デザイナーはプロダクトにどう想いを込めるのか。LINE NEWSでの制作プロセス
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デザイナーはプロダクトにどう想いを込めるのか。LINE NEWSでの制作プロセス

LINE NEWS

はじめまして。ポータルカンパニーデザイン室の金兵奈美です。私たちデザイン室では、LINE NEWSをはじめ、LINEのファミリーサービスのプロダクトデザインのUI/UXデザインを担っています。今後はLINE NEWSについて、デザインの観点からサービスをどう改善していったり、プロダクトにどうデザイナーの想いを込めたりしているのか、デザイン視点での内容を発信していきたいと思います。はじめに、先日公開した本ブログのメインビジュアルについて、作成の流れをご紹介します。

私たちが伝えたいことは何か

2020年6月に開設された「LINE NEWS」の公式note。LINE NEWSは月間利用者数7,500万人(2020年4月時点)という大きなサービスに成長しましたが、その実、裏側ではどういったことが日々繰り広げられているのかは、あまり知られていないように思います。どのような人たちが携わり、どんな考えを持って運用しているのか。そういった内側を発信したいという想いから企画がスタートしました。

LINE NEWSの、日々の配信のボリュームから想像すると、ニュースの配信システムが機械的に情報を発信しているように感じるユーザーさんもいるかもしれませんが、LINE NEWSはただ記事を集約・掲載するのではなく、編集や校閲、そして、私たちデザイナーやエンジニアといった人の手を介すことで成り立っているメディアプラットフォームです。

その根幹には、有益な情報を伝えたい。人々を楽しませたい。便利に使ってほしいという作り手側の熱い想いが込められています。
専門性が高く、個性的なメンバーが、現状に満足することなく、利便性を追求した改修を行ったり、より豊かな体験を届けるための新しい機能を企画したりと、日々制作に邁進しています。

noteを通してLINE NEWSの“中身”を知ってもらい、サービスをより身近に感じてほしい。

noteのメインビジュアルを作る上でも、制作側の想いを潜ませることはできないだろうかと思い、クリエイティブのアイデアをデザイナーと企画者が一体となって考えることから始めました。


デザインリサーチとアイデア出し

まず、はじめに私たちデザイナーが取り組むのはデザインリサーチです。他社のリサーチを含め、ビジュアルのベンチマークをしながら、伝えたいメッセージに即したビジュアルをアイデアスケッチに落としていきます。最初は幅を狭めず、色々な切り口で表現を探っていきます。いくつか出したアイデアのうちの一部を公開します。

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今回は、LINE NEWSのnoteのメインビジュアルを作成するということで、LINE NEWSに関わるメンバーの「人間味」を魅力的に伝えることを前提に、以下の3点をキーワードとしてアイデアの方向性を探りました。

1. 大規模なニュースサービスを運営する「オーソリティー感」
2. スペシャリストが集い、意見を交わしている「専門性・人感」
3. LINEの価値基準である「自ら楽しんでモノづくりをする姿勢」

左上の吹き出しの案は、チームの意見交換を経てサービスが形成されていることを訴求する案。右上の案は、LINEオフィスのカフェにあるレゴを使って「LINE NEWS」を形作り、チームで楽しくモノづくりをしていることを訴求する案です。

企画意図とアイデアをLINE NEWS編集部に説明し、より打ち出したい2、3を訴求できるレゴの案で進めることが決まりました。

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(LINEのオフィス内カフェに置かれているレゴ。テーブル面がすべてレゴになっており、好きに組み替えることが可能です)


アイデアをかたちに

コンセプト、アイデアが固まってきたタイミングでロケハンを決行しました。アングルやカラーリングなどを複数検証していきます。

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ロケハンで撮影した写真を元にラフカンプを作成。このタイミングで、編集・校閲を意識させるエッセンスとして方眼紙や鉛筆、手書き文字を入れることを思いつき、デザインに加えています。より人感が強調され、親しみの湧くものになりました。

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いざ本撮影!

ある程度完成イメージが見えてきたところで、本撮影に入ります。今回はLINEオフィスにある撮影スタジオを使って撮影をしました。noteのヘッダー画像は縦横比が特殊なため、周囲のブロックのバランスが偏らないようにレイアウトの微調整を繰り返し行いました。撮影した写真をすぐにデザインに当てはめて、違和感のない、きれいなバランスを模索していきました。

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ついに完成!

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周囲に散りばめられている手書きの文字や記号はスタッフの直筆です。複数人の手が入ることでより味のあるものになりました。


おわりに

今回の制作を通して、人の手を介して作られているLINE NEWS、その親しみやすさを感じさせるビジュアルができたと思います。本記事によってLINE NEWSをより身近な存在に感じてもらえたならば幸いです。ユーザーのためになる、楽しませるものを今後も作っていきたいと思います。


現在、LINE ポータルカンパニーでは、UIデザイナーの中途採用をオープンしております。デザインに興味をお持ちの方は採用サイトを是非ご覧ください。
https://linecorp.com/ja/career/position/1712


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