子育てって結局なに?それは「ありがとう、さよなら」をすることだ。と悟った話
☆さいしょに☆
現在、子育て8年目、2児の父親になって8年です。
なぜだかわからないんですが、ふと子育てをふりかえってみました。
けっきょく子育てってなんなのかと。
つまるところ、ボクのなかでは
「ありがとう、さよなら。をすることだ!」
と悟ったのです。
もしよかったら、理由を聞いてみてもらえますか?
☆つばめの子育てをみて悟る☆
ボクの会社には毎年つばめが巣をつくります。
この季節はつばめの夫婦も子育てにおおいそがしです。
それを見ながらボクは、「おたがいがんばろうな。」と思っていました。
ところで、つばめの子ってなんで巣立っていくんですかね?
これはボクが思うに、「巣がパンパンになるから巣立たざるを得ないんじゃないか。」ということです。
つばめが巣立つちょっとまえの巣を見たことがありますか?
巣のなかはつばめたちであふれかえっています。
このままいくと、おもさに耐えかねて、巣がおちるんじゃないか?と思うほどです。
それで、しかたなしにつばめの子どもは巣からでていくんじゃないかと思いました。
☆「うちの子になりなよ」という本を読んで悟る☆
何年かまえ、「うちの子になりなよ」という本を読みました。
これは、漫画家の古泉智浩さんが書いた本です。
コミックエッセイになっていて、とても読みやすいのでオススメです。
内容は、ヒトコトでいうと里親になることを決心し子どもを育てるというお話です。
著者自身の実体験でとても興味深く、かといってそこまで重すぎず。
とてもいい本だと思います。
それで、じぶんの子っていったいなんなんでしょうかね?
そんなことを考えました。
自分の子。自分が産んだ子。自分の妻が産んだ子。自分の妻も生んでないけど自分の子。自分の遺伝子を持った子。自分が育てている子。
ボクがいま育てている子は、どんなじぶんの子なんでしょうか。。。
たしかに、じぶんの子ではあります。でも結局は巣立っていきます。
つばめの子のように。
巣立っていった子どもは果たしてじぶんの子なんでしょうか?
逆に巣立たないうちはじぶんの子なんでしょうか?
おとなになり、社会人になったじぶんの子は、じぶんの子なんでしょうか?
じぶんの子も家族をもち、自分と同じように子育てをするようになる。
それでもまだ、じぶんの子なのでしょうか?
たしかにじぶんの子だけど、ずっとじぶんの子かと言われるとそうじゃない気がする。
子育てって不思議ですね。
☆娘に「新しい家に引っ越したい」と言われて悟る☆
おとといの話です。
6歳の娘と一緒におふろに入っていました。
そのときに娘からこんなことを言われました。
「なぁなぁ、あたらしいおウチに引っ越したい。」
たしかに、今住んでいる家は古いです。
ほぼほぼ古民家ですね。それは認めます。
だけど、ボクはいまの家と暮らしが気に入っています。
なので、引っ越す気はないんですね。
娘には残念ですが。
ボクの家のまわりには、あたらしいキレイな住宅が建っています。
そのなかには、娘の友だちの家もあります。
隣の芝生は青く見えるもの。
娘があたらしい家に引っ越したい気持ちはわかります。
それで、もしも、ホントにあたらしい家に引っ越したいと思ったら。
娘がとれる選択肢は一つ。
この家をじぶんで巣立つことです。
だって、ボクたち夫婦はあたらしい家を建てる気はありませんから。
そしてボクは悟ったんです。
「あぁ、娘は二十歳ぐらいでこの家を巣立っていきそうだなぁ~。新築のアパートに。。。」と。
☆まとめ「さよならは、またいつか会おうねという意味だ。」と悟った☆
けっきょく、子どもはいつか巣立っていきます。
そのときに思うことがあります。
それは、「理想的な巣立ちってなんだろう?」ということです。
理想的な巣立ち。
ボクが思う理想的な巣立ちは
「ありがとう、またいつか!」
といって巣立っていくことです。
2番目に理想的な巣立ちは
「こんな古い家住めるかぁ!もう出て行ってやるッ!」
といって巣立つことです。
つばめの言葉はわかりません。
ですが、つばめの子どもはこうやって巣立っていると思っています。
さて、反対に1番最悪なのはなにか?
それは、、、巣立たないことですね。(笑)
以上、子育ては結局、「ありがとう、さようなら。」をすることだと悟った話でした。
読んでいただいた皆様ありがとうございました。
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