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【Y2KB】トレンドの2000年代カルチャーはビューティでもビックトレンドとなるか【2022年3月号】

こんにちは、LIPS編集部です。ブランド広告主様に向けてマーケティングの支援をしている『LIPS Labo』。今回は、Z世代を中心に2022年のトレンドとして注目を浴びている【Y2K】をピックアップ。カルチャーやファッションの面で大きなトレンドとなっていますが、ビューティ面でユーザーはどのように感じ取っているのか?【Y2K】カルチャーに付随するビューティトピックを、新たに【Y2KB】(Y2K Beauty)と称し、ここから大きなトレンドが生まれるかをアンケートを実施し、調査いたしました。(※LIPSユーザーを対象にアンケート。集計期間:2022年3月3日(木)〜9日(水) n=4,099)

1、2022年の大きなトピックといえば【Y2K】

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Z世代を中心に、厚底シューズや腹見せスタイル、ミニ丈のスカートなど2000年代に流行したギャル文化に通じるファッションや、ギャル文化のカルチャーが注目を集めています。

特に、LIPSユーザーからも支持を集めるK-popカルチャーでは、当時のギャルファッションを彷彿とさせるコーディネートが人気なのもポイント。

Y2Kとは、「Year 2000」の短縮形(Kは、近年SNSのフォロワー数などで浸透してきた1000を表す単位)で、そんな2000年代を表すスラングとして使用されています。

ファッションやカルチャーの面で注目を集めていますが、当時のギャル文化で流行した「バサバサまつ毛」や「グリッターメイク」など、メイクや美容面でもトレンドになるかを調査。

実際2000年代に流行した細眉も、今年らしい今どき眉として注目されています。ヘアメイクアップアーティストの小田切ヒロさんの公式YouTubeチャンネルでは、「スキニーブロウ」として紹介されています。

かつての細眉をアップデートしたような印象で、全体がタイトで細長いというのが特徴のよう。

ファッション業界では、流行は20年で繰り返されるとも言われます。ファッションとビューティは切っても切れない関係であるからこそ、ビューティの面でもトレンドはリバイバルされるのではないか、とLIPS laboでは仮説を立てました。

今回は、2000年代に流行したギャル文化からメイクやヘアスタイルなどについて、トレンドとなったトピックをピックアップ。

・バサバサまつ毛
・ブルーアイシャドウ
・囲み目メイク
・ヌーディリップ
・グロッシーリップ
・ピンクチーク
・グリッターメイク
・目頭に白ライン
・小麦肌
・ハイトーンヘア
・メッシュヘア
・ウルフカット
・逆毛

 上記のトレンドから、リバイバルしそうなものや実際にユーザーが挑戦したいものをアンケート調査いたしました。

2、5人に1人のLIPSユーザーが【Y2K】を認知。
  潜在的認知は高いと予想。

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まず、そもそも【Y2K】の認知度を調査しました。結果ユーザーの約2割、5人に1人が【Y2K】という言葉を知っていると回答。

アンケートでは【Y2K】という言葉自体は知らなくても、SNSを通じて2000年代のカルチャー(特にギャル文化)が流行している認識があると答えた方も多かったのが印象的です。

世代別での違いを見てみると、10代・40代以上に割合が高いことがわかります。10代を中心したZ世代から波及し、TikTokやTwitter、Instagramで当時のギャル文化を懐かしむ投稿が拡散され、それをみた40代以上(20年前に20代)が懐かしむという傾向があり、認知されたのではないかと推測されます。

3、ユーザーが思うトレンドになりそうなトピックは?

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先述したY2K的なビューティトレンドから、リバイバルしてトレンドになりそうなトピックを調査。

結果「グリッターメイク」「ヌーディリップ」「ウルフカット」「ハイトーンヘア」「囲み目メイク」が上位に挙げられました。

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世代別で見ても、上記にあげた5つが人気なことが分かります。

「すでにSNSでよく見かける」「今見ても可愛いと思う」「韓国っぽい」「色んな人が真似しやすい」という声が多く上がっていました。

また、コロナ禍においてマスク生活がデフォルトとなる中、目元に注力したメイクが気になるという声も、時勢を反映した印象的な回答に。

4、ユーザーが実際にチャレンジしたいと思うトピックは?

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またユーザーがチャレンジしてみたいと思うトピックを調査すると、トレンドになりそうという質問と同様「グリッターメイク」と「ヌーディリップ」が1、2位という結果に。続いて「ハイトーンヘア」「バサバサまつ毛」「囲み目メイク」がランクイン。

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世代別で見ると若年層の10代・20代が「グリッターメイク」、30代・40代では「ヌーディリップ」が1位という結果に。

グリッターメイクでは、
・グリッターメイクをワンポイントで入れてみたい
・派手に見せる部分を作るのが可愛いから
・キラキラはテンションが上がる
・すぐに取り入れられる

ヌーディリップでは、
・口元はヌーディが可愛い
・大人でもチャレンジしやすそう
・色気が欲しいから
・ヌーディなカラーで派手すぎない演出をしたい

という声が。

ここから【目元には派手さを、口元はヌーディに】という傾向があるように感じられます。

【目元には派手さを】という点では、「バサバサまつ毛」や「囲み目メイク」も、派手さといったキーワードでコメントが多く寄せられていました。
目を大きく見せたいカラーで遊ぶことで今っぽさが出るからというコメントからも、これらが2022年のメイクトレンドの鍵になるのではないかと推測します。

5、次回は2022年、今なりたい顔を調査!

次回のLIPS laboでは、SNSを中心によく見かける「動物顔」に注目。
ユーザーが今なりたい顔は、どういった顔なのかをアンケート調査を実施し、分析します。あわせてこれまでのトレンド顔の変遷を辿ることで、2022年下半期以降に注目となりうるトレンドを予想できればと思っております。


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過去の記事はこちらから
【美容トレンドの今】キーワードは透明感。この春、「ラベンダーカラー」に注目!【2022年2月号】

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