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1日1万歩、できなければ速歩で挽回

(リンクDEダイエットで2022年にアクセスが多かったニュースです)

速いペースで歩くことは、日々の歩数の多さ以上に認知症、心臓病、がん、および死亡のリスクの低下と関連しているようだ、という豪州シドニー大学などによる、歩数と健康に関する過去最大の研究。

この研究では同時に、認知症、心臓病、がん、および死亡のリスクが最も低くなるのは歩数だけで見た場合、1日9,800歩であることも明らかにされた。「健康を守るためには、理想的には 1 日 10,000 歩を目指すだけでなく、より速く歩くことも目標にすればよいということです」と共同筆頭著者のアーマディ博士は述べている。

研究チームは、英国バイオバンクのデータを利用して、40~79 歳の英国の成人 78,500人の歩数データと7年後の健康状態の関連について調べた。参加者には、加速度計を手首に装着してもらい、7日間にわたって身体活動を測定した。そして、参加者の通院・入院等の健康記録とリンクさせて分析を行った。

その結果、歩数が1日2,000歩増すごとに早死のリスクが 8 ~ 11% ずつ減少し、この効果は1日約10,000歩まで高まっていったという。

速いペースでの歩行は、毎日の総歩数以上に全ての結果 (認知症、心臓病、がん、および死亡) に有益な関連性を示した(歩行強度の尺度・30分間ケイデンスピークが1分あたり112歩でリスク62%減)。

出典は『JAMA内科学


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