第15回〔訪れる〕Art Book Osaka 2024で見つけた香港の独創的な装丁本
大阪で初開催、国内外から出展するアートブックフェア
5月に大阪港で開催された『Art Book Osaka 2024』。
国内や香港、台湾、中国、韓国からも出展するアートブックフェアで、大阪初開催ということもあり、おのさんと行ってみることにしました。
開催当日、私(はだ)は出社日でしたが、お休み中のおのさんご家族の車で拾ってもらい、午後からみんなで大阪港に向かいました。
シーサイドスタジオCASOは、大阪の海遊館からもほど近い、赤レンガ倉庫が連なる一角にあります。
今回は、午後の限られた時間ほとんど居座ってしまった(どれもおもしろくて次に進めない……)、香港の出版社やアーティストが制作した独創的な装丁のZineやアートブックをご紹介します。
▶曦成製本 Hei Shing Book Design(香港)
▶黃天盈(天藍) Tiana Wong(香港)
アーティスト/製本者/イラストレーター/著者/出版社/キュレーター
▶翻滾出版flip & roll press(香港)
2017 年に香港のアーティストによって設立された独立出版スタジオ。
▶ZINE COOP(香港)
香港の ZINE 文化を促進するインディーズ出版アーティスト集団。世界中のアートブックフェアに参加したり、新聞・出版物であるZINECOOP PAPERを自費出版している。
他にも、気になる韓国の出版社や日本の書店、女性二人でオフセット印刷とリトグラフ印刷の実験的な表現を探っている「RIVER RETTER」さん(私たちの活動と近くて嬉しかった)など、装丁のアイデアが満載なアートブックフェアでした。
興奮冷めやらぬ状態で会場を後にした私たちは、近くのIKEAで時間をつぶしてくれていた(笑)、おのさんご家族と合流し、築港南公園(神社や風水害記念塔のある良い公園)で、ひと休みしてから帰ることにしました。
▶小さな出版と本の研究室は、本や冊子づくりをサポートします
この研究室は大阪市内の印刷会社で働く二人が中心となり運営しています。「こんな製本できますか?」「この色と組み合わせる紙は何がいいですか?」など、少しこだわりのある本や冊子づくりを考えている方のサポート(時には一緒に考えます)をいたします。
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