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2021年6月の記事一覧
うっせぇわ精神『一問一答』
人間は、正直でなければならない、と最近つくづく感じます。
…
ごまかそうとするから、生活がむずかしく、ややこしくなるのです。正直に言い、正直に進んで行くと、生活は実に簡単になります。失敗という事が無いのです。失敗というのは、ごまかそうとして、ごまかし切れなかった場合の事を言うのです。
『一問一答」太宰治
好きも嫌いも言語化できる方がいい。
楽しいんだか辛いんだか悲しいんだか嬉しいんだか
感情
桜桃忌『六月十九日』
『なんの用意も無しにnoteにむかった。
こういうのを本当の随筆というのかも知れない。
きょうは、六月十九日である。曇天である。』
『六月十九日』の中で
なんだか、がっかりした。
自分の平凡な身の上が不満であった。
平凡ではなかった。決して平凡ではなく
凡人でもなく、ただ「人間」のために生きた。
この日が来るたびに救われた。
お墓の前に行って、その時読みたい1冊を開く。
迷って、悩んで走
どうでもいい。『女の決闘』
あいつは邪魔だ! 賢夫人だ。賢夫人のままで死なせてやれ。ああ、もうどうでもいい。私の知ったことか。せいぜい華やかにやるがいい、と今は全く道義を越えて、目前の異様な戦慄の光景をむさぼるように見つめていました。
『女の決闘』太宰治
昔からこれがやりたい!
こんなことしてたい!って突っ走ってきたけど
急になんかどうでも良くなって
なんでもいいや。ってなるこの虚しさはなんだろう。
楽しく生きたい。
毎
別世界。『フォスフォレッセンス』
私は、この社会と、全く切りはなされた別の世界で生きている数時間を持っている。
それは、私の眠っている間の数時間である。
『フォスフォレッセンス』太宰治
1948年6月13日。
太宰が亡くなった日。
この日に雨が降ると、こんな日に亡くなったのか。
と、思いを馳せずにはいられない。
「眠っている」時間と同じように
「別の世界で生きている」時間があるとすれば
太宰の作品を読んで、自分と太宰の残し
道で、声をかけられるとき『正義と微笑』
僕は、金曜日という日には、奇妙に思案深くなる男だったのだ。前から、そんな癖があったのである。変にくすぐったい日であった。
『正義と微笑』太宰治
歩くペースは人の1.5倍で、声をかけられないように
ひたすら前を向いてズンズン突き進むタイプ。
知り合いでさえ、声かけにくい。という私が
どういうわけか、人に声をかけられるようになった。
最近これといった変化があるわけでもない。
自分の中ではそう思っ