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白いハコのイベント「コアキナイ」の哲学カフェに参加して、受け取ったこと

9/14(土)、15(日)で向ケ丘遊園駅前のGINZA FORESTに在る白いハコにて「コアキナイ」が開催されました。

ここで簡単に白いハコと「コアキナイ」について説明します。

白いハコのウェブサイトには下記のうように書かれています。

街のヒト・モノ・コトが集まる箱。
人が集い、学び、遊びを自由に表現できる大きな白い箱をイメージ。多目的に使えるレンタル&コミュニティスペースです。

白いハコ


「コアキナイ」については白いハコのインスタグラムに下記のうように告知されていました。

ハコメンコアキナイとは··· 昨年、 向ヶ丘遊園駅前にできた本のコミュニ ティススペース 「駅前本棚」 現在46名ほどの メンバーが1箱にそれぞれの本を紹介しなが ら活動しています。 また、 今年スタートしたハンドメイドコミュ ニティ 「駅前ハンドメイド」 現在6名様のハ ンドメイド商品を店頭ガラス面にて販売されています。
今回は日常のお店番企画を 白いハコ全体を使ってみんなで紹介します! 大人も子どももどなたでもいらして下さい。

白いハ、コインスタグラム

今回私はその中の本棚メンバー(ハコメン)ムラケンさんの「哲学カフェ」に参加してきました。

その感想を書きたいと思います。

ムラケンさんの哲学カフェについてムラケンさんのnote記事がいくつかあるので、ぜひ読んでください。


なぜ哲学カフェに参加したかったの?

息子たちの不登校で本を読む中でスピノザに出会い、とても胸に響きました。

人はどう生きるのか。

トラウマやレジリエンス、無意識、脳の仕組みや発達、心理、対話、傾聴、オープンダイアログ、NVCなどの本を読む中で、自分に在ることから生きること、それを聞き合うこと、支え合うことの大切さオンラインの講座やコミュニティの中でも感じてきました。

白いハコの本棚オーナーになったのも、リアルで同じ地域に住む人たちとそれぞれに在ることを聞き合う場を創りたくて、いろいろな人にその夢を語っていたところ、白いハコにつながりました。

地域の方たちとそれぞれの中に在ること分かち合いたい。
共に自分の願いを生きるサポートが出来たらいいなと思うように。

そんな願いから以前から哲学カフェに参加したいと思っていました。

でもなかなか時間が合わず、今回やっと参加できて、本当に嬉しかったです。

哲学カフェに参加して、受け取ったこと

今回の哲学カフェのテーマは「恥ずかしい」になりました。

まず全体の感想として、

それぞれの体験が在り、そこから感じたことや大切にしたいことが在る。

皆さんの言葉を受け取って、自分の中を通ることで、今までとは違う視点や問いが生まれるなと思いました。

自分の思い込み、固定観念かもしれない。
改めて問い直したい。

そう感じました。

また自分が感じてきたこと、考えていたことの理由や大切にしたかったことにも気づけるなと思いました。

分かち合うことの豊かさを感じています。

また今回参加した人と次回在った時に安心して話しができそうだなと感じました。


胸に響いたこと

今回胸に響いたことは3つ。

①恥ずかしいという言葉で連想するものがそれぞれ違うし、感情の質感やその感情を表現する言葉も違うかもしれないと思いました。

昨日の対話の中で出た恥ずかしい、緊張する、怖いなどが似たようなことを表現しているのか?

もっとそれはどんな感覚なのかを聞いてみないとその人の中で感じた感覚、感触、情景はわからないなと感じました。

ここはもっと深掘りしてみたい。

②体験によって、恥ずかしいと感じることや恥ずかしさの度合も違うんだろうなと思いました。

普段「恥ずかしい」という言葉で簡単にわかったような気になっているけれど、それがなぜそう感じるのか、どれだけの衝撃なのかは一人一人違う。

その人にとって思いが強いことはもっと丁寧に聞いて、大切に受け取りたいなと思いました。


③自分の中で大切なもの、価値が在るものがわかってくると恥ずかしさを超えらえる。

これは私が最近感じていることと同じだなと思って聴いてました。

最近願いが強ければ怖れを内包していけるのではないかと感じていて、実際にそれを体験し、確信を持って語っている方の話しを聞けて、安心とパワーをもらえました。

息子たちが不登校、ひきこもりになって、自分もすごく自信や力をなくしていました。

表面的には元気で、息子たちと出かけたり、家でいろいろな体験をしてきましたが、内心は自分の努力や能力が足りないのではないか、自分がダメだからではないかという思いをずっと心の奥に抱えて、誰にも言えずにいました。

そこから読書や講座での学びの中で息子たちと対話をしたり、自分の感情やニーズ(願い、満たしたいもの、価値観、大切にしたいこと)などを受け取っていく中で、それぞれニーズが違うことがわかってきました。

そして自分の大切にしたいことが少しずつわかってきたり、息子たちが自分の大切にしたいことに触れる機会を持てるようになってきました。

誰かの正しさや評価ではなく、自分の満たしたいものを選択したり、願いを生きることがとても大事だと思うようになりました。

でもココにすごい怖れが在ることもわかってきました。

大切にしたいことだから怖れが強い。

息子たちだけでなく、私も同じです。

怖いことを蹴散らして、良いと思いことを必死にやってきたけれど、それが自分の大切なことにつながらなかった。

でも自分の中に在ることを受け取って、理解していくことで明確になる。

自分が何を大切にしたいのか、何に時間とエネルギーを注いでいきたいのかが少しずつ見えてきて、白いハコの本棚オーナーやお店番、noteやインスタの発信も恥ずかしい、怖い(私にはここが本当に課題)を受容したままトライしています。

何者でもない自分、それでも願いが在る。

それを表現したり、大切にしたい。

それは恥ずかしい、怖いを包み込むと感じます。


今回も恥ずかしいの奥に在る大切にしたいことがわかるといいなと思いました。

これから問い直していきたいと思います。


哲学カフェに参加して生まれた問い

今回哲学カフェに参加して、先ほど書いたように改めて問い直してみたいこと、深掘りしたいこと、語り合ってみたいことができました。

日常で出会う体験からもこの視点で問いを立ててみたいと思います。

新たな視点、いくつもの視点を持つことは自分を自由にしていくものだなと思います。

自分が教えられてきたこと、体験から感じたり、考えてきたことだけではなく、他の人の体験や感情、思いを分かち合ってもらうことで、生まれる問いや視点を大切に感じてみたいと思います。

ぜひまた機会があれば参加したい。

皆さんも良かったら今後の「哲学カフェ」に参加してみてください。

白いハコのインスタグラムの9月のスケジュールの投稿のリンクを貼っておきます。

ムラケンさんのインスタグラムは上に貼ってあります。

フォローしてスケジュールを確認してみてください。


私の今月のお店番は9/19(木)10時~15時です。

インスタグラムのご案内とnoteに何を大切にしたいのかを書いています。

哲学カフェと同じで、評価や正しいことではなく、それぞれの中に在ることを語り合えたらいいなと思っています。

良かったらおしゃべりに来てください。




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