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睡眠に問題がある? 運動してみたら!

心肺フィットネスが良好な人は、医師からの睡眠薬の処方が必要になる可能性が低くなるようだ。これは、健康であると睡眠の質が向上することを示唆している。ノルウェー科学技術大学からの報告。

研究者らは、ノルウェーの大規模なトロンデラーグ健康調査(The HUNT study)の参加者データをレビューした。1984 年の調査開始以来、トロンハイムから合計 24 万人が調査に参加した。これまでに 4 回の調査が行われている。

健康調査により、研究者らは人々の健康が何年にもわたってどのように変化しているかを追跡できた。今回、研究者らは HUNT データをノルウェーの処方箋データベースからの情報にリンクした。3 回目の HUNT 研究 (2006-08) の参加者(34,357人、平均年齢51.5歳、53.9%が女性)は、2018 年 1 月 1 日まで追跡された。

「参加者のほぼ 5,800 人が、研究期間中に最初の処方箋睡眠薬を受け取りました」と筆頭著者のリンダ・エルンストセン准教授は言う。

これは、参加者の睡眠の問題の約 17% が、医師からの処方箋が必要なほど深刻だったことを意味する。しかし、心肺フィットネスが良好な状態にあった参加者は、これらの処方薬の使用が少なかったという。

「この調査結果は、身体的に健康であることが睡眠の質を高めるのに役立つことを示唆しています」とエルンストセン准教授は述べている。

残念ながら、身体活動の有益な効果は女性よりも男性の方が強かったという。調査結果は、最も健康な男性は、厄介な睡眠の問題のために薬を必要とするリスクが 15% 低いことを示していた。

「最も健康な女性の対応するパーセンテージ リスクは、はるかに低いものでした。しかし、睡眠に苦労している女性でも、体調を整えることで恩恵を受けることができます」とエルンストセン准教授は述べている。

「私たちの調査結果は、フィットネスを改善または維持することが、睡眠障害を予防するための効果的な代替手段になり得るという考えを支持しています。」

出典は『Mayo Clinic Proceedings


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