個展の作品の説明の印刷方法について検討
こちらの続きです。
まだ、結論は出ていないのですが、書いているうちに考えがまとまるかもしれないと思い、書いてみます。けっこう長いです。
個展の作品の説明文をA5にまとめることになりました。白地に黒文字、白黒A4ではなく、A5です。
掲示されるパターンとファイルに入れるパターンと2通り検討中です。
様々な側面から実現の可能性を検討しました。
まず、自宅にはプリンタがありません。
設置場所の確保が難しいためとメンテナンスも難しいためです。
これまではコンビニで印刷をしていたのですが、コンビニは当たり外れがあることを私は知りました。大事な時に限って、うんと薄くなったり、しましまになったり、曲がったりします。何かを問いかけているアート作品のようです。
綺麗にできるお店を探し当てるのには時間がかかりますし、次にまた同じように印刷できるとは限りません。大事な個展なので、確実に綺麗にできてほしいです。
ここで脳裏をよぎったのは、やはり、印刷所でした。
印刷所はどんな感じか調べてみたのですが、1点からOKの多品種小ロットに対応しているところはあるにはあるのですが、とても高くなります。むしろ、冊子を注文してしまった方がうんとやすくなることを知りました(1部の場合で比較)。
実際に作業する時の、印刷のキュー出しの回数と関係あるのかもと思いました。気持ちはわからなくもありません。
(網羅できていないので、もしかしたらうんと安いところもあるのかもしれませんが、そもそも、私の希望する印刷の項目が見当たらないことが多く、お呼びではないのかもしれないとも思います。それから、うんと安い場合、品質はどうなのだろう?とも思います。)
ならば、冊子にしてしまうか、冊子が問題あるのであれば、バラして切るか、というのも考えました。しかし、せっかく職人さんが製本してくださったのをバラすのは、なんだか申し訳ないです。
冊子用のデータをつくって入稿するのは大変です。昨年の館山の個展で、可搬式のちょっと詳し目キャプション(作品集ではなくあくまでもキャプションという位置付け)をつくったのですが、とても大変でした。
中身は、こちらでご覧いただけます。
特装版もつくりました。
レイアウトをもっと簡単にすればいいのかもしれません。今回は、文字だけにしたらいいのかもしれません。しかし、冊子をつくるとなると、どうせなら作品の写真も入れたくなってきてしまいます。
けれど、まだ撮影は終わっていません。その後の加工もあります。foriioではわかりませんが、印刷するととても写真が暗くなってしまい悲しかったのを憶えています。私は普段、大きさは調整しても色や明るさはしないので、どのくらい時間がかかるのか見えません。昨年は大きさの調整だけでも大変でした。
昨年大変だったのは、Illustratorでかなりのページ数に挑戦したせいでもあります。InDesignとかだったら、一気に反映させたりとか色々便利だったかもしれません。とにかく大変でした。
やはり写真は入れないで文字だけにするのがいいのかもしれません。
文字だけでも、とてもたくさんで、執筆が間に合うのか謎です。
あと、冊子にすると、間違いを発見した時も困ります。ファイルなら、差し替えができます。一旦文字だけでつくって、写真を後から加えることもできそうです。写真のお店のほうが写真の印刷が得意そうですが、A5は難しそうです。
冊子を注文すると安くなるけれど、冊子のデータをつくるのが大変、ということは、ついに自宅にプリンタを導入するのはどうだろう? と思った瞬間もありました。白黒なら大丈夫かもしれない、と。
プリンタは、場所を取ると思っているけれど、実際どうなのか? なるべく広い売り場に行き、本人たちと面談をしました。ちょっとやっぱり大きいなと思いました。お店のかたに、色々ご説明いただきました。プリンタさんにのびのびとお仕事をしていただくためには、ある程度のスペースが必要で、それは、プリンタが無くても私が欲しいと思っているスペースでした。さらには、箱の場所も必要ですし、インクや紙などもどうやって管理していったらいいのか、皆目見当がつきません。紙沼の住人なので、どんどん増えそうです。ただでさえ、混沌としているのに・・・。
それから、お店のかたとちょっと話しにくい感じがした(私の話を遮って話し始めるなど)ので、これは神様がNGと言ってるのかもとも思いました。
やはり、あたたかい想い出とともに購入したいです。
売り場にはありませんでしたが、モバイルプリンタについて別途調べました。コンパクトではあります。これならなんとかお迎えできるかもしれないと思いました。しかし、不具合に関する口コミが散見され、導入を見送ることにしました。モバイルに限ったことではないのかもしれませんが、ちゃんと印刷できないのは困ります。
あと、白黒専用のはありませんでした。モバイルプリンタはインク代がけっこうかかるらしく、カラーは使わないのにメンテナンスで減って行ったらいつのまにかインク切れで白黒も印刷できないことになったら切ないです。
感熱紙のもありましたが、感熱紙はある種のレシートと同じなので、そのうち消えそうですし、逆に、摩擦で黒くなったりとかもしそうです。レシートの場合、糊で黒くなったこともありました。
それに、個展が終わったらしばらく印刷しないかもしれません。単なる場所塞ぎの物体になるかもしれません。あるいは、あったらあったで印刷するかもしれませんが、ちゃんと印刷できないのは嫌ですし、世話をしないといけないのも嫌です。
というわけで、小さな印刷所の開業は見送りました。
さて、どうしよう?
今のところ、考えているのはキンコーズです。キンコーズは、近郊に無いので、最寄りの(と言っても遠いですが)店舗に行こうと思っています。交通費と時間がかかるので、安いかどうかは謎ですが、気分転換になるかもしれませんし、ついでにどこかに寄って告知活動もできるかもしれません。
昨年の館山の冊子の入稿は、データをサーバに上げるのも大変だった(キンコーズではありません)ので、持ち込むのはどんな感じか試したいです。
行った先で、激込みだったり手間取ったりするかもしれませんが・・・。
あるいは、どこかのコワーキングスペース。プリンタが設置してあるところを探したりもしています。コンビニより綺麗なところがいいです。
もう少し、調べてみます。
ありがとうございます。それでは、また。
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