HSPさんエンパスさんがリーダーを目指す考え方①
「リーダー」って一般的にどんなイメージか?「先頭に立ってグイグイ人を引っ張る人」というより私は「自分を起点にする人」の意味の範囲でこの言葉をつかいたい。
HSP、エンパスとは人より繊細で共感力が高いい人たちのことをいいます。5人に1人居るともいわれていて、最近関心が高まっている心理学上の概念です。
HSPさんエンパスさんのリーダーシップについて考えてみました。
自分が自分のリーダーでいるだけでいい
最近のビジネス心理学だともっと種類があって。ひたすらフォローに回ろうとか召使いのようになれっていうリーダーシップ論もある。
私は「自分で自分を鼓舞する」「人や環境のせいにしたり、依存心をもたず自分を起点に行動をスタートする人」というセルフリーダーシップの意味で考えると便利だと思っていて。
周りの人がついてきてくれるかどうかなんていうのは、後づけ結果。個人にしても組織にしてもどのリーダーシップがいいかなんてそれぞれかと思うし。
人は自分が納得してオッケー出せる事にしか動けないですし。
もともと日本は集団主義で横ならびが好きなんだからほどほどで良い。
たとえばそこで意地になって「力」でなんとかしようとしても、余計に抵抗されるか、嫌われるか、本人にストレス与えつづけるか位でおわるのでは。
それは生産性がさがる。
しぶしぶ従ってるならまだしも、喜んで従ってくれるとしたら共依存の可能性もでてくる
「自分が自分のリーダーでいる」は私ができてるかというと一生課題なんだろうな。ひとり反省会していることも多くて、今日もそのお話。
反省からめて少し痛い思いもしたのでメモすることにしました。
快適な場所に戻ろうとするマインド
直近の私の話。24時間セルフコーチングを自分に使って生活してきたんだけど、「ゴール設定」の手順を使いながらだと、途中、心の作用としてホメオスタシスが働いてくる。
現状や等身大の自分を超えたゴールを設定すると、元の(快適な)自分に戻ろうとするはたらきなんだけど。
目標をもつ生き方が好きな人はもともと自然とやっていることなんだろうけど、コーチングっていうのは「それがうまくいく方法だからわざとそれをやってもっと増やしましょうよ」っていう世界なので。
このホメオスタシスってきいたことが多分あると思うのは、生理的な内部環境を生存のために一定範囲に保つはたらきのことです。暑くて体温が高くなれば生存にとって快適範囲ではないので汗をかいて体温下がりますよね。これは無意識の自動です。
これが生理的にだけでなく心の内部情報空間にも働くんだという論文もあるそうで。
「自分はこれくらいの人間だ」の快適ゾーンにおさまろうとしてしまう。
例えば、自分は年収300万の人間だという信念や自我があれば、宝くじで1憶円を手にしようとも、自分は年収300万の人間だという自我を維持するために間もなくお金は使い切ってしまいます。そして結局は300万の生活に戻ってしまう、とか。
こっちの心の方の無意識や自動の話を今しています。
変化に対して前までの現状や自分を維持しようとする(戻ろうとする)ので、できるならやりたい「このゴールを達成したい」「変化したい」という思考があっても
なかなか取り掛かれない
怖いし不安
邪魔が入ってしまう
体調を崩す
自信がない
いつまでも実現しない
とかです。私の場合、眠くなるっていうもあります。
無意識の中にある過去までの記憶、体験とか信念の方が「重く」なってしまっている時です。
不安や恐怖心もホメオスタシス
最近、そのホメオスタシスが起きている期間なんだっていうことに気づけなかったのが悔しいっていう話なんですけど。
不安と恐怖心にハマってそれで時間を消費してしまった。これがもっとはやくできるとよかった。
ただ1年以上かかって、これが自分のゴールじゃないかな、というのがやっと見つかってきた感があるから、そろそろ客観性を保てるようにはなりそう。
コーチング、色んな流派があ。過去からの影響を受けていない未来のヴィジョンからの逆算が本質なんでは?と感じて実践してから、変化の質を自覚しやすくなったしスピード感も出て。
気づいたらいつの間にか実現していた、というよりかは、日々納得感や満足感増えたのも嬉しい。
以前までのクライアントさん、正直目標達成なんて私は当たり前に達成サポートできてきたけど
ビジネス以外の全体、生活とか人生レベルで現状を超えるところまで変化サポートするにはどうしたらいいか?特に家族問題に踏み込めなかった課題が私はあったので、自分を実験台にしながらクリアにしてきた。
開業したてで事業の方のマネージャー業みたいなのが忙しいときだったので、個人コーチングはお休みしてもちょうど良い時期でした。
話が戻るけど、私はHSPらしい慎重さや恐怖心も不安も出る方でひどいと夜うなされる。
セルフリーダーシップっていう考え方は好きで、人から指図されるのも、無力感に陥ることにも過敏で、とにかくそれを避けたい。
甘えたり隠れたりせず自分で決めて行動を選びたいと思っているから、ゴールはいつも持ちたいな、と思う。
与えられた目標は色あせて見えるけど、自分で設定する目標は好き。
人からは、おとなしそうでいて実は気が強いとかワガママだとかこだわりが強いのか?と思われている場面も今回のホメオスタシス期間はあったと思う。見苦しかったかもしれない
ホメオスタシスは味方
その時どうしてワガママ発揮したか?の答えは、恐怖心と自信のなさでした。ホメオスタシスって、全体的(全人格的)なしごとなので、環境含めて足元から一瞬不安定になる感があったな、、、
以前「人間関係トラブル回避の極意」と言う記事で人に期待しないのがトラブルをうまない極意だよね、っていう話を書いたんだけど、そんな大事なことまで忘れて過ごしたのもいたいです。
更新し続けるゴールは、こんなに直前の不安を大きくするんだな
とわかった(人によるかとは思う)。ゴールに向けた行動も行き止まり感。
心や行動の変化だけじゃなくて、周りの人も、変化を察して引きずり下ろしにかかってきたり、邪魔してきたりもあり。それも本人たちは無意識っぽかったから、ホメオスタシスに気づいていない私もつらかった。気づいていれば「ああ、ホメオスタシスだな」でスルーできていたこと。
今回おもしろかったのは
意外な人がヨコから突然現れて騒ぎだしたことです。え?!ゴメンこの人いつから私に依存してたの?っていう発見があり。それまで隠れていた振りほどくべき人が見つかったのはよかった。
こういう、依頼心全開でぶら下がって来られてたのに気づかない関係性も動きを重くしていたんだな、と感じた。
仕事的にはちょうど現場のマニュアルをつくっていたり、就業規則の整備を進めていたので、まあそうだよね、という感じ。
自己実現はタイヘンだけどやる価値がある
自己実現をしようとするときは、ぶつかろうと思ってなくても人とぶつかるものだな、というのもわかりました。
本音を隠せば丸くおさまることは多いけど、それって個性には向かっていない。(関連記事:HSPの生き方と天職)
人間なら私はゴールは持ったほうがいいと思うし、少しずつでも行動に落とし込んでつづけることだし、私は人とぶつかったとしても妥協したりゴールを下げたりはしないようにしています。
その方が世に貢献できる人になれると思ってるしその方が自分が成長できるし、結果として周りも幸せになる。
長くなってしまったので、明日の記事に、「本音」や「自分のゴールを支える自分軸」HSPやエンパスの研究者はリーダーについてどう言っているか?などの内容つづきます。
コメント、フォローなどお待ちしています。
【関連記事】
HSPさんはリーダーを目指そう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?