秋、ひと足お先に
昨日の早朝、ドイツに戻った。
空港を出て、まだ夜が明けきらない深い霧の中で大きく息を吸い込むと、冷たい空気に咳込んでしまった。
家に着いてとりあえず冷蔵が必要なものを収めたり、シャワーを浴びたりしてもまだお昼前。
午後には眠気に襲われたが、ゆっくり荷解きをして過ごした。
あれもこれもと買い集めた物たちは、たとえば日本ではありふれた食品であっても、ひとつひとつが小さな思い出の印になる。
そんなものを手にとって片付ける時間はなかなかいいものだ。
とはいえ、すぐに手をつけるのはもったいない、と保管しているうちに、大幅に賞味期限が切れてしまう、ということも多い。(もちろん期限切れでもいただきますけどね)
今回はそうなることを少しでも避けるため、賞味期限も記入した簡単なリストなど作ってみた。好きな時間を引き延ばそうという狙いもある。笑
夜は母の故郷から届いた新米を炊いた。
父が近所のホームセンターで精米してきてくれたものだ。
それと、小分けにして冷凍にする前に取り分けた明太子。あぁぁ、おいしい。
そんなこんなで、なんとかこちらの時間に合わせて就寝。今朝は5時ごろまで目を覚まさず、今のところはいいペースで時差に順応できているのではないかと思う。
さて、きょうも相変わらずぐずついたお天気で、一日中気温の変化がほとんどない。
しばらくは日照時間の少ない日が続きそうだ。
9時すぎごろ、雨が降る前にとオーストリアの次女に箱を作って発送し、帰りにスーパーに寄ってきた。
同じく午前中に済ませたかった道路とガレージの落ち葉掃きは間に合わず、雨が降り出した。
しばらくはゆっくりペースで過ごすことにしましょうか。
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