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Living in Peace創設13周年によせて 共同代表 中里晋三より

10月28日にLiving in Peaceは創設13周年を迎えます。

人間で13歳というと、「〇歳からの~」という本の多くがこの年代を対象とするように、来たるべき変化の予兆を感じつつ、新たな可能性を模索しようとする時期でしょうか。私たちもまた自らがそうしたステージにいることを自認し、新たな展開を模索しています。

2020年という、当初誰も予想しえなかった仕方で社会が大激変を蒙り、決して忘れられない年となった本年、多くの方に支えていただくなかで、私たちは幸いにもより大きな風を帆にはらませながらの前進を感じられています。

本業を持ちながらのパートタイムという活動スタイルでは、100名を超えるメンバー数も活動総量で見たら小さなものでしょう。実際、ある国際機関の分類では、専従スタッフのいないLiving in Peaceは"micro organization"でしかありません。

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Living in Peaceは、メンバー全員が本業を持つビジネスパーソンとして活動を行っている

その決して大きくないだろう成果は、いわば多様な無数の小人たちが日々のたゆまぬ活動のなかで生み出しているものです。

国外で活動したり、従来にない職業領域から参画したりするメンバーも増えるなか、大きな変化への適応が急務だったこの3月以降、組織の多様性が柔軟な対応力につながることを知られたのはひとつの気付きでした。

しかしそれ以上に、私がLiving in Peaceの最核心と考える徹底してビジョン・ドリブンでありうること、つまり生活の糧が他であるからこそ、徹底して理想を追える強みを、私自身はこの期間、繰り返し意識しました。

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slack上で毎週リマインドされる、Living in Peaceこどもプロジェクトの趣意書

それこそ私が8年前に活動に参画した当初、右も左も分からないながら「ここでは"正しさ"を愚直に目指せるのだ」と私をもっとも惹きつけたものであり、また前代表の慎が時折口にした「それはお天道様に恥じないか」という言葉にも表れた価値観の体現だろうと思います。

活動に携わるメンバーが変わり、また活動領域がより多様になろうとも、この根幹が揺らがないことが私たちの活動を変わらずに前進させてくれる力になると信じています。

そして13周年という節目に今後活動の成熟を想うとき、「小さな組織」でしかない弱さを強みに変えること、ときに徒手空拳で社会課題解決に挑まざるえない集団として、徹底して理想を追うという志向を今後も肝に銘じて、そうした青年の若々しさをもって歩みを進めていきたいと考えております。

みなさまにおかれましては、どうぞ今後ともいっそうのご声援をお願いいたします。

認定NPO法人Living in Peace
共同代表 中里晋三

―お知らせ―

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