将棋

 小学校低学年の時、祖父が僕に囲碁と将棋を教えてくれました。
囲碁といっても五目並べしかできないし、将棋の駒の動き方も正直怪しいところではあります。
ただ、確かに祖父は教えてくれました。
お盆や年末年始に会いに行くと、いつも祖父が手合わせしてくれていました。
手加減されながらもボロカスにやられました。
ただ一つ心残りなことがありまして。
僕が中学生になったぐらいのときから将棋をそれとなく断ってしま

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#92 時の旅人

「若林さんのおかげで人生が変わった」という人は少なくないと思う。
みんなことの巡り合わせで若林さんに出会った。
さらにその若林さんもまた巡り合わせの上に生きている。
「渡辺正行さんが最初にオードリーを認めてくれた」なんて話は知られている。
言うなれば、‘今’の若林さんは渡辺正行さんがいたからあるもので、今の僕は若林さんがいたからあるものだ。
若林さんがいなかったら、今の自分はいない。
もっと言えば

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#93 途中退場

「逃げればよかったのに」とは言うけれど、浴びる視線は冷ややかで。
それはいつも結果論でしかなくて、『死ぬくらいなら』が見え隠れ。

「逃げればよかったのに」とは言うけれど、恐らく浴びる視線は冷ややかで。
それはいつも結果論でしかなくて、『体を壊すくらいなら』が見え隠れ。

逃げても誰の英雄にもなれなくて、「キャパの見誤り」でお片付け。

自分がどれほど‘病ん’でても、死ぬか壊れるかでもしないと「休

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#94 Re:「僕の人生には事件が起きない」

最近大学で簡易版のビブリオバトルをする機会があって久しぶりにこの本を読んだので、もう一回感想文(?)を書いてみようと思う。

 この本はお笑いコンビ’ハライチ’の岩井さんのエッセイである。ある日僕は本屋さんでこの本と運命的出会いをした。出会いはとても単純で一目見てタイトルに惹かれた。
 本の冒頭で

「まあまぁ世に名前が知れているコンビの、影に隠れがちな方。しかしネタは10割そっちが書いている。ラ

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