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ファスト&スロー | 1章ずつ要約

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ファスト&スローを1章ずつ要約してます。
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2023年9月の記事一覧

ファスト&スロー | 第1章登場するキャラクター

ファスト&スロー | 第1章登場するキャラクター

ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。

システム1(速い思考) とシステム2(遅い思考)個性や能カや欠点を備えた脳の中の行動主体。
本書では「架空のキャラクター」として扱われる。

システム1
自動で高速 自分でコントロールしていない
⇒「印象や感覚」担当

システム2
知的活動に注意を向ける
代理、選択、集中などの主観的 経験と関連付けられる
⇒「明確な意見や計画的な選

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ファスト&スロー | 第2章 注意と努力

ファスト&スロー | 第2章 注意と努力

ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。

知的努力

システム2は、努力や自制を要する仕事ができる。
※普段、システム2は怠け者で、どうしても必要な努力以上のことはやりたがらないが。

使える努力の量は決まっている(注意力の精妙な分配)
→そのため、システム2では、最も重要な活動に必要な注意力を確保する。残った注意力を、その時々の別のタスクのに振り分ける。

あるタスクに習熟

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ファスト&スロー | 3章 怠け者のコントローラー

ファスト&スロー | 3章 怠け者のコントローラー

ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。

システム2の特性(怠け者のシステム2には限界がある)

システムには、自然なスピードがある
→その範囲内であれば負荷少ない

セルフコントロールによって、システム2は忙殺される。(※)
=セルフコントロールは努力(=リソース)を要する、知的作業の一形
→システム2が忙殺されている時は、システム1が行動に大きな影響を持つようになる(=直

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ファスト&スロー | 第4章 連想マシン

ファスト&スロー | 第4章 連想マシン

ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。

システム1の驚くべき仕組み-連想マシン

連想には一貫性が保たれ、ひとつひとつが他と関連づけられ、支え合い、強め合う(=連想一貫性がある)
記憶→感情をかきたてる→顔の表情や他の反応を促す→感情を強める→感情に即した考えをより強める

→短時間で同時に、認知的・感情的、肉体的反応の自己増殖パターンを生みだす。

認知は身体化されて

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ファスト&スロー | 第5章 認知容易性

ファスト&スロー | 第5章 認知容易性

ファスト&スローを読んで、1章ずつ、内容を簡単にまとめます。

認知容易性

人間は、脳の中でたくさんは情報処理を同時に行っており、いくつもの重要な質問に対する答を常時アップデートしている。 特に何もない時は、認知は「容易」で、システム1が自動的に行う。
問題が発生し、注意や努力を要するとさは、認知に「負担」がかかり、システム2の応援が必要になる。

記憶の錯覚

前に見に単語をまた見るときには認

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