見出し画像

Z世代が2023年楽しみにしているイベントは「クリスマス」が1位、女性は「夏祭り/花火大会」も人気

LINEリサーチでは、全国の15~24歳の男女を対象に2023年に楽しみにしている行事やイベントについて12月初旬に調査しました。年間を通してどのような行事やイベントが若者に人気なのかみていきましょう。

1.「クリスマス」が総合1位、「大晦日」「お正月」「夏祭り/花火大会」も上位

15~24歳の男女に、2023年に楽しみにしていて、積極的に参加したい行事やイベントについて聞きました。また、その中でいちばん楽しみにしている行事やイベントについて、具体的にどんなことをしたいか自由記述で回答いただきましたのでランキングと一緒にご紹介します。

総合1位は「クリスマス」で4割超という結果に。クリスマスの装飾やイルミネーションで街中がクリスマスムード一色になるこの時期は若者にとっても楽しみなイベントのようです。「クリスマス」にどんなことをして過ごしたいと思っているか聞いたところ、クリスマスプレゼントやケーキ・チキンを食べる、パーティーに加えて、イルミネーションを観に行く、恋人や友だちと一緒に過ごすという回答がみられました。

2位以降は僅差で「大晦日」「お正月」が続きます。冬休みにゆっくり家族や友人と過ごせる時期ということもあるのかもしれません。「大晦日」は年越し蕎麦を食べる、テレビで紅白歌合戦やジャニーズカウントダウンを観るという回答も。「お正月」はおせち料理を食べる、親戚に会う、お年玉、初詣に行くなどの回答がみられました。12月初旬に調査を実施したこともあってか、冬関連の行事やイベントがTOP3となりました。

4位には「夏祭り/花火大会」が3割弱でランクイン。花火大会や屋台の食べ歩き、浴衣を着てデートしたいなどの回答がありました。

2. 女性は「クリスマス」「夏祭り/花火大会」「バレンタインデー」「ハロウィン」が人気!年齢層で違いも

続いて男女年齢別の傾向をみていきましょう。
すべての年齢層で「クリスマス」が1位に。その中でも女性はすべての年齢層で5割超と男性に比べて割合が高い結果でした。2位以降では各年齢層で違いがみられる結果になりました。

15~18歳では男女ともに、「学園祭/文化祭」が3割前後で2位にランクインし、女性15~18歳では4割弱と高めでした。クラスやサークルの出し物や企画、ダンス、友だちとの交流などの回答がみられました。また、「運動会/体育祭」も男女ともに15~18歳で7位となっています。高校や大学といった学校行事の機会が多いこの年齢層にとって楽しみな行事となっているようです。

男女19~22歳と男性23~24歳では「大晦日」「お正月」がTOP3に入っています。
割合は低いものの、19~22歳と23~24歳の層では「夏フェス」が1割台と15~18歳の層と比べてやや割合が高くなっています。好きなアーティストのライブに行く、推しに会いたい、友人と盛り上がりたいなどの回答がみられました。また、23~24歳の層では「花見」が1割前後と他の年代に比べてやや高い結果でした。桜を見ながら美味しいものを食べたり、ピクニック、写真を撮ったりする人が多いようです。

「大晦日」「お正月」「夏フェス」「花見」は年齢があがるほど割合が高くなる傾向にありました。一方で「クリスマス」「バレンタインデー」「学園祭/文化祭」「運動会/体育祭」は若い年齢ほど割合が高くなりました。

ランキングの掲載はありませんが、男女別の傾向をみると、女性全体で1位の「クリスマス」や2位の「夏祭り/花火大会」、5位以降の「バレンタインデー」「ハロウィン」が男性に比べ割合が顕著に高い結果でした。「バレンタイン」の楽しみ方として、チョコレートを作る・買う、友だちや家族とチョコレート交換、恋人にチョコレートを渡すという回答も。「ハロウィン」では、仮装をしたいという回答やユニバーサル・スタジオ・ジャパンやディズニーランドに行ってイベントに参加したいという人もいるようです。

男性全体では「特にない」という割合が16%で、女性の8%に比べて高くなっています。また、「夏祭り/花火大会」は男性でも4位にランクインしました。


年間を通して様々な行事やイベントがある中で、街中をデコレーションやイルミネーションで彩る「クリスマス」がもっとも人気でした。また、男女や年齢層で傾向に違いがみられ、それぞれの行事やイベントをどのように楽しむ予定なのか様子がうかがえる結果となりました。今年もスタートしたばかり、今後の行事やイベントが楽しみですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。「フォロー」と「スキ」をいただけると今後の励みになります。「スキ」は記事下の「♡」を押してください。「フォロー」の場合にはログインが必要になります。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~24歳の男女
実施時期:2022年12月1日~12月5日
有効回収数:4739サンプル
※回収比率は、[男性]15-18歳:19-22歳:23-24歳:[女性]15-18歳:19-22歳:23-24歳が2:2:1:2:2:1
※表/グラフ中の数字は小数第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。


【LINEリサーチについて】
『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは600万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?