やっと、な クレーム・ブリュレ
復活祭の休暇で帰省していた次女、連日キッチンで何やら作っていた。
ニョッキ、にんじんケーキ、そして「クレーム・ブリュレ」。
バニラ風味の濃厚なクリームデザート、仕上げに砂糖を表面に振り、バーナーで炙ってカラメル状にカリッとさせるのが特徴だ。
フランスにいたときは、これといって好んで食べているようではなかったが、ドイツに来てからたまに「作って」と言われることがあった。
そのたびに「そうね、バーナーがあったらいいね」と言って、延び延びになっていたのだった。(実はトースターや高温のオーブンでもできないことはないらしい)
月日が流れ、何年か前のクリスマスに次女からこちらのミニバーナーをプレゼントしてもらった。
こうして「やっと」念願のクレーム・ブリュレを作ることができたのだった。
実のところ、その後は主に魚介を炙ったり、焼き豆腐にするのに使ったりと、またクレーム・ブリュレからは遠ざかっていた。
そんなわけで久々のクレーム・ブリュレ。
もう少し浅く広い器がベストだが、ココットで。
しばらく冷まし、スプーンで表面を軽く叩くと、今度はコンコンといい音が。
大学の休暇はもう少し続くが、休み明けが期限の提出物があるらしく、今日これから帰っていく。
次の帰省のときには作って待っていようか。
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