見出し画像

#36 傷つけた心の傷の一番の治療法

Q:人を傷つけたこと、ありませんか?

わたしはあります。自覚しているだけでも沢山あります。

無自覚のものもあると思います。




最近、自分が傷ついたことや、傷ついている人の話を聞いていて

気づいたことなのですが


傷が完全に癒えたなと感じるときは

その傷をつけた本人に癒やしてもらうことが

一番即効性のある治療薬だなと思いました。

もちろん、傷ついている自分と向き合うことによって

気づきがあり、成長して癒えていく場合や

他の人や時間が解決してくれる場合も癒えることは癒えます。

その方が良いときもあると思います。

ただそれらの方法だと、傷が癒えるまで気力と時間がかかるなぁと思います。



そして、傷つけた側からすると、傷を癒やすことは

簡単なものではありません。

時間が経っていたらなおさら困難な治療になると思います。

時間が経つと記憶は脚色されやすく、もしその傷を違う人が違う方法で

癒やしたあとだったらもう手をつけられないかもしれないからです。

そして一番厄介なのは、お互い傷ついた時。
一方的に傷つけていたらすぐ謝れるけど
こちらもひどく傷ついた時はなかなか動けないです。だいたいそういうことが起きるのは深い関係の人というのも厄介です。傷も深い(笑)

お互い深い傷が癒えないまま、時間が過ぎていつのまにか離れているというのが多い気がします。



先日うえぞう。さんが書いてくださった記事とリンクしているような気がします。


傷つき傷つけた事実は自分の中にも残ります。

理解することを諦めて、自分から突き放したはずなのに、なぜか孤独になるのです。そしてこんなに辛いことなら、傷つき傷つけてしまうほど理解し合いたいと思わなくなります。

言葉にすると悲しいですが、わたしはそうでした。今もそういうところがあります。


もし誰かを傷つけてしまったと思ったら、

早めにどうして傷ついたのかを可能な限り明確に知って

それを理解して受け入れることが大事なんじゃないかと思います。


心を開いてくれない人と向き合うことは大変なことだけど、それでも理解しようと思える人のことは諦めなければ癒やすことができると私は思うのです。


それはその人の言うことを聞くとか自分を悪者にするというわけでないと思っています。まずはどうして傷ついたのか理解することが大切だと思います。それが分かれば何ができるか、きっと分かるはずです。

そしてこちらも傷ついたのなら、そのことを言えばいいと思います。もし相手が理解してくれなくても、言えただけでスッキリすると思います。


自分が傷つき相手のことも傷つけたなと思う経験を、最近しました。

そして、普段マッサージのお仕事で、癒やしを感じてもらいたいと思って真剣に仕事をしていて気づいたことが

「悩みや傷がある人が本当の癒やしを感じることができるときは、その根本の悩みを解決できたときで、私自身が癒やしを提供するんじゃなくてサポートするんだ」ということです。



全員は難しいかもしれませんが、せめて寄り添いたいと思う人の傷は癒やせる人でありたいと思います。


変われ!!!自分!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?