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ひたむきな情熱を注ぐ美しさ~彼女が輝いて見える理由~

今日強い衝撃を受けた仕事の帰り道。


それは、以前一緒に働いていた職場の先輩の
一本のベリーダンスの動画だった。


一緒に働いていた時から責任感が強く、真面目でとにかく一生懸命仕事に取り組む姿勢を知ってはいたが、「自分の好きなことをとにかくしたい!」と強い意志をもって退職。



「私はね、大好きなベリーダンス漬けの生活を送りたいの」って目を輝かせながら話している姿がとても印象的で、リスクなど関係無しに夢を追いかけて自分の好きな道へ突き進む、真っすぐな彼女の人柄を強く覚えている。


なかなか会える機会も無いまま時が過ぎ、
仕事に疲れた帰り道、電車であまり開いていなかったFacebookをふと見てみた。


すると、彼女のベリーダンサーとして舞台やお店で、宝石のような美しい衣装を見に纏い、全身から溢れ出す情熱を、全身全霊で表現する彼女の姿を目にした。


映像だけでも、 煌煌しく輝く、なんだか不思議と強く引き込まれるような妖艶な姿に強く感動し、同じ女性でも見惚れる美しさだった。


目力に吸い込まれそうな強いメイクに、セクシーで煌びやかな衣装、日本人離れした個性溢れる魅力は、観客の目を奪っていたことが容易に予想がつく。


しかし、それより何より、「私は今この場で好きなことを表現していて、なんて幸せなんでしょうか」っていう内から溢れ出る、好きなことに人生を賭けているプライドや心の充実が、踊りという表現から言わずとも伝わってしまう、そんな姿だった。


そして彼女の自分の個性がどう見られているかよりも、誰になんと言われようとも、個性を想いのまま表現する姿に目を奪われたのと同時に、「好きなことで輝く姿の本当の意味とは何か」を教えられた気がする。


夢中になれるものを見つけ、夢中になれることに突き進む勇気を貫ける人って、今どれだけいるのだろうか。



自分の個性が世間でなんと評価されようと、自分自身で可能性を信じ抜ける強さはとにかくかっこいい。凄まじい情熱と行動力で、ひたむきに想いを形にして進んでいる姿はやはり人の目と心を奪う、そう感じた。


そして彼女の生き方は、
とてもグローバルな感覚なのかもしれない。
そうとも感じる。



妖艶すぎる姿には、もしかしたら批判の言葉もあるのかもしれない。


それでも「自分を理解して魅力をわかってくれる人に伝わればそれでいい」

そうはっきり言える芯の強さは、好きなことに向かって努力し、前進している!って

どんな言葉を言われようとも、何より自分自身が可能性や想いを信じられる強さから来ているのかもしれない。


「出た釘は打たれる」そんな表現を言う人は、今のこの時代少なくなっていると感じるが、それでもやはり自分が誰にどう見られようと表現したり、貫き通す意志の強さを持つことは容易ではない気がする。


自分の存在意義を何かの形で表現したい。


誰しもそういう気持ちは心のどこかにあるのではないだろうか。


だからこそ、ただひたすらに、個性や情熱、熱い想いを躊躇することなく、感じるまま表現する姿は、ただただとても美しい。


そんな力強い彼女の姿を見ながら、
「一度きりの人生これで良いのだろうか」・・
そんなことを自問自答をしながら帰った帰り道。





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